今回のテーマは『樹木希林を語る。』
サンキュータツオさん、春日太一さん、松崎健夫さん、早織さんでお送りしました!
この日のぷらすと×Paraviの冒頭は、松崎健夫さんの新作映画紹介から始まりました!今回、紹介したのは『かぞくいろ RAILWAYS わたしたちの出発』。
血縁関係によらない家族関係を描く作品が増えている日本映画。その背景には、ダイバーシティが、昨今、世界中で言われているなかで「血縁」を主とした家族関係がこれからも中心となっていくのかという問いかけをしているのではないか、と松崎健夫さんは語りました。
そして、女優・樹木希林が歩んだ道についてたっぷり語っていただきました。
《樹木希林さんにどんな印象があるか》
早織さんの印象は、普段は歯に衣着せぬ物言いという感じではあるが、ユーモアがあるので、聞いてしまうとのこと。
春日太一さんの印象は、自信家で歯に衣着せぬ人ではあるが、ちゃんとした意見を持っていて、素直に言うところ。
以前、インタビューに伺った際は、そういう印象から真正面から聞いてみようとしたところ、真面目に真っ直ぐに話していただいたそうです。
《樹木希林さんはなぜ役者を目指したのか》
元々、役者になるつもりはなく、最初は"薬剤師"になろうとしていたそうです。薬剤師なら「1人で食べていける」職業として両親が勧めていたとのこと。
受験直前、父親とスキーに行ったところ、足を骨折してしまいました。卒業前だったため、周りの同級生は就職・進学と決まっているなか、自分は全く決まっていない。樹木さんは自分だけ取り残された気分になってしまったとのこと。
そんな時、たまたま新聞を見ていたら、文学座で研究生募集の文字が。どこかに所属しないと取り残されてしまう不安や舞台だったら美人じゃなくても大丈夫という思いから受けてみたとのことです。
《松崎健夫さんが語る 樹木希林作品》
・『刑事物語』
・『下妻物語』
・『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』
・『ゴースト もういちど抱きしめたい』
・『朱花の月』
・『光』
・『万引き家族』
・『寺内貫太郎一家』
・『日日是好日』
他にも出演された数多くの作品について語っていただきました!