毎週土曜日 午前10時30分から日本テレビにて放送(関東ローカル/TVerにて最新話を無料配信)ヒロミ、小泉孝太郎がMCを務める「オー!マイゴッド!私だけの神様、教えます」。
街頭インタビューで名前が挙がった、その人にとっての“神様”の中から、特に気になる神にスタジオにお越しいただく当番組。
8月17日(土)の放送では、以前の放送で、普通のコーヒーの味が劇的に美味しくなる簡単な淹れ方を紹介してくれたバリスタ・粕谷哲さんが再び登場。
粕谷さんは2016年にハンドドリップの世界大会で日本人初の優勝を果たし、現在では、全国のファミリーマート約16,000店舗のカウンターコーヒー「FAMIMA CAFÉ」や、チルドタイプのカフェラテの開発にも携わっている。
そんな粕谷さんに、「夏にオススメのアイスコーヒー」を聞くと「まず1つは氷出しコーヒー。日本中の人にやってほしいアイスコーヒーの楽しみ方ですね。もう1つがスパークリングコーヒー」。さらに、ご家庭のインスタントコーヒーにあるジャムを入れるだけで絶品アイスコーヒーに変身する方法も。これらをスタジオで実演いただいた。
まずは氷出しコーヒー。アイスコーヒーといえば、コーヒーの粉が入ったパックを常温の水に入れて作る水出しコーヒーが一般的。この味が氷によって激変。
今回は細挽きのコーヒー豆50gを用意。「あとは氷をただただのせていく」と、氷を豆の上にひたすらのせ、最後に常温の水を注ぎコーヒーを湿らせる(今回は100g)。この氷が溶け切るまで「一晩かかりますね」とのことで、「溶けきるまで待つ」と粕谷さん。
「寝る前にセットして、次の日出かけるときに持っていくとか、贅沢な休日を楽しむとか」と待つ時間があるからこその楽しみ方を語った粕谷さん。孝太郎が「水出し(コーヒー)と違いますか?」と聞くと、「もう全然!」と粕谷さん。「片栗粉飲んでるんじゃないのというぐらい、とろっとした味わい」と語る。
スタジオでは、前日に事前に粕谷さんが仕込んできてくれたものを飲んでみることに。普通の水出しコーヒーと比べてみると、コーヒー豆の種類は同じだが色もとろみも違っている。「香りの強さが結構芳醇」「凝縮されたフルーツ感が出てくる」と粕谷さん。「濃いですけど、フルーティーさは残ってるんですね。それが不思議」と孝太郎。
続いては、夏にぴったりの清涼感のあるスパークリングコーヒー。「お店で出してるレシピ通り」だが、家でもできる方法を紹介してくれた。
まずはきび糖を30g用意。「黒糖もおすすめです」「黒糖だともっと深みのある味わいに。こっち(きび糖)だともう少しさっぱりした優しい味わいになってきます」とのこと。コーヒー豆も30g用意し、ここから、豆の3倍の重さ・90gのコーヒーを90℃ほどのお湯で抽出していく。「2分以上かけて、しっかりと濃いめに抽出することが大事なポイントです」と粕谷さん。さらに「夏っぽい印象を加えるために」ライムを絞る。そして炭酸水を140g・コーヒーを40gで淹れていく。ライムを添えて完成。
「後味も良いですよね!甘さが全く残らないですね」という孝太郎に「このライムで抜けてく感じがありますよね。清涼感と一緒に」と粕谷さん。
お次は、ご家庭にあるインスタントコーヒーにあるものを入れるだけで味が激変するアイデア。それは、市販のインスタントコーヒー2gを140gの水で溶かし、そこにジャムを20g入れるというもの。
ジャムはマーマレードを使用。「やっぱり柑橘系とコーヒーの相性っていいんですよ。これはティースプーン2杯分ぐらい。重さにして20gぐらい入れちゃいます。あとはかき混ぜて、これでもう完成です」と粕谷さん。「なんかまろやかになるね」とヒロミ。
粕谷さんによると「これは(インスタントコーヒー向けで)高いコーヒーでやっちゃダメなんです。そうするとコーヒーの風味が消されちゃうので」とのこと。