9月15日(金)放送の『沸騰ワード10』は、井桁弘恵のベトナム女子旅に密着!
井桁は、実は大学時代からLCCでお得に海外をめぐってきたそうで、コスパ最強旅に取り憑かれているとのこと。今回は、LCC「ベトジェット」のチケットをセールで入手。片道1万3000円で、3泊4日のベトナムの世界遺産めぐりへ出発することに!
さっそく機内へ。座席の空間はやや狭くはありつつも、足が伸ばせるようになっている。首枕や着圧ソックスなどの旅アイテムに支えられ、5時間半かけてハノイのノイバイ国際空港へ到着!
まずは、軍資金5万円をベトナム通貨830万ドンに両替。
ちなみにベトナム旅行の相場は食事・ホテル・移動費全て入れて1人12万円〜だそうだが、果たして井桁はどのくらいに抑えられるのか!?
世界遺産「タンロン王城遺跡」
まずは首都ハノイにあり、手軽に行ける世界遺産「タンロン王城遺跡」へ向かう。翻訳アプリを駆使し、タクシーで50分(約3170円)かけて閉園ギリギリに到着。
約180円を払い、入場!
タンロン王城遺跡は、ハノイ中心部にあり散歩がてらに回れる世界遺産。2010年に世界文化遺産に登録され、現在も発掘調査が進められている。
「タンロンは昇竜、登る龍という意味らしくて、11世紀から19世紀の初頭まで、首都として使われていたそうです」と事前にメモしてきた情報を解説する井桁。世界遺産検定を取るのが目標だという。
ベトナム流つけ麺・ブンチャーとは?
再び翻訳アプリを駆使し、タクシーの運転手にランチのオススメを聞いてみると、「ブンチャー」という料理がおいしいお店に連れていってくれることに。
やってきたのは、ローカルな雰囲気が漂うお店。
さっそくブンチャーを注文すると、出てきたのは謎の山盛りの葉っぱに白い麺、ハンバーグのような肉が入ったスープ。
常連のお客さんに食べ方を教えてもらい、麺をスープにつけて食べてみると…「あ、おいしい!そうめんよりもうちょっともちもちな感じ!スープがおいしい!」「焼肉のタレスープみたい!甘めの出汁」と井桁。
ブンチャーとは、米の麺を豚の焼き肉とハンバーグの入った甘めのつけ汁につけ山盛りのシソやハーブと食べるベトナム流つけ麺のことだそう。
ブンチャーのおいしさに感激しつつ、海鮮の揚げ春巻きとベトナムビールも堪能してたったの約780円!
ホテル探しでトラブル発生!?
観光スポットが多い旧市街は中価格帯のホテルが充実。当日でも、さばけなかった部屋を格安で提供しているはずと踏み、ここまで予約せずにいた井桁。
しかし、ここでトラブルが発生!なんと、翌日から世界的アーティスト・BLACKPINKのライブがあるタイミング。6万人がハノイに集結するため、ほぼ満室という状況に。
様々なホテルをあたってみるも、満室だったり、価格が高額だったり…なんとか、1泊約7810円の「SILK QUEEN GRAND HOTEL」を見つけることができ、無事にチェックイン。
就寝前には夜の街へ。定番の映えスポット、旧市街のホアンキエム湖にかかる赤い橋は入場料180円を浮かせるべく遠くから眺める。「ベスポジ!よし、満足!行こう!」とコスパ重視。
お土産店でも、ディスカウントの交渉をして600円を450円まで値下げしてゲット。
格安バスで世界遺産「ハロン湾」へ!
2日目は、タクシーの配車アプリGrabを使って移動。
目的地を検索し、集合場所を指定しクリックすると、あとは表示されたナンバーの車を探し乗り込むだけ。行き先までの料金は事前に明記されるため、外国人でも吹っかけられる恐れはなし。
到着したのはミーディンバスターミナル。続いて乗るバスの時間までは、ターミナル内の食堂で朝ごはん。注文したのは、牛肉とチキンのフォー(約240円)。
「パクチー抜いてもらうのを忘れてた!」と言いつつ、「でも、これも旅の醍醐味だから」とハプニングを楽しむ井桁。完食して、激安バスに揺られること4時間(約720円)、世界遺産「ハロン湾」に到着。
クルーズ船に乗り込み、いざ観光。
ハロン湾は、ハノイに来た観光客の9割が訪れるという人気の世界遺産で、1994年に世界自然遺産に登録されたベトナムが誇る絶景。東京ドーム約3万3000個分のエリアには、2億5000万年前に生まれたとされる3000もの奇岩が。
井桁は「敵が攻めてきたときに龍が助けに来てくれて、その龍の口から吐き出された宝石がこの奇岩になったという伝説がある」「香炉岩って言って、20万ドンのお札の後ろにうつっている有名な岩です」と説明した。
船上シーフードランチや水上マーケットなども楽しめる世界遺産ツアー代は約4450円。
日本で予約すると2万円超えのツアーを9590円に抑えるというコスパ力。
寝台列車で宿泊+移動!
この日もホテルを予約していなかった井桁。選んだのは、なんとハノイとホーチミンを結ぶ寝台列車。
22時発の寝台列車で15時間かけてハノイからダナンを目指す。宿泊兼移動で約5680円と良いコスパ。
車内では、お酒を片手に移動を楽しむ人たちも。井桁と沸騰ディレクターも、夜通しパジャマで女子会を楽しんだ。
朝に途中停車した駅で、5分で朝ごはんのソイバップ(おこわ)とチァールア(ハム)を約300円でゲット。
予定より1時間遅れ、16時間かけて無事ダナンに到着!
予定より遅れた14時14分から3日目の旅がスタート。帰りのハノイ便に乗るためダナンに滞在できるのはわずか2時間25分。
急いで向かったのは、井桁が一番見たかった世界遺産・古都ホイアン。1999年に世界文化遺産に登録された港町のホイアンは、月に1度開催されるランタン祭りが大人気。
井桁が見たかったのは来遠橋(らいえんばし)。別名「日本橋」と呼ばれ、430年前に日本人によって建設されたといわれるホイアンの人々との絆の証だという。
ところが…なんと来遠橋は修理中!
お目当てを見ることができないまま、屋台でバインセオ(約180円)のみ購入し、空港へ。
旅のシメはナイトプール!
約8500円で、飛行機でハノイへとんぼ返りし向かったのは、井桁が女子旅のシメとして用意したというホテル。
思い切って2人で約8600円を投入して井桁が用意したサマーイベントとは…ナイトプール!
「最後ナイトプールではしゃいで終わりましょうよ」と盛り上がる井桁。
多忙な日々で休みがなかった井桁は、旅を最後まで満喫。このロケについて「女友達と来てる感じでめっちゃ楽しかったです」と話した。
今回、3泊4日でかかったのは飛行機、ホテル代込みで約7万6000円。相場の12万円と比べてもコスパは◎。「こんなに色んな感情になった旅は初めてでした。うまくいかないことも含めてすごく楽しかったです」と締めくくった。