【ネタバレ】『プロミス・シンデレラ』早梅と成吾のほろ苦い過去と壱成の憤り

PlusParavi
【ネタバレ】『プロミス・シンデレラ』早梅と成吾のほろ苦い過去と壱成の憤り
【ネタバレ】『プロミス・シンデレラ』早梅と成吾のほろ苦い過去と壱成の憤り

早梅(二階堂ふみ)と成吾(岩田剛典)が大接近!! そして壱成(眞栄田郷敦)のイライラが大爆発!! まだまだガキンチョの壱成と大人の成吾の早梅に対する態度がとても対照的に映った『プロミス・シンデレラ』第5話。

まずは前回の続きから。成吾が早梅の初恋の相手だと知らされ「お兄さんとはホント、何にもなかったんだから」と言われた壱成は早梅の両肩をつかみ「あいつのこと何とも思ってないなら、俺の目見てちゃんと言え!」。いやいやいや、もうコレ、嫉妬にかられた彼氏が彼女に言う言葉でしょ。いきなり甘い展開? と思いきや、ドスン!壱成のおなかに強烈な一発。さすが早梅姉さん!「あんたさぁ、大人のことからかうのいい加減、やめたほうがいいよ!」と言いつつも、あれ?意外と早梅もドキドキしてる?これはもう胸キュン展開一直線!と思わせるオープニング。

数日後、早梅の寝顔を見ていた壱成。早梅が起きると「振れ!」とサイコロを渡していきなりゲーム開始。でも、ゲームの値段を見ると1000円から3万円と今までよりも明らかに値段が安い。まさか早梅の借金を減らしたくなくて金額下げてる? しかも「カラオケで97点以上出すまで帰れない」とか、単に早梅と一緒にカラオケに行きたいだけじゃないの? という内容。サイコロで出た目は「1キロ先の自販機でジュースを買ってくる 千円」。そして早梅が買ってきたジュースをコップについで渡すと、ソファで隣に座っていた早梅とちょっと距離を置いて座り直す壱成。いきなり恋する男の子に変身しちゃったみたい。生意気な言葉使いは変わらないんだけどね。

まもなく仕事を終えた早梅に成吾が「明日の夜、空いてますか? 良かったら食事でもと思って」。これ、完全にデートのお誘い。結局、返事もできないまま翌日に早梅が仕事をしていると、お客さんから酌を頼まれる。早梅の肩を抱き、連れていこうとする客を止めたのは成吾だった。客が友人を呼びに行っている間、早梅の肩に腕を回すと「少し後ろにいてください」と。客にも嫌な思いをさせず、早梅をかばう成吾。壱成とは違って、めちゃめちゃ頼りになる大人の対応。そんな成吾から再び食事に誘われたら、早梅だって断るわけにはいかないだろう。「はい」と答える早梅に「良かった」と言ったときの成吾の笑顔がまぶし過ぎる。ホントにうれしそう!

食事に着ていく服を選んでいた早梅の部屋に、いつものように壱成が入って来る。「お前どっか出かけんの?」と問われ、早梅は動揺しまくり。もちろん、成吾と食事に行くなんて言えない。壱成も気にならないわけがなく、こっそりと尾行。そんな壱成を見かけて声をかけた黒瀬(金子ノブアキ)も面白がって一緒に尾行をすることに。2人が遠くから見ている中、早梅が成吾と合流し食事をする店へ。「だからさっき入った2人組の様子が見れて向こうには気づかれない絶妙な席に案内しろって言ってんだよ!」って、壱成クン、こんな高級店でそんなこと言ったら通報されちゃうよ。早梅のカバンの中に盗聴器まで壱成は仕込んでいるし。どれだけ早梅が気になってるんだよ! とツッコミたい。

