TBSの月曜から木曜深夜0:40から15分枠で放送されている、飯沼愛主演のよるおびドラマ『この初恋はフィクションです』。ついに"謎の転校生"祖父江が登場し、祖父江を『ドラゴン桜』の藤井遼役で注目を浴びた鈴鹿央士が演じていることが分かった。
本作はTBS史上初の試みとなる「よるおびドラマ」。主人公の女子高生が顔も姿もわからない不思議な転校生に、恋や友情、そして進路を振り回される姿を描いた、企画&原案・秋元康、脚本・徳尾浩司が務めるオリジナルの青春群像ラブストーリー。月曜から木曜の深夜に15分枠で放送されており、帯番組としてドラマを放送するのはTBS史上初の試みになるという。また、民放初の試みとして、YouTubeで全話配信を実施している。
昨夜の放送でついに"謎の転校生"祖父江が明らかとなり、演じるのは、2021年4月期放送の日曜劇場『ドラゴン桜』の藤井遼役で注目を浴びた鈴鹿央士が演じていることが分かったがわかった。
全40回の放送のなか、初回から第30話の今まで顔出しせず、ポスターやエンドクレジットにも「????」と表記されており、隠されてきた"祖父江"の存在。初回から様々な憶測を呼んでいたが、ついに解禁となった。
主人公の泉(飯沼愛)とずっとLINEや手紙のみのやり取りが続き、やっとのことで会う約束をしていながらもなかなか会えなかった泉と祖父江の2人の初対面の瞬間が描かれた。
コメント紹介
◆鈴鹿央士
こういう形でずーっと僕が演じていることは隠されていてというパターンは初めてでドキドキしていました。きちんと顔を出して演じられる話数が少ない中でどう泉さんと距離を詰められるのかなと心配な部分もありましたが、泉さん(飯沼愛)も現場もとても温かくて安心して演じることができました。スタッフさんたちがようやく僕の顔を映せるようになったことを楽しんでくれていたのもうれしかったです(笑)。
祖父江君と泉さんもやっと会えて、その2人の初恋をちょっとニヤニヤしながら見てもらえたらうれしいなと思います。僕もお芝居しながら、キュンキュンしてました。
◆松本友香プロデューサー
ずっとムズムズしていたのでやっとオープンに「祖父江役は鈴鹿央士さんです!」と言えてスッキリしています。撮影では顔の映せないシーンも手しか映らないシーンも、すべて鈴鹿さんが気持ちを込めて演じてくださり、またその状況を楽しんでくださり、祖父江広樹という物語の軸である謎の転校生の存在感を作ってくださいました。
実は泉を演じる主演の飯沼愛さんが女優デビューを果たすきっかけとなった『私が女優になる日_』の最終演技バトルのお芝居の相手役を担ってくださったのも鈴鹿さんでした。その時に初めてお会いしたのですが、彼女たちに真剣に向き合い取り組んでくれた姿に感銘を受け、そのままの勢いで祖父江くん役をお願いしました。やっと会えた泉と祖父江の作り出す空気感はとても澄んでいて素敵です! 引き続き楽しんでご視聴いただけたらうれしいです。
【第8週 あらすじ】
祖父江(鈴鹿央士)から「会ってくれませんか?」と連絡をもらった泉(飯沼愛)は、意識するあまり返事をできずにいた。しかし、紗羽(武山瑠香)や来玖(窪塚愛流)に背中を押してもらい、ついに祖父江と会う決心をする!
だが約束の直前、泉はあまりの緊張で熱を出して倒れてしまう。それからというもの、会いたい気持ちはあってもすれ違いが続いてしまい・・・。
学校では、文化祭の準備が始まった。「冒険」をテーマに掲げる泉たちのクラスの出し物は「演劇」に決定。泉は、学校に来なくてもやれることがあるんじゃないかと、祖父江を台本作りに誘う。
そんな中、泉を睨みつける謎の1年生・早乙女圭吾(山時聡真)の姿が。物陰から泉を睨みつけているだけだったが、その行為はどんどんエスカレートしていき・・・!!
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