5月7日(日)日本テレビ系で放送の第2859回「笑点」。放送の冒頭では3年2ヶ月ぶり、客席から春風亭昇太がご挨拶。演芸はU字工事が務めた。
■大喜利 第1問
双眼鏡を持ち都々逸を詠む第1問。前半の七・七を詠んでから双眼鏡を覗き、後半の七・五を詠むという形。
「簡単だ簡単」とまず挙手したのは三遊亭好楽。双眼鏡を競馬場にいつも持っていくといい「これ持つとひらめいちゃう」と好楽。
「視力検査の結果が出たよ」、双眼鏡を覗き「これを使えば2.0」と詠んだ。「それすでに視力検査じゃないから!ズルだからそれは」と昇太がツッコむが好楽は目を閉じてスルー?
春風亭一之輔は「渋滞はまってやることないや」、双眼鏡を覗き「前の車のテレビ見よう」とゴールデンウィークの渋滞にかけた回答。観客席からは「おー」という声が上がり座布団も一枚獲得。
三遊亭小遊三の「そっと我が家を覗いてみれば」「俺がいないと楽しそう」という回答には笑いが起き、座布団一枚獲得。
■大喜利 第2問
続いては卵のパックを持って一言いい、昇太が「どうしたの」と聞くと返事をするという第2問。
林家たい平は「へー、面白い名前がついてるなこの卵。(西城秀樹の曲名)『情熱の嵐』っていう名前なんだ」「君が望むなら、白身〜」と先週に続き替え歌での回答も、先週に続き自身で座布団を返却してしまう。
「私は、国産の卵が高いんで、外国産の卵を買うようになりました」と林家木久扇。「どうしたの」と聞くと「コッコッコッコッコケッコー」と暁テル子の「ミネソタの卵売り」を歌うが、歌い続ける間にたい平が座布団を一枚横取りして没収。
さらには「終わりました?」と確認した昇太は「山田さん、改めてもう一枚持ってって」と、一気に二枚没収となってしまい思わず苦い表情の木久扇。
「言わせてもらっていいかな」「五週間ぐらい、俺座布団のやりとりひとつもないんだけど」と好楽が切り出すと観客席から笑いが。
「それを念頭に入れて」という好楽の回答は…「失敗しちゃったよ」「どうしたの」「卵かけご飯やろうと思って買ってきたらさ、ご飯が切れてたんだよ」。「こういうやりとりもいいでしょ」というがその結果は…「山田さん、一枚持ってって!」と昇太。
「なんだよ!」と好楽。しかし「今のつまんなかった(笑)」と木久扇も冷静に突っ込み、桂宮治も「頑張ってこうね」とフォロー?
■大喜利 第3問
この収録が行われている後楽園ホールは、ボクシングの聖地とも言われている。そこでボクシングのアクションをして一言。昇太が「やってるね」と言うとさらに続けるという形。
木久扇は「すー、すー、すー」とパンチを繰り出す様子。「やってるね」と聞くと、
「す、ぽ、す、ぽ」とパンチが汽車の音に変わっていく。そして「いーまは山中…」と童謡「汽車(今は山中)」を歌い、第2問に続いて歌での回答に。そして今回も…昇太は「お、終わりましたか?」「じゃあ、改めて一枚取って」と座布団没収となってしまった。
宮治は「あー気持ちいい、最高だぜ!」とパンチを繰り出す。「やってるね」と聞くと、「座布団くれねぇからサンドバッグに昇太の写真貼ってんだよ」と宮治。さらに「はいみんな叩いて!」と一同を煽り、一同はパンチを繰り出し始め…昇太は「山田さん、今叩いてる人の一枚ずつ…」と反撃に出ようとするが、それを聞き皆静かに。
「じゃあ宮治の(座布団)二枚取って…」となり宮治が異議を唱えると「(全員の)一枚取ってって言おうとしたら、一枚しかなかったからさぁ」と、数名座布団が一枚になってしまっている状況をイジった昇太。
すると「締めくくってやる」と好楽。昇太は「今終わろうとしたんだけど…」「そうですか?じゃあ、好楽さん、お願いします!」と振る。
「ハハハ…いてっ!ハハハ…いてっ!」と笑いながらパンチ。「やってるね」と聞く「笑う角には、フック(福)来る」と回答。
「フックってこうでしょ」と、好楽の回答時、フックのポーズが異なっていたことにツッコむ昇太だが「山田さん、好楽さんに一枚あげて」と無事に座布団を獲得し、好楽は「やったー!」と喜んだ。