【ネタバレ】『みなと商事コインランドリー』キスが「なげえよ!」末永くイチャイチャしてください!!

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【ネタバレ】『みなと商事コインランドリー』キスが「なげえよ!」末永くイチャイチャしてください!!
【ネタバレ】『みなと商事コインランドリー』キスが「なげえよ!」末永くイチャイチャしてください!!

超特急草川拓弥のドラマ初主演作『みなと商事コインランドリー』(テレビ東京系)の最終回となる第12話が9月21日に放送された。漫画・缶爪さわ、原作・椿ゆずによる同名作をもとに描く、恋に臆病なアラサー男子とピュアすぎるイケメン高校生の年齢を超えたラブストーリー。

アラサーのコインランドリー管理人・湊晃(草川)に対し、受験が終わるまでは会うことをやめると告げた長身イケメン高校生・香月慎太郎(西垣匠/以下、シン)。それは、もし志望校に落ちた時に、湊が自分のせいだと思ってしまうのではないかという考えからの決断だった。シンの突然の宣言に驚きつつも、「受験が終わるまで」という言葉に安堵する様子の湊。シンのことを応援しつつ、会えない期間に湊自身も料理の勉強を始める。

一方、まっすぐなシンの姿に背中を押された明日香(奥智哉)は、柊(稲葉友)の元へ。これまでも明日香なりにアプローチをしてきたものの、いまいち思いを伝え切れず、あしらわれてしまっていた。しかし、今度こそはとストレートに気持ちを伝える。自分をそばに置いてほしいという明日香に対して、そばにいるだけということが明日香にとって無駄にならないかを心配する柊。不器用な優しさを見せた柊だったが、明日香は、「好きな人とだったら、無駄な時間なんてないよ」と答える。明日香の思いはやっと届いたのだった。

それから半年後、受験を終えたシンがコインランドリーに現れる。結果は、無事合格。湊は、シンと離れていた半年間で料理の腕を上げ、お手製のご馳走でお祝いをする。久しぶりの再会を果たした2人だったが、イチャイチャぶりは健在。半年間の空白はあっという間に埋められたように見えた。

しかし、シンはいきなり東京に行くか迷っていると切り出す。「俺に、そばにいてほしいですか」というシンの言葉に、悩みながらも「東京に行った方が、お前には明るい未来が待ってる」と答える湊。シンは、湊の「だけど」に続く言葉を遮るように「湊さんならそう言うと思ってました」という言葉を残して、その場を去る。湊は後を追いかけるが、シンの家では既に引っ越しの準備が始まってしまっていた。その様子を見て、湊はシンに声もかけずに帰ってしまう。

翌日、コインランドリーにシンの妹・桜子(豊嶋花)と明日香が現れ、シンからの手紙を湊に渡す。これはラブレターではないと前置きされたその手紙には、湊への「文句」が書き連ねられていた。10年前からシンの心に湊が居座っていることや、1年前の夏に再会できたことが嬉しくてしょうがなかったこと、この先もずっと湊のことを思い続けて生きていくということ。そして、もうシンの方から湊に会いに行くことはしないということ。

愛が詰まった手紙を受け取った湊は、シンの元へと急ぐ。浜辺に佇むシンを見つけると、「俺はお前が好きだ」と告白し、東京の大学に行っても地元で待っているということを伝える。もう会わないと宣言したシンを繋ぎとめるために、必死に思いを伝える湊。

しかし、実はシンが選んだ進学先は地元の大学で、引っ越しは父親がするだけだという。拍子抜けする湊だったが、こうでもしなければ思いを伝えられなかっただろう。桜子と明日香に背中を押してもらったのだった。

改めて、お互いの思いを確かめ合う湊とシン。2人は、お互いが一緒にいられる未来を選んだのだった。10年の恋はついに終結。感動の最終回となった。

そして、なんとエンディングにも変化が。これまでは、シンが手を繋ごうとするが、湊はそれに気が付かないというものだったのが、最終回では手を繋ぎ、共に笑い合うというものに変わっていた。

毎週、キュンキュンを供給してくれた本作が終わってしまったことに、多くの人が寂しさを感じているようだ。続編や映画化を期待する声も多数あり、彼らの物語がまだまだ終わらないことを改めて感じる最終回だった。

(文:田幸和歌子/イラスト:月野くみ)

◆番組情報
ドラマ Paravi『みなと商事コインランドリー』
毎週水曜深夜0:30からテレビ東京系で放送
動画配信サービス「Paravi」で全話配信中