今や夏の風物詩のひとつにもなっている、『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP』の4時間SP。その第4弾が、今年もあの“国民的番組”の裏で放送されます。
今年は、『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP ドッキリは地球を救うのか? 4時間テレビ』(8月31日/フジテレビ)として、さらに豪華になって開催。
すでにさまざまなラインアップが発表され、放送が待たれるなか、先日、お台場フジテレビにて収録が行われ、終了後にMCの東野幸治さん、小池栄子さん、ドッキリクリエイターの恵俊彰さん、向井康二(Snow Man)さん、スタジオゲストの柴田英嗣(アンタッチャブル)さん、長谷川忍(シソンヌ)さん、若槻千夏さんが取材に応じました。
<『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP』“4時間テレビ”放送決定!今年もあの国民的大型番組の裏で「夏のドッキリ祭り」を盛大に開催>
仲がいいチームとして知られるメンバーだけに、収録開始前からトークが止まらず、何やら大盛り上がり。小池さんの「オープニング始まりますよ」の一言で収録が始まるも、VTRを見ながらも終始、ツッコんだり、ツッコまれたりと和気あいあいの楽しそうな雰囲気でした。
収録後、記者を集めての取材でも、東野さんが率先して回しを(?)を担当し仕切ってくれました。
<東野幸治、小池栄子、恵俊彰、向井康二、柴田英嗣、長谷川忍、若槻千夏 インタビュー>
――2019年から始まり第4弾(2020年を除く)となる4時間SPですが、周囲からの反響はいかがですか?
小池:いやぁ、行くところ行くところで『ドッキリGP』が好きだと言われるんですよ。
長谷川:言われますよね。
小池:本当にファンが増えたな、と実感しています。
東野:長谷川くんは、実は途中からスタジオゲストとして来て、今や大橋巨泉さんばりに座ってるという(笑)。
長谷川:令和の巨泉です(笑)。
東野:どうなの?入ってきたときと今の感じは違う?空気的に。
長谷川:こんなことは言いたくないですけど、もう俺なしじゃムリだろうって。この席は、俺と柴田さんがいなかったら回らないだろうなって(笑)。
東野:つねに康二と(菊池)風磨の横にいますけど、たまに俺もドキッとします。風磨へのツッコミがきつくて(笑)。まぁ、ふたりは関係性があるからね。この番組きっかけでフジテレビで番組(『何か“オモシロいコト”ないの?』など)も始まってるから。
こっちサイド(東野さん、小池さん、若槻さん、恵さん)は、何も始まってません!
小池:(スタッフが)こっちにはもう伸びしろがないと思ってるんじゃない?
東野:(収録中にも)こっちサイドにカンペが出なくなってますよね。(ディレクターが)コメントをほしいと思ったら、このあたり(長谷川さん、柴田さん)に出してる(笑)。柴ちゃんはどうですか?
柴田:芸能界で一番この番組が好きなんじゃないですかね、自分は。
小池:初めからそう言ってくれてますね。
東野:それでスタッフのこともすごいほめるんですよ。
柴田:ここのスタッフさんはおバカな番組をつくってると思われてるかもしれないですけど、世界に出たらとんでもない人たちですよ。
オナラで爆笑を取るとかくだらないことやってるけど、実は何でもできる人たちなんです。
timeleszとSnow Manのボムマジ爆発は、前代未聞の流れに
――では、4時間SPで特におすすめ企画を教えてください。
東野:はい!小池さん!
小池:「ドッキリのドレミのうた」の「ラはライトフライ爆破」ですかね。火薬の量も多くて、かなり迫力のある画になっています。今回のスペシャルは、すごいお金かかってますね。
柴田:判明しただけでも1200万円は超えている。
若槻:あんなにテロップに金額が出る番組も珍しい(笑)。
東野:「ドッキリのドレミのうた」もありますし、「ボムマジ爆発SP」も、1年ぶりの「全校集会スピーチサプライズ」もそうだし、もちろん「マッサマンSP」もあります。
康二はどう?「マッサマン」では本当に頑張ってくれたし、スケジュールが空いたときには(マッサマン像が立ち、『ドッキリGP』のブースがある『お台場冒険王』の)冒険ランドにも行ってるんやろ?
