「スターのヌードを想像で描く」横尾忠則×石川次郎の最初の仕事

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「スターのヌードを想像で描く」横尾忠則×石川次郎の最初の仕事
「スターのヌードを想像で描く」横尾忠則×石川次郎の最初の仕事

動画配信サービス「Paravi(パラビ)」では、戦後のサブカルチャーを創り、今も活躍する人々の歴史を対談で深堀りするオリジナル番組『その話には続きがある』を2018年12月7日(金)より配信。さらに、BSテレ東、WOWOW、BS-TBSでのBS3局横断放送も行われれる。ホストを務めるのは、「POPEYE」「BRUTUS」など人気雑誌を手掛けてきた編集者、石川次郎さん。

ゲストに迎える横尾忠則さん、小林泰彦さん、加納典明さんを石川さんが訪ね、対談形式でそれぞれの魅力を深く掘り下げる。戦後、何もなかった時代の中で、日本のサブカルチャーは、今もなお力強く活動を続けるレジェンドたちによって切り開かれてきた。

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第1回のゲストは、日本を代表する美術家の一人となった横尾さん。現在、82歳の横尾さんと77歳になった石川さんは、初めて共にしてから50年が経つ。最初の仕事は、石川さんが持ちかけた「スターのヌードを想像で描いてください」というものだった。それが、「浅丘ルリ子 裸体姿之圖」だ。

絵を描くにあたり、二人はまず、たくさんの週刊誌を参考にしながら構図を決めるたという。実は、企画が決まった直後、横尾さんは浅丘さんに直接電話をしていた。石川さんは「何が起こるんだろう?とハラハラしましたよ(笑)」と当時を振り返る。今では横尾さんの代表作の一つとなったこの絵だが、裏には石原プロからクレームがくるなど、様々な裏話が・・・。

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「物忘れが激しいって言ってたけど、覚えてるじゃないですか(笑)」と目を細めながら、石川は、1972年「平凡パンチ」に掲載された横尾とジョン・レノンオノ・ヨーコが写った"自撮り"写真のことや、1982年に横尾さんが石川さんに告げた「画家宣言」の裏側について、石川さんが横尾さんに捧げた「BRUTUS」の現代美術特集などの話題を持ち出す。

さらに、"創造は80歳からが俄然おもしろい!"と、横尾さんが80歳以上の現役クリエーター9人に自らインタビューを行った著書「創造&老年」の取材を通じ、通じあらわになる横尾さんの死生観。「創造のためには幼児性や少年の心が必要だ」という自らの理論を体現する横尾さんが、大切にしていることとは・・・。

この話の"続き"は、テレビまたは動画配信サービス「パラビ」で。

『その話には続きがある』
【出演】横尾忠則 小林泰彦 加納典明 石川次郎
【配信】12月7日(金)より各ゲスト1人を毎週配信
12月7日(金) 横尾忠則編×4話
12月14日(金) 小林泰彦編×4話
12月21日(金) 加納典明編×4話
合計12話(各ゲスト#1は無料配信)

【放送】BSテレ東・WOWOW・BS-TBS 3局横断放送
各局1ゲストで特別版を放送
【放送時期】2018年12月から2019年1月にかけて放送予定

(C)Paravi

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