旅を愛し、旅に愛される声優・岡本信彦による新感覚旅番組『オカモトラベル』。第1弾の「富士"初"登山&ご来光ツアー」に続き、「南米年越し弾丸ツアー前編」が動画配信サービス「Paravi(パラビ)」にて10月13日(土)から、「南米年越し弾丸ツアー後編」が11月3日(土)から独占配信される。
「南米年越し弾丸ツアー」を共にしたのは、木村良平、小野賢章、江口拓也の3人。ハプニング連発だったという旅の思い出を、岡本に聞いた。
大成功の南米旅のラストには、思わぬ"どんでん返し"が!?
――『オカモトラベル』第二弾は、岡本さん待望の南米編。なんと2回目の旅でマチュピチュとウユニ塩湖への旅が実現しました。
はい!以前から「マチュピチュとウユニ塩湖に行くときは、ぜひ声をかけて!」と言ってくれていた木村良平くん、小野賢章くん、江口拓也くんと奇跡的にスケジュールを合わせることが出来て、今回の4人旅が実現しました。過酷な旅もこの4人だから笑顔で乗り切れたんだなと思います。
――スタッフだけでなく、キャストの皆さんも交代でハンディカメラを持って、お互いを撮り合ったりしていて、皆さんの仲の良さが伝わってきました。
カメラマンさん以外にも個々のスマホで写真やムービーを撮っておくと後日いろいろ使えるというのを富士登山で学んだので、番組で僕らが使えるようにとハンディカムを用意してくれたんです。4人の表情や撮りたい風景がいっぱいあったので、気が付けば誰かがカメラを手に撮影をしていましたね。
――びっくりしたのが食事!すごい物を食べていましたね。食用ネズミ、でしょうか?
"クイ(テンジクネズミ)"ですね。あんな見た目ですけど、現地での食事はクイが一番美味しかったんですよ。牛肉も鳥肉も硬くて、アルパカがギリいける、リャマがアルパカよりちょっと美味しいぐらいでした。
――皆さんがネズミの頭を「美味しい、美味しい」とかじっている姿は衝撃的でした(笑)。
筋は多めでしたけど、首元の肉は柔らかくて美味しかったです。ペルーに行く機会があったら、皆さんもぜひチャレンジしてください(笑)。
――現地の人と記念撮影をしたり、いろいろ交流をしていましたが、何かエピソードはありますか?
いろいろありますが、僕は江口拓也くんのモテ・エピソードが一番印象に残っているかな。彼は英語をしゃべれないはずなのに、相手が美しい女性だとなぜか聞きとれるし、しゃべれるんですよ。「そのスキルはRPGの世界でしか発動しないはず!」って皆で盛り上がりました(笑)。
熱烈にアプローチしていた女性は「アタシ、日本人ダイスキ」って言ってたけれど、江口くんは一般的な日本人体形じゃないし、髪色も染めていたから、どこにも日本人的な要素がないはずなんです。小野賢章くんが「結局、背が高くて高級な時計をしている人がモテるんだろ・・・」って嫉妬してたのが面白かったです(笑)。
――楽しみにしていたマチュピチュとウユニ塩湖の絶景は、いかがでしたか?
マチュピチュは急斜面に沿って造られている、RPGゲームの中に出てきそうな村でした。足を踏み外したら危険な急斜面でしたけど、映像や写真を通してみていた景色が目の前に広がっているのは感動的でした。思いがけず虹も見られてラッキーでしたね。
ウユニ塩湖は、なかなか条件がそろわないと鏡張りの風景は難しいと言われていたけれど、空の色が様々に変化する幻想的なマジックアワーや、サボテンの島、旗が掲げられている場所などを見ることが出来ました。1日目、2日目は風が強くて鏡張りに遭遇することはできなかったけど、最終日の3日目にようやく鏡張りを見ることが出来ました。すごく感動しましたね!
――さすが岡本さん、持ってますね。
と、思うでしょ?でも実は、ラストに思いもよらない"どんでん返し"が・・・(笑)。
――何でしょう?気になります。
「帰りの飛行機で、みんなでゲームやりましょう」なんて話をしていたら、マネージャーが来て「経由地のN.Y.が歴史的寒波で全便欠航になり、飛行機が飛ばないと連絡が来ました」と言うんです。その後、状況が変わって「1人分だけ席が取れたので帰れます」となり、(木村)良平くんの提案でジャンケンをした結果、僕が勝っちゃったんです。
――それは・・・!気まずいですね(笑)。
その時はまだ「天候が回復したら、どんどん帰れるんでしょ?」みたいな空気だったので、何気なく「二番手は何時の便ですか?」聞いたら「二日後」って言われて・・・一気に絶望的な雰囲気になりました(笑)。僕は皆に見送られて一足早く帰国の途に就いたんですが、LINEに届く状況報告を見ていたら、マイアミ→L.A.経由で帰ることになった(小野)賢章くんがL.A.でキャンセルくらって空港でカンヅメ状態になっていて。「何としても帰ります!」みたいな動画が届いたら、江口くんが「賢章くんが洞窟に迷い込む夢を見たので、やっぱり帰れないと思ってた」みたいな事を書いてるし(笑)。
なんだかんだ翌日の午後までにスタッフも含め皆さん無事帰国出来たから良かったです。僕、旅行の翌日は時差ボケを解消するためディズニーランドに行って切り替えるのが恒例なんですけど、「何時に到着予定です」って連絡をもらったので、ディズニーは午前中までで、昼には皆を迎えに成田空港に行きました。すでに帰国していた良平くんも来てくれて、約2日ぶりに皆さんと感動の再会を果たして、よりチーム『オカモトラベル』の絆が強まりましたね。
――様々なハプニングもありつつ、バラエティという枠に収まらない感動的なシーンもある『オカモトラベル』ですが、次の旅はどこに行きたいですか?
「マチュピチュとウユニ塩湖に行きたい!」という夢が実現してしまったので、今はまだ考えられないです。でもやっぱり、普段声優が行かないような苛酷な場所を旅してこその『オカモトラベル』なので、スタッフさんとも相談しながらいろんな場所で、いろんな思い出を作りたいなと思います。嬉しいことに「次に行く時はぜひ誘って!」と手を挙げてくれる方も何人かいるので、スケジュールが合うところでぜひ・・・と思っています。
――最後に、『オカモトラベル』を楽しみにしている皆さんにメッセージをお願いします。
夢だったマチュピチュとウユニ塩湖の旅ですが、正直あまりオススメしないです(笑)。そんな厳しい条件の場所を、普段はスタジオにこもっている我々"普通の体力の持ち主"たちが旅行しているので、映像を見ながら一緒に旅行している気分になってください。「富士"初"登山&ご来光ツアー」の梶裕貴くんと僕、「南米年越し弾丸ツアー」の木村良平くん、小野賢章くん、江口拓也くんと僕の過酷な旅の模様を、ぜひ観て楽しんでいただけたら嬉しいなと思います!
『オカモトラベル』の「富士"初"登山&ご来光ツアー」と「南米年越し弾丸ツアー前編」は、パラビにて独占配信中。さらに「南米年越し弾丸ツアー後編」は11月3日(土)から配信される。
「南米年越し弾丸ツアー後編」DVD(6,500円+税)も11月28日(水)に発売される予定だ。
(C)オカモトラベル製作委員会