向井:この前は、「冒険ランド」に(マッサマン)カレーを配りに行きました。そうしたら、マッサマンのコスチュームを着てくれてる人もいて。「ホンマに着てくれてるんだ」って。(人気を)実感しました。カレーもめちゃめちゃ人気で、キッチンカーには行列ができていましたから。
小池:4時間SPでも、「マッサマン」はたっぷりやっています。
向井:はい!しかも、今回レベルアップしているので。
小池:それと、timeleszとSnow Manの「ボムマジ爆発」は、前代未聞の流れになりましたね。
<timelesz vs Snow Man!菊池風磨「空気ががらっと変わる瞬間がありまして…」ボムマジ爆発アイドル頂上決戦は前代未聞の超展開に>
長谷川:テレビの歴史が一瞬変わりますので。あんなことがまかり通っていいのかっていう。
東野:途中で何見てるのかわからなくなりました。
長谷川:『世にも奇妙な(物語)』のテイストが入ってきますよね。
小峠英二のブッキング理由は…どうしても見てもらいたかった!?
東野:若槻さんは?
若槻:私は「ドッキリでことわざを学ぶ:白羽の矢が立つ」です!髪のない芸能人がいっぱい集まって…。スタジオには小峠(英二)さんも来てくれて。
東野:小峠さん、4月くらいにブッキングしたらしいです。
長谷川:どうしても小峠さんに見てもらいたかったんだ。怖いですよね、そこまでするの。
東野:で、我々も気づいたら普通に家でテレビ見てる感じになってきて…。ゲストもそんなに来ないから。
小池:なんで?最近、ゲスト来ないよね。
東野:今日も(リラックスしすぎて)オープニングが始まる前にもずっとしゃべってて。急に小池さんが「はい、オープニング始まりますよ~」って言いだして。
柴田:そんな「ご飯できたよ~」みたいな感じじゃないですけどね。
向井:でもあれがなかったら、一生しゃべってましたよね。
東野:VTRを見るということでいうと、チームワークはもう100点満点ですけど。
小池:そんな東野さんの注目の企画は?
東野:いやぁ、今回「ドレミのうた」が50分以上あるんですよね。見る前は長いんじゃないかなと思ってたんですけど、最初の「ド」が「洞窟でオナラをする」というので、これがめっちゃおもしろかったんですよ。
ええ始まりで、「ああ、スタッフはみんなすごく真剣に作ってるんやな」って。「ド」はつかみやから一番大事じゃないですか。だからこんなに時間かけてるんや、って。ちょっと感動しました。
恵:あれはすごいよ。ドキュメンタリー入ってるよね。
柴田:4時間SPの第4弾で、いろんな人呼んできて、あれだけお金かけて、その最初がオナラってすごいですよ!
東野:そうね。それと、久しぶりに風磨もターゲットになってるんです。これもいい編集というか、ドッキリにかかりながらも、風磨と『ドッキリGP』の歴史をダイジェストで見せる作りになっているので、ぜひ見てほしいですね。
あと、康二も実は「ドレミのうた」でターゲットになってて。久しぶりだったんじゃないの?
向井:そうですね。最近、マッサマンしかやっていなかったので、何の疑いも持っていなくて…。
長谷川:噂では、マッサマンがSnow Manのスケジュールを超えたらしいですよ。
向井:はい。Snow Manのグループとしてのスケジュールより多いという…。
一同:おお~!
向井康二の野望は『マッサマン・ザ・ムービー』!?
――今回の「マッサマンSP」は、松田元太(Travis Japan)さん、長谷川雅紀(錦鯉)さん、小学生を入れての四つ巴戦となります。
向井:マッサノリマン(=長谷川さん)がまた来てくれるとは思わなかったですけど…(とゲームの結果を言ってしまう)。
長谷川:そのコメント(ネタバレで)ダメなんじゃないの?
小池:大丈夫!(記者は)うまく書いてくれるから。抑え込まない、抑え込まない。
向井:マッサノリマンも言ったらダメなの、お母さん?
小池:いい、いい!もう言いたいこと全部言っていいから。
若槻:お母さん~!(笑)
向井:だから…だから、はい。(とさらにネタバレしてしまう)
東野:もうええねん!(笑)
柴田:でも、ほんと、長い言葉をめちゃくちゃ覚えて、かっこいいですよ。
恵:そうだよ、すごいよ。
若槻:新しい作戦だもんね。
小池:手に汗握りました。
向井:「冒険ランド」の隣で(ロケを)やっていたのでお客さんがいて。めちゃくちゃ応援してくれたので頑張れました。
東野:逆バンジーもパワーアップしているっていうのも見どころですね。
――スタート当初より、記憶力がアップしている印象がありますが、トレーニングなどはしているのでしょうか?
