『念唱』うらじぬの「先輩方が率先して和やかな空気を作ってくださる」

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『念唱』うらじぬの「先輩方が率先して和やかな空気を作ってくださる」
『念唱』うらじぬの「先輩方が率先して和やかな空気を作ってくださる」

僧侶でありながら救命救急医でもある異色の主人公・松本照円(伊藤英明)の奮闘を通して、「生きることとは、そして死ぬとは何か」を問う一話完結形式の医療ヒューマンドラマ『病室で念仏を唱えないでください』がTBS系で毎週金曜夜10:00から放送中。"生死"の問題に寄り添い、毎話視聴者の胸に訴えかけるような物語を展開する本作に出演する長見沙穂役・うらじぬのにインタビュー。本作やパラビで独占配信されているオリジナルストーリー『病室で念仏を唱えないでください~サトリ研修医・田中玲一~』の魅力、主演を務める伊藤の印象などについて聞いた。

――ご自身の役について教えてください。

長見は救急看護師の中だとベテランで頼りになる看護師という役どころで原作の漫画にはいないキャラクターです。最初はみんな医療のこととか慣れないことだらけだったんですけど、3ヶ月経って救急チームのチームワークができてきているなという感じで楽しく撮影に参加させていただいています。

私の母が元救急の看護師で、知り合いの看護師長さんの病院に見学に行かせていただいたりして現場の雰囲気を見たり、救急のドキュメンタリーを見て看護師の方がどのように処置にあたられているのかを考えたりしました。

――救命救急センターなど緊迫したシーンが多いですが、一番大変だと思うことは?

救命救急センターでの手術も大変なんですけど、火事の現場や工事現場とかに出動するのは結構大変でした。救急バッグを常に持っているんですけど、そこから先生たちに言われたものをすぐに準備して必要なものを渡したりするのが大変ですし、基本は看護師が私一人しかいないので・・・。崩落現場、工事現場の時は堀口さん(土路生優里)も一緒に来てくれるようになったんですけど、一人の時は先生にすぐ処置してもらえるように、テキパキやらなければいけないので大変です。それぞれの医療品に名称があって、覚えたつもりでいるんですけど、パッと言われた時に「あ、何だっけ」ってなって「ああ、悔しいな・・・」ということもありました。

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――緊迫シーンの一方で救命のメンバーが集まる部屋ではコミカルなシーンも多いですけど、現場では皆さんどうですか?

伊藤さんや中谷(美紀)さん、萩原(聖人)さんが救急のシーンにいらっしゃるんですけど、先輩方が率先して和やかな空気を作ってくださるんですよね。若いチームもそれに乗っかって楽しくやらせていただいて、すごくありがたいなと思っています。

――主演を務めている伊藤さんがムードメーカーとお伺いしたのですが、伊藤さんの現場の印象は?

ドラマでは松本先生が変顔したり変な笑い方をしたりしてるんですけど、伊藤さんご自身も休憩の時とかにそういうことをしてくださるんですよね(笑)。松本先生のように熱血な姿も見せてくれますし、笑わせてくれたりして本当にリーダーという感じです。

――パラビのオリジナルストーリーだと長見さんと片寄涼太さん演じる田中先生のちょっとしたドキドキシーンがありましたね。

ありましたね(笑)。本編より先に公開されたオリジナルストーリーの1話で田中先生を見た時に「何だこのキラキラした王子は」と思ったんですけど、ああいうシーンができて光栄でした(笑)。オリジナルストーリーでは片寄さんが伊藤さんが本編でやられているみたいに率先してリーダーシップをとっていろいろやってくださっているのでとても頼もしいです。「こういう風にやってみましょう」って提案してくださったりして、とてもやりやすくておかげで面白いシーンを作っていけているなと思います。

あとすごいいろんな方を気遣ってくださるんですよね。キャストやスタッフさんはもちろん、ゲストの方も毎回やりやすいようにというのを意識していらっしゃって。私たちは本編からずっとやっているので、その空気感ができているところにゲストの方が来られるとやりにくい所もあると思うんですけど、片寄さんがやりやすいようにしてくれているんだなというのは、近くで見ていて感じます。

――パラビだと何度も本編やオリジナルストーリーを観ることが出来るのですが、うらじさんが何回も見てほしいオススメの回はありますか?

有賀さん(千葉哲也)という緩和ケア病棟にいたがん患者さんが、本編の6話で松本先生には会えずにお亡くなりになってしまったんですけど・・・オリジナルストーリーの5話では亡くなる前の最後の時を、田中先生とどういうふうに過ごしたかみたいなお話が描かれているんです。本編に入れてほしいくらい本当にクオリティが高くて、全部面白いんですけどその5話が特に一番見応えがあって見てほしいなって思います。それを見てから6話を見るといろいろ感じることがあるなと思います。でも、どの話も全部そうだなと思います。オリジナルストーリーはほっこりする部分も結構多くて好きです。

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――最後に本編の見どころやご自身の役で見てほしいポイントなどを教えてください。

憲次さん(泉谷しげる)と松本先生、濱田先生(ムロツヨシ)と松本先生がどうなっていくのか。特に9話で急速に進んでいく部分があるので、それをぜひお楽しみにしていただきたい・・・というか私が一番楽しみにしています(笑)。

また、長見さんは・・・いろんな先生が悩みながら成長したり考えて処置していくというのを常に間近で見ている看護師だと思っていて、「あ、長見はこの先生をこういう風に見直したんだな」「応援してるんだな」というのが少しでも伝わればいいなと思って演じていますので、もしよろしければそちらもちょっと見ていただけたらいいなと思います。

◆番組情報
『病室で念仏を唱えないでください』
毎週金曜夜10:00からTBS系で放送中。
また、放送終了後には動画配信サービス「Paravi(パラビ)」でも配信され、片寄が主演を務めるパラビオリジナルストーリー『病室で念仏を唱えないでください~サトリ研修医・田中玲一~』も配信されている。