香取慎吾 24時間テレビ47スペシャルドラマ「欽ちゃんのスミちゃん 〜萩本欽一を愛した女性〜」出演決定 萩本欽一を支え続けるマネジャー役

公開: 更新: 日テレTOPICS
香取慎吾 24時間テレビ47スペシャルドラマ「欽ちゃんのスミちゃん 〜萩本欽一を愛した女性〜」出演決定 萩本欽一を支え続けるマネジャー役
香取慎吾 24時間テレビ47スペシャルドラマ「欽ちゃんのスミちゃん 〜萩本欽一を愛した女性〜」出演決定 萩本欽一を支え続けるマネジャー役

8月31日(土)よる9時すぎ放送 日本テレビ系「24時間テレビ47」スペシャルドラマ「欽ちゃんのスミちゃん 〜萩本欽一を愛した女性〜」。

東京・浅草の劇場からスタートし、国民的スターとなった稀代のコメディアン・萩本欽一(欽ちゃん)。その欽ちゃんを陰で支え続けた妻・澄子さん(スミちゃん)との今まであまり語られてこなかった〝知られざる夫婦の秘話〟を秘蔵映像と共にドラマ化。

本作で、欽ちゃんの若かりし頃から約半世紀にもわたり、今なお伴走し続けるマネジャー役を、欽ちゃんと特別な関係でもある香取慎吾が演じることが決定(記事トップ写真は萩本欽一役の主演・伊藤淳史、妻・澄子さん役・波瑠と)

■萩本欽一との歴史「欽ちゃんは僕にとってすごく大きな存在です」

香取は欽ちゃんと日本テレビ「全日本仮装大賞」で20年以上も一緒に司会でタッグを組んでいるが、実は二人の歴史はさらに古く、そして濃密だ。

初共演となったのは1994年。17歳にしてレギュラーに抜擢された香取だったが、バラエティ番組での対応力、瞬発力や愛嬌を見て取り、その才能を見抜いた欽ちゃんは、熱心に香取を導き、香取もその教えに貪欲に食らいついていった。

香取は当時をこう振り返る。「欽ちゃんからもう本当にいろんなことを教えてもらいましたが、大きかったのは、僕が10代の頃、『慎吾ちゃん、何も考えなくていい。思ったこと言って』と言ってくれたこと。そこから僕はバラエティー番組などで、頭に浮かんだことを声にするスタイルを作ることができました。香取慎吾というものを形成してくれた、大きな1つだったと思っています。他にもたくさん技を学ばせてもらいましたが、単純にバラエティーとしての技というだけではなくて、『そこにはちゃんと心が必要で、愛を持っていないと』と教わりました。」

こうして二人は30年、親子のような、師弟のような、古くからの親友のような、一言では表しがたい関係を築いている。「欽ちゃんは僕にとってすごく大きな存在です。大好きです。」

香取は、昨年の第99回全日本仮装大賞の収録前に、今は亡き欽ちゃんの妻・スミちゃんの肖像画を描いて欽ちゃんにサプライズでプレゼントしている。香取がこの絵につけたタイトルは「スミちゃんの欽ちゃん」。

「スミちゃんは、きっと欽ちゃんのことを否定も肯定もせずに、だけど温かく寄り添う人だったんだろうなと思います。欽ちゃんはスミちゃんが奥さんで、幸せだったろうな。欽ちゃんとスミちゃんのお二人にしか作り上げられない、この上ない夫婦の形を描くドラマに参加させてもらうことがとても楽しみです。」と香取。

本ドラマは、欽ちゃんが第1回放送の司会を務めた「24時間テレビ」や、欽ちゃんがエンタメ界に変革をもらした数々の伝説番組のアーカイブ映像・初出しの密着映像も織り交ぜてお送りする。中には、香取との心温まる場面も。珠玉のドキュメンタリー編もドラマと併せてお楽しみに。

■伊藤淳史との18年ぶりのドラマ共演

本作で欽ちゃんを演じる主演・伊藤との18年ぶりのドラマ共演も見所だ。2006年 フジテレビ「西遊記」で香取は主人公・孫悟空を演じたが、その大切な仲間である猪八戒に扮したのが伊藤だった。18年の時を経て、コメディアンとそのマネジャーという、またしても「仲間」の間柄での久しぶりの〝再会〟となった。

「またご一緒できてすごく嬉しかった!今回久々に会って、懐かしい話もできてすごく楽しかったです。本作では僕の大好きな欽ちゃんを、伊藤さんという大好きな俳優さんが演じていて…。伊藤さんは欽ちゃんでしたよ!欽ちゃんの、すごく特徴がある話し方が急にぽこっと入る、そんな感じもとても似ています。大好きな俳優さんが、僕の大好きな欽ちゃんを演じることも嬉しかったです。」と香取。

「久々の共演でドキドキしていましたが、支度中に“悟空!お久しぶりです!”と呼びかけたら、“猪八戒!”と呼び返してくれて(笑)。香取さんは身近に欽ちゃんを見て、マネジャーさんもご存じの方。香取さんが今日、マネジャーさんが欽ちゃんをとても大事にして、大好きでいてくれているということを表現してくださったおかげで、とても楽しく演じることができました。」と伊藤。

最後の共演シーンを撮影したあとは「写真撮ろうよ!」と仲良く互いに記念撮影をし、「また何年後か…共演したいね!」と笑顔で語り合っていた。

■香取慎吾 Q&A

Q.本作は、欽ちゃんがこれまであまり語ってこなかった妻・スミちゃんとのストーリーです。脚本を読んでどう感じ、どのように役作りをされましたか?

