世界でも睡眠時間が足りていない国、日本…現代日本人が抱える睡眠の問題と改善策を学ぶ

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世界でも睡眠時間が足りていない国、日本…現代日本人が抱える睡眠の問題と改善策を学ぶ
世界でも睡眠時間が足りていない国、日本…現代日本人が抱える睡眠の問題と改善策を学ぶ

カズレーザーと学ぶ。』今回のテーマは『芸能人のヤバい睡眠一挙解決SP』

今回は睡眠研究の総本山、筑波大学の国際統合睡眠医科学研究機構から、柳沢正史機構長と、櫻井武副機構長が登壇。出演者たちの睡眠の悩みを分析し、多くの日本人に当てはまる睡眠問題について、その原因と解決策について解説した。

今回出演者たちから寄せられた悩みは、「次の日が休みだと16時間ぐらい寝てしまう」、「ちゃんと6時間寝られているのに、日中睡魔におそわれる」、「寝ると逆に疲れてしまう」などさまざま。柳沢氏らは、思春期から30代前半の若者は、生物学的に夜型になりやすく、平日の睡眠不足を解消するために休日長時間眠ってしまうといった傾向があることや、十分に眠れていると思っていても、日本人はそもそも世界的に見て睡眠時間が短いため、慢性的な睡眠不足になっているなど、悩みの原因について解説した。

そうした悩みに対し、柳沢氏らは改善方法をレクチャー。エアコンも活用し寝室の室温を23~25℃の適温にキープすることや、体内時計を朝型に近づけるため、毎朝カーテンを開けて日光を浴びること、寝つきをよくするために自分がリラックスすることのできる、入眠儀式(ベッドタイム・ルーティン)を見つけて習慣化することなど、すこやかな眠りを実現するための方法を紹介した。

ただ櫻井氏によると、眠りが全てを解決すると思い込むことは間違いであるという。そもそも睡眠の主な役割は、脳の情報を整理することにあり、身体の不調を治すには、日中の行動も解決する必要がある。またよい睡眠を取ろうとするあまり、過剰に睡眠不安を抱えてしまうと、不安によりかえって眠れなくなり、『神経質性不眠』といった、本当の不眠症になってしまう可能性もあると注意喚起がなされた。

筑波大学 国際統合睡眠医科学研究機構
機構長 柳沢正史

副機構長 櫻井武