毎週金曜22:00からTBSで放送中、動画配信サービス「Paravi(パラビ)」でも配信中の山田涼介主演ドラマ『キワドい2人-K2-池袋署刑事課神崎・黒木』が2020年10月16日(金)についに最終回を迎える。先日、撮影がオールアップを迎え、最後のシーンを撮り終えスタッフから花束を渡された山田は「本当にお疲れさまでした!」と挨拶した。
第56回江戸川乱歩賞を受賞した横関大による刑事小説『K2池袋署刑事課神崎・黒木』が原作の本作。人情派の生真面目キャリア刑事・神崎隆一と超破天荒なキレ者刑事・黒木賢司、性格も価値観も捜査方針も正反対の超凸凹バディが事件捜査のたびにお互いの主義主張がぶつけ合い、衝突を繰り返しながら事件に挑む姿を描いている。
時にぶつかり合いながらも、事件捜査や共同生活を通して互いへの理解を深め、個性豊かな刑事が揃う池袋署・強行犯係のチームワークと結束力も次第に強固なものになっていた。しかし、第5話では2人の父親・賢造(椎名桔平)が関係していた22年前のファミレス立てこもり事件の真相が明らかになり、神崎と黒木は異母兄弟ではなかったことが判明、物語は急展開を迎えていた。自分の出生の真実を知り、黒木や賢造に対して疑心暗鬼の気持ちが芽生えた神崎。黒木の制止を振り切り、飛び出した神崎が選んだ道とは・・・。
最終回の展開も気になる本作がついにクランクアップ。山田はハードな撮影を走り抜き、無事にクランクアップを迎えたことに安堵の表情を見せ、一足先にクランクアップを迎えたバディ・田中に向け「この作品で圭ちゃんと共演できたこと、現場でも本当のお兄ちゃんのように接してくれたことがとてもうれしかった」と語った。初共演ながらも「涼ちゃん」「圭ちゃん」と呼び合い、絆を深めてきた2人。劇中では正反対な性格ゆえにたびたび衝突する神崎と黒木だったが、実際はあまりにも似ているところが多く、周囲も驚くほどの相思相愛ぶりだった。
山田の言葉から2人の熱い友情が垣間見えるが、先立ってクランクアップを迎えた田中も「この作品で最高のバディ、最高の弟に出会えました!」とコメントし、山田との初共演を大いに楽しんだ様子が伺えた。
以下、山田、田中のコメント全文を紹介。
◆主演・山田涼介
この大変な状況の中、酷暑もあったりして撮影はとてもハードで体力的にも大変でしたが、キャストがふざけたりしているときにはスタッフの皆さんも一緒に笑ってくれたりと、とても温かい現場で主演を務めることができてとても幸せでした。(オールアップの)この場に圭ちゃんがいないことがちょっと残念ではありますが・・・。圭ちゃんと共演できたことが本当にうれしくて、お兄ちゃん役が圭ちゃんで良かったです。現場でもお兄ちゃんみたいに接してくれたことがとてもうれしく、楽しかったです。ありがとうございました!
◆田中圭
涼ちゃんと一緒にクランクアップを迎えられないのは残念ですが、この作品で最高のバディ、最高の弟と出会えました! 全6話と聞いて、あっという間に終わってしまうなと思ってすごく寂しかったんですけど、いざ撮影が始まってみると毎日が濃厚で ちゃんと疲れました(笑)。皆さんのおかげで本当に楽しかったです。
【最終話あらすじ】
神崎隆一(山田涼介)は、自分が犯罪者の息子だという衝撃の真実を知り自暴自棄になっていた。一方、22年前の「ファミレス立てこもり事件」の捜査を担当していた副署長・澤登哲也(六角精児)の身に危険が迫っていることを知った黒木賢司(田中圭)は、澤登の元に駆け付ける。するとそこには、行方をくらませていた父・神崎賢造(椎名桔平)の姿があった。22年前の事件の真相を澤登に迫る賢造だが、隠れていた捜査員たちに囲まれてしまい――。
異母兄弟でないと知った神崎と黒木は、家族の絆を取り戻すことはできるのか!? そして、兄弟バディが選んだ最後の決断は――。
◆番組情報
『キワドい2人-K2-池袋署刑事課神崎・黒木』
毎週金曜22:00からTBS系で放送中。
地上波放送後には動画配信サービス「Paravi(パラビ)」で配信。
ジェシー主演のParaviオリジナルストーリー『キワドくなりたい男』も独占配信中。
(C)TBS