僕は結構欽ちゃんのことを知っている人間だと思っているんですが、このドラマでは、その僕でも知らないことが描かれていてびっくりしました。
僕でも見たことのない欽ちゃんが描かれているんだから、これは映像になった時に、さらに僕も皆さんもびっくりすると思います。
こんなことを経験されて、欽ちゃんは今に至るんだなと、いろんなことを知ることができるドラマになっていると思います。

Q.今回演じるのは欽ちゃんの若き日から伴走するマネジャーさんの役。役作りはされましたか?

欽ちゃんの近くに何十年も僕もいさせてもらっているので、欽ちゃんのマネジャーさんもよく知っていまして。
いつも欽ちゃんの近くにいる本当のマネジャーさんの心が、僕の役にも宿っていると思います。

Q.欽ちゃんを演じる伊藤淳史さんとは18年ぶりの本格共演です。久々に一緒にお芝居をされて、どう感じましたか?

すごく嬉しかったです。
僕の大好きな欽ちゃんを大好きな俳優さんの伊藤君が…伊藤君って言ったことないんですけどね。
今回久々に会っても、伊藤君が「悟空さん!」って。僕も「ああ!八戒!」って。『西遊記』っていうドラマで一緒だったので。途中合間に話したら彼が、「いや〜何度か香取さんって言おうとしたけど、無理ですね。やっぱり『悟空さん』は抜けない」って。懐かしい話もできてすごく楽しかったです。
これからはもしかしたら「欽ちゃん」って呼べるかもしれないですね。

Q.伊藤淳史さんの演じる欽ちゃんは、香取さんからご覧になって似ていましたか?

あのね、欽ちゃんでしたよ。
欽ちゃんの話し方は、全部が特徴的なのではなくて、急にポコッと特徴的な口調が入ってくるんです。それが本当にそういう感じで。リハーサルしていても「ん?欽ちゃん…?」となりました。
しかも欽ちゃんのパターンをいくつも持っていて、監督との話し合いを受けてまた違うパターンの、僕の知っている欽ちゃんを出してくるの。すごいですよ!

Q.欽ちゃんは、香取さんにとってどんな存在ですか?

もう本当にいろんなことを教えてもらいましたね。大きくは、僕が10代の頃、欽ちゃんが「考えるな」と。無言の欽ちゃんと二人きりの狭い部屋で、僕としては本当に体感2時間くらい、お説教されるのかな?何かを教えてもらうのかな?なんだろう…と思っていたら、欽ちゃんが最後に「慎吾ちゃん何も考えなくていい。思ったこと言って」と言ってくれた。
そこから僕はバラエティー番組などで、頭に浮かんだことを声にするスタイルを作ることができました。他にもたくさん技を学ばせてもらいましたが、単純にバラエティーとしての技というだけではなくて、「そこにはちゃんと心が必要で、愛を持っていないと」と教わりました。
欽ちゃんの存在は、香取慎吾というものを形成してくれた、大きなひとつだったと思っています。
欽ちゃんはすごい存在で、大好きです。

Q.久しぶりの「24時間テレビ」ご出演となりますね。

久々に参加できて嬉しいです!しかも欽ちゃんのドラマの中で、ご一緒したことのある伊藤淳史君との共演、すごく嬉しいですね。参加できてない時もテレビの前で見るという形で応援させてもらっていましたが、今回は参加できて本当にうれしいので、たくさんの人に見てもらいたいと思います。

■ストーリー

「視聴率100%男」と謳われ、日本のエンターテインメント史上に燦然と輝く功績を残す萩本欽一。
そんな彼が結婚した女性・澄子は、欽ちゃんが新米芸人として第一歩を踏み出した劇場で、当時大人気の踊り子だった。高嶺の花のはずだったスミちゃんは、なぜかダメダメだった新米の欽一を、いつも応援し助けてくれた。やがて時が経ち、欽一が次々とチャンスを掴み大スターの階段をかけのぼった頃、あることがきっかけで彼女は書きおき一つを残し忽然と姿を消してしまう。そのとき欽ちゃんが芸能生命を賭してとった驚きの行動とは!?
世間をあっと言わせるドラマチックななれそめで結婚し、3人の子宝にも恵まれた二人だったが、作り上げた家族の形もちょっと不思議なものだった。「夫としては…最悪でしょ」「誕生日も結婚記念日も旅行行ったこともゼロだし…」。日本が誇るコメディアン、だけど夫としてはダメダメな欽ちゃんを、亡き妻 スミちゃんはなぜ愛し続けたのか?
日本のエンタメ史を彩る貴重映像とともに送る、欽ちゃんと、欽ちゃんも知らなかったスミちゃんの物語。
欽ちゃんの初出し密着映像など珠玉のドキュメンタリー編もお楽しみに!

■「欽ちゃんのスミちゃん 〜萩本欽一を愛した女性〜」概要

2024年8月31日(土)よる9時すぎ放送

脚本 政池洋佑
演出 内田秀実
企画監修 田中裕樹
プロデューサー 大倉寛子 鈴木香織 福井芽衣
チーフプロデューサー 道坂忠久
制作会社 AX-ON
製作著作 日本テレビ