向井:前まではやってたんですけど…。
一同:何、何?
向井:1日のスケジュールをちゃんと覚えるとか。
長谷川:時間割覚える小学生かよ!
東野:1日のスケジュールをちゃんと覚えてなかったの?3つも4つもあるから?
向井:そのくらい覚えられるじゃないですか。でも、すぐ携帯を見ちゃうんですよ。それを見ないようにして自分で考えて答え合わせをするとか、そういうことをやって。寝る前にも、その日何をしたかな、と思い出して…。
東野:まあ、そもそも(出題のテーマとなるものの)概念をわかってなかったってことでしょ。
向井:それは、これからもっと勉強していきます!
――今回、松田さん扮するマツダマンも活躍します。向井さんは危機感を覚えることはありますか?
向井:あの日は(マツダマンは)ちょっと強かったですね。応援する気持ちもありましたけど、それはちょっと嫉妬みたいなのもありました。
東野:嫉妬なんかあるの?
向井:嫉妬ありますよ。4時間SPなので勝ちたいと思ってましたし。
東野:結果がどうなるかは、わかりませんけど、四つ巴の戦いですから。作品として醍醐味みたいなのも見られるようになってきたからね。なんか、ないの?マッサマンの次なる野望は。マッサマンムービーとか。
向井:ムービー?映画?
東野:いや、俺も適当に言ってるだけや(笑)。『逃走中』も映画になってたから。
長谷川:子供は喜ぶんじゃない?
向井:そうですね、子供が喜ぶことは…。
東野:本気にするなよ!(笑)
小池:歌はいいんじゃない?テーマソングとか、自分で曲を歌う。
向井:今、オープニングは風磨ですからね。
――番組としての今後の野望はいかがでしょうか?
東野:はい!これは若槻さんで!
若槻:なんで?私はゲストなんですよ。なんかいつもレギュラーっぽくいますけど(笑)。
長谷川:実は?
若槻:そう。
東野:野望よ。こうしていきたい、とか希望を言って。
若槻:これはもう『ドッキリGP・ザ・ムービー』です。世界に通用すると思いません?言葉がなくても、リアクションって万国共通だから。世界配信したいです。
小池:それいいね!
柴田:“ドッキリ師たち”でね。
若槻:“地面師たち”みたいに言わないで。
東野:まあ、(Netflixで話題のドラマ)『地面師たち』もどっちかといったら、ドッキリみたいなものだからね。(以前放送した)「全校集会スピーチサプライズ」に出てくれた(ある学校の)生徒会長が韓国でバズったって聞きますし。
恵:「ドレミのうた」とかもパターンがいくらでもあるしね。
東野:そうです。そういう意味で言いますと、世界進出とかも、ちょっと考えたいということでございます。なんかすいませんね。でも、決してふざけているわけじゃないんで。よろしくお願いします。
<番組概要>
『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP ドッキリは地球を救うのか? 4時間テレビ』
放送日時:8月31日(土)19時~
MC:
東野幸治
小池栄子
ドッキリクリエイター:
恵俊彰
菊池風磨(timelesz)
向井康二(Snow Man)
スタジオゲスト:
柴田英嗣(アンタッチャブル)
長谷川忍(シソンヌ)
若槻千夏
小峠英二(バイきんぐ)
(敬称略)
VTR出演:
あぁ~しらき
あばれる君
おいでやす小田
鬼越トマホーク
お見送り芸人しんいち
菊地亜美
コカドケンタロウ(ロッチ)
JOY
鈴木拓(ドランクドラゴン)
Snow Man(深澤辰哉、向井康二、宮舘涼太)
timelesz(佐藤勝利、菊池風磨、松島聡)
中西茂樹(なすなかにし)
西村瑞樹(バイきんぐ)
信子(ぱーてぃーちゃん)
野呂佳代
長谷川雅紀(錦鯉)
原口あきまさ
松田元太(Travis Japan)
Mr.マリック
森脇健児
ゆうちゃみ
和田まんじゅう(ネルソンズ)
ほか
(敬称略/五十音順)
制作統括:木村剛
企画・チーフプロデューサー:蜜谷浩弥
総合演出:中川将史
演出・構成:酒井健作
制作:フジテレビ バラエティ制作センター
制作著作:フジテレビ
公式HP:https://www.fujitv.co.jp/dokkirigp/