<月9ドラマ『海のはじまり』登場人物・キャスト一覧>
2021年、夏。
南雲水季(古川琴音)は娘・海(泉谷月菜)と小さなアパートで暮らしている。
テレビの情報番組は東京オリンピックのことを連日報道していた。
朝、図書館司書として働く水季は図書館入口近くの駐輪場で津野晴明(池松壮亮)の姿を見つける。
時間を合わせるために、わざとスニーカーの靴ひもをほどき、その場にしゃがんで結び直す水季。津野は水季の存在に気づき「おはよ」と声を掛け、2人で図書館の中へ入る。
お昼休み、休憩室で1人で休む水季のもとへ津野がやってきた。
そして「…南雲さんさぁ」と声をかけたのち「なんか、どっか、行きたいところある?」と続ける。
2人で出かけないかという津野の提案に水季は驚きつつも「津野さんのこと、好きになりたくないんですよ」と自分の心を抑制していると告白して…。