一方、早梅と成吾は10年前、まだ高校生だった2人の甘酸っぱい思い出話に花を咲かせる。当時、約束していた日に行けなかった早梅。ちゃんと服も買っていたのに、父に服をダメにされ、家からも出してもらえず、そして酒浸りの父親から「出ていくなんて許さん。お前はここで一生、俺の面倒を見るんだ」と言われ絶望していた。そして父親から殴られそうになった瞬間、早梅を助けたのは成吾だった。

早梅の手を取り、2人は家から飛び出す。いつもの河原まで来ると靴を履いていなかった早梅に自分の靴を差し出し「俺の家に行こう」と言い、「好きだ」と自分の思いを告げる。「俺はまだ高校生で何もできないけど、大人になってちゃんと働いて、それで、君を守れる男にきっとなるから!」。高校生なのに格好良すぎるぜ! でも涙を流しながらも早梅は父親を見捨てることはできないと、成吾の前から走って去ってしまったのだ。

やがて成吾から、壱成のことを異性として恋愛対象になるのかと聞かれた早梅。盗聴器で聞きながら早梅の答えに興味津々な壱成が可愛い。早梅はというと「まさか。そもそも向こうがそういう対象として見てないでしょ。10コも離れてるし」。壱成は「当たり前だ。10コも上だし」とぼそり。すると成吾は「向こうが、じゃなくて、早梅は? 早梅にとってはどうなの? あいつはそういう対象なのか? そうじゃないのか?」。きっぱりと「ないよ」という早梅に壱成は本気でがっかりしている。ここで成吾が早梅のことを初めて「早梅」と呼びつけで呼んだことにドキドキ。おそらく成吾にとって早梅は10年前から、まったく色あせていないのであろう。

そして、成吾はとびきりの笑顔で「キレイになったなと思って」。もう落ちるでしょ、落ちちゃうでしょ、こんな顔して褒められたら。そんな2人の前に壱成が立ちはだかる。ゲームの続きで成吾に恥をかかせろ! と強要するも、断る早梅。代わりに自分で成吾にワインをかけようとした壱成の腕を成吾がつかむ。「俺に恥をかかせたいなら、もう十分だ。これ以上、彼女と店に迷惑をかけるな」。ホント、壱成はガキンチョである。

まもなく給料が入った早梅は壱成を食事に誘うも、無視。怒りを抑えられなくなった壱成は、早梅にあるゲームを提案する...。
それにしても怖いのが菊乃(松井玲奈)の存在だ。何が目的なのか、何をしようとしているのか...最後、荷物をまとめた早梅が顔を出したのは旅館「かたおか」。その旅館に姿を現す早梅の元夫、正弘(井之脇海)。しかも菊乃が「さ、楽しませてね」とか言ってるし。来週も見逃せそうにない!

(文:MAIMAI/イラスト:まつもとりえこ)

【第6話(8月17日[火]放送)あらすじ】

壱成(眞栄田郷敦)と喧嘩して家を飛び出した早梅(二階堂ふみ)は、ひとまず旅館に身を寄せることにした。
そこに突然、元夫の正弘(井之脇海)がやって来て、早梅に謝りながら「友達からやり直せないか」と言う。
自分勝手な正弘の言動に憤る早梅。
成吾(岩田剛典)の介入でその場は収まるが、早梅は正弘と言い合ううちに大切なことに気づく。
壱成ときちんと向き合わずに飛び出してしまったことへの後悔だ。

その壱成は、祖母の悦子(三田佳子)ともめて家を飛び出していた。
これまでつるんでいた同級生たちも自分の金が目当てだったと知り、やるせない。
一人ぼっちになった壱成は、自分にとって早梅がいかにかけがえのない存在だったかに気づく。

そんな壱成の前に早梅が現れ...。

◆番組情報
『プロミス・シンデレラ』
毎週火曜22:00からTBSで放送中。
地上波放送後に動画配信サービス「Paravi」で配信。
松村沙友理主演のParaviオリジナルストーリー「シンデレラ・コンプレックス」も独占配信中。

PICK UP