『最愛』松下洸平が吉高由里子の"最愛の人"に!井浦新の『アンナチュラル』ぶりTBS連ドラ出演も

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『最愛』松下洸平が吉高由里子の"最愛の人"に!井浦新の『アンナチュラル』ぶりTBS連ドラ出演も
『最愛』松下洸平が吉高由里子の"最愛の人"に!井浦新の『アンナチュラル』ぶりTBS連ドラ出演も

2021年10月期の金曜ドラマ枠で放送される吉高由里子主演ドラマ『最愛』に、主人公・梨央に深く関わるキャラクターを演じる松下洸平井浦新が出演することが分かった。松下は梨央を追う刑事で、かつて梨央と心を通わせた"最愛の人"役、TBSドラマへの出演は『アンナチュラル』以来となる井浦は梨央を命懸けで守る弁護士役で登場するという。

本作は、殺人事件の重要参考人となった実業家・真田梨央と、梨央の初恋の相手であり事件の真相を追う刑事、そして、あらゆる手段で梨央を守ろうとする弁護士の3人を中心に展開するサスペンスラブストーリー。2006年、梨央が青春時代を過ごしていたのどかな田舎町で失踪事件が起きた。15年後、時代を牽引する実業家となった梨央の前に事件の関係者が現れたことにより、当時の記憶とともに封印したはずの事件が再び動き出す。過去の失踪事件が現在の殺人事件へと繋がっていく・・・その事件の真相に迫る姿を完全オリジナルで描いていく。

今回、吉高が演じる気鋭の実業家・真田梨央に深く関わる2名のキャストが決定。事件の真相を追う捜査一課の刑事で、梨央の初恋の相手でもある宮崎大輝役は松下が務めることに。そして、梨央の会社の法務部に所属する弁護士で、あらゆる手段を使って彼女を守る加瀬賢一郎役を井浦が務める。

松下が演じる宮崎大輝は、正義感が強く真面目で心優しい刑事。大学時代は陸上部のエースで、梨央の父親が寮夫をする陸上部の寮に住んでおり、高校生の梨央の初恋の相手であり、大輝もまた彼女に好意を寄せていた間柄。その後、寮内で起きた事件と梨央の大学進学を機に離れ離れになるが、15年ぶりに再会。時代を牽引する実業家となり、15年前とは別人のような振る舞いの梨央に戸惑いを覚えながらも、再び惹かれていく。同時に、彼女が連続殺人事件の重要参考人で、自分がその担当刑事という葛藤を抱える役どころである。

そして井浦が演じる加瀬賢一郎は、梨央が代表取締役を務める「真田ウェルネス」の法務部に所属し、真田グループの"番犬"として真田家と会社を守る弁護士。頭の回転が速く論理的な人物だが、どこか不器用で人間味ある表情や気遣いを見せる。幼い頃に両親を亡くしながらも、東大法学部を首席で卒業した努力の人でもある。弁護士として梨央を常にサポートし、梨央もそんな加瀬に信頼をおいている。やがて梨央に心を寄せるようになり、警察や世間から疑惑の目を向けられる彼女を自身のすべてを懸けて守り抜こうとするキャラクターだ。

『アンナチュラル』『MIU404』のプロデューサー・新井順子と演出・塚原あゆ子、そして2017年4月期放送の金曜ドラマ『リバース』で2人と組んだ奥寺佐渡子清水友佳子の脚本による、完全オリジナルで描く濃密なサスペンスラブストーリー。正義感が強くひたむきな刑事と、清濁併せ呑む弁護士という正反対の2人が、1人の女性とどう向き合い、そしてどのように事件の真相に迫っていくのか、スリリングな展開と心が震える愛の物語に注目だ。

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【コメント紹介】

◆松下洸平

このような大役をいただくことができてうれしくもあり、同時にとても驚きました。塚原監督と新井プロデューサーとは『MIU404』でご一緒させていただいたのですが、「またご一緒できるように頑張らないとな」と思っている中でお声がけをいただいたので、「えっ!?」と一瞬時が止まってしまいました。

『最愛』はすごく攻めた作品だと思います。完全オリジナルストーリーではあるのですが、どこかリアルな部分もたくさんある。だからこそ芝居をしっかりやらないといけないですし、生半可な気持ちでは太刀打ちできない作品だと感じました。でも時にはキュンキュンする会話のやり取りがあったりと、いろいろな方面で楽しめる台本になっています。

そして今回僕は陸上をやっている役なので、ちゃんとリアルに感じていただけるよう、今から頑張って走り込みます(笑)。

◆井浦新

新井プロデューサー、塚原監督とのお仕事は『アンナチュラル』以降2度目になるのですが、お話をいただけてとにかくうれしかったです。前作に参加させていただいてから4年ほど経っているので、うれしさの一方で、その4年で積み重ねてきたものをしっかりと表現できるのか緊張感もありました。

台本を読ませていただいて、この作品は独特なリズムのサスペンスだなと感じています。ただ事件が起きていくだけではない、いわゆるサスペンスの方程式がめちゃくちゃ。でもそれが物語の大きな個性となっています。「ここまで人物を掘り下げているのか」「このあとどうなっていくんだろう」と、独特なストーリーの組み立てになっていて、1話もここで終わるの!? と必然的に2話を早く観たくなるようになっています。

塚原監督は外側のお芝居だけでなく、人間の内側の心を大切にしてそこを引き出して演出してくださるので、その丁寧な演出を受けながら、また新しいことにチャレンジできると思うと、うれしさと楽しさが溢れてきます。あと、新井Pが後ろの方からジッと見ている威圧感をまた受けるのも楽しみです(笑)。

(C)TBS