ex-Googler大集合、グーグルで学んだから分かるGAFAの死角

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ex-Googler大集合、グーグルで学んだから分かるGAFAの死角
ex-Googler大集合、グーグルで学んだから分かるGAFAの死角

「スタートアップ」が未来を創る――。話題のスタートアップや、イノベーティブな起業家をいち早く取り上げる「ビジネスにスグ効く」経済トークショー『日経STARTUP X』。PlusParaviでもテキストコンテンツとしてお届けする。

ex-Googlerの起業家5人が大集合。後編では佐々木大輔(freee CEO)、横山直人(フライウィール代表取締役)の二人に加え、Google時代に検索担当プロダクトマネージャーとして活躍した倉岡寛(クービック代表取締役社長)、マザーズに2社を上場させた佐藤裕介(ヘイ代表取締役社長)、会員制ファンコミュニティアプリ「fanicon」を運営する平良真人(THECOO代表取締役CEO)が参加。グーグルでの経験を踏まえて、ビジネスチャンスの見つけ方を語る。

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瀧口:前編では佐々木さんと横山さんにお話を伺ってきましたが、お三方を加えて登壇していただきたいと思います。クービック代表取締役社長の倉岡寛さん、そしてヘイ代表取締役社長の佐藤裕介さん、THECOO代表取締役CEOの平良真人さんのお三方です。大きな拍手でお迎えください。

奥平:豪華ですね。皆さんex-Googlerとしてまとまって会われることってあるんですか?

倉岡:ex-Googler同士の飲み会は定期的にあるので、その時に話したりしますね。

奥平:お知り合いではあるんですね。

倉岡:もちろんです。私は全員知っています。

奥平:皆さん仲良いんですか?

全員:(笑)。

奥平:一瞬の間がありましたけど(笑)。

倉岡:仲良いです。

瀧口:Googleで一番先輩はどなたになるんですか?

倉岡:僕が2007年に入っているので、一番早いのは私ですかね。

瀧口:佐々木さんは先輩の雰囲気ありますが。

佐藤:僕が2008年の春入社なので、同じくらいですかね。あ、僕の方が先輩だったんですね。

奥平:新たな発見ですね(笑)。

瀧口:豪華な皆さんにお越しいただきました。今ご参加くださったお三方、恐縮ですがお一人ずつ軽く自己紹介いただいてもよろしいでしょうか。

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倉岡:クービックの倉岡と申します。弊社は「人々の生活からめんどくさいをなくす」というミッションのもと、予約会員アプリ「クービック」というものを提供しています。例えばジムや美容院など店舗型のサービスを受ける場合に会員証や回数券とかもらうことってあると思うんですけど、財布がパンパンになったり無くしたりしますよね。また新しく行きたい所が現金決済しかできないとか、場合によっては月謝袋を持っていかなくてはいけないとか。

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これだけネット社会になってもまだまだアナログで面倒なところがある中で、我々クービックのアプリを使えば予約はもちろんのこと、キャッシュレス、ペーパーレスでサービスをスムーズに受けられます。それによって事業者側も集客や売上アップにつながりますし、集金の手間も省くことができるということで現状250万人以上の予約が入っているということと、実際売上アップに繋がるという効果が見られています。我々はエンドユーザーであるお客様と事業者側の両方の立場で課題を解決するということを心がけています。

瀧口:ありがとうございます。続いて佐藤さんお願いします。

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佐藤:ヘイ株式会社の佐藤と申します。我々は個人や中小事業者の皆様のお店の運営に関するモノとカネをデジタル化するお手伝いをしている会社です。これだけだと分かりにくいと思いますが・・・例えば私は恵比寿のヘッドマッサージのお店に2週間に1回通っているんです。元美容師の男性がお一人で立ち上げて運営しているお店で、彼は技術習得に大変努力をしていて、お客様へのサービスも熱意を持って働かれているんですけど、やはり彼らは(お店が)小さいがゆえに不利なことがたくさんある。

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例えば資金の問題や店舗運営をデジタル活用していく時の知識がない。大きいチェーン店であれば営業マンが商材を紹介していく中でデジタル知識もついてくると思うんですが、小さいお店の皆さんはそういう情報に触れる機会も少なくて仕入れの原価も上がったりする。技術や情熱に関係なく、小さいことによって不利になる状況がたくさんあるなと感じていまして、彼らをどうやってデジタル武装して支援していこうかというところに挑戦しています。

お金をデジタル化するというところではキャッシュレスソリューションを実店舗向けに提供している「Coiney」というサービスと、オンラインで在庫とお店の機能そのものをデジタル化していこうという、2分でECサイトを簡単に作れる「STORES.jp」というサービスを展開していて、今我々のプラットフォーム上で個人の方や中小企業の皆様が数千億円のビジネスを展開していらっしゃいます。そういった事業を運営しています。