土ドラ『嗤う淑女』第5話より、ドラマオリジナルキャラクターである、韓国スターに人生を捧げる推し活女・二森玲夏を演じる、円井わんさんのコメントが到着しました。
内田理央さんが演じる稀代の悪女・蒲生美智留が美貌と天才的な話術で人の欲望を刺激し、次々と地獄へと陥れていく震撼のサイコサスペンス、土ドラ『嗤う淑女』(8月24日/東海テレビ・フジテレビ系)第5話が放送されます。
第4話もSNS上で「オチが予想を超えてくるから毎度おもしろい」「気づけば美智留の激ヤバ毒笑顔に目を離せなくなってるワイがいる」「初めて見たけどまじおもれえ。毎週見よ」「笑ゥせぇるすまんが好きな自分に刺さりまくる」と大きな反響を呼んでいます。
第5話では、原作にはないドラマオリジナルキャラである、韓国スターに人生を捧げる推し活女・二森玲夏(円井わん)が登場します。
無職で実家暮らしの玲夏は、推しの写真集やグッズの購入に貯金のすべてをつぎ込み、ときに代金を肩代わりされる家族とはたびたび衝突していました。
ある日、生活を見つめ直すため、しぶしぶ美智留(内田理央)のもとを訪れた玲夏に、美智留は「あなたは孤独にめげず、勇気ある生き方を選んだ」と玲夏の推し活を全面肯定します。
美智留の言葉に後押しされた玲夏の推し活は、歯止めがきかなくなり…。
なお登場する韓国スター、シム・ドユン役を務めるのは、かつて韓国の人気アイドルグループ「超新星」で活躍していたユン・ソンモさん。
自身のキャリアを生かした韓国スターとしての演技で、視聴者も沼落ちさせてしまうのか、注目です。
土ドラ『嗤う淑女』第5話は、8月24日(土)23時40分より、東海テレビ・フジテレビ系で放送されます。
<円井わん コメント>
――現場の雰囲気はいかがですか?
作品の内容とは違い、和気あいあいと朗らかとした雰囲気でした。
――二森玲夏役が決まったときは、どう思いましたか?
俳優として、前にもあとにもないかもしれないチャレンジングな役柄。今までと全然違った役柄なので、やりがいがあると思いました。
――二森玲夏について教えてください。また、演じるにあたり、どんなことを心がけましたか?
“沼っていく”というより“もう沼っている”ところからスタートします。
私自身が玲夏を否定しないと決めていました。今回、役作りは短期集中だったので大変でしたが、周りの友人の推し活の話などを聞いて理解を深めました。
そして、実際に演じていくうちに、玲夏の生き辛さや、すがりたくなる気持ちを深く理解できるようになりました。玲夏のピュアさがさらに心を痛くするというか…。
――円井さんと玲夏は似ているところはありますか?
私もハマったら、結構ハマるタイプなので、わからなくもなかったですね(笑)。
言葉というよりは、人によってチグハグな回答や態度をするときがあって、昔の私を思い出しました。人間の弱さですね(笑)。
――円井さんは推し活をしたことはありますか?
ロックバンド、UVERworldが高校生のときから大好きでした!当時は、ほぼUVERworldしか聴かないし、ライブにも行きまくっていました。
グッズを買いまくる!とかはなかったです(笑)。ただライブで音楽を聴いて、飛び跳ねて、最後に号泣するというのが当時のルーティンでした(笑)。
――身の回りに美智留のような人はいますか?もし、実際に目の前に現れたらどう思いますか?
いないです(笑)。
ただ、中学生のときはいましたね。正直、10代前半の子はすごいと思いますよ。かなり巧妙に洗脳状態に持っていくから、みんなその子から離れないんですよ。
それに、中学生は世界が学校しかないので視野は狭いですよね。私は違和感しか覚えなかったので離れましたけど…。
そのころに鍛えられたセンサーがビビッと働くようになって、危険察知能力がとても高くなったと思います。今ではまったく寄せつけませんね(笑)。
――今作にはさまざまな欲望を持った人物が登場します。円井さんのどうしても捨てられない欲望を教えてください。
猫と暮らすことです。あとは最近、冷やし中華好きすぎて困っているんですけど(笑)。
――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。
さまざまな苦しみや悩みを持った人たちが、そこからさらに堕ちていくという、なんとも人間臭いホラー作品ですが、きっと共感してもらえるところもあると思います。
自分の中に今、辛いことがあっても、今日も明日も生きているだけですごいんだよ、というメッセージも込めて演じました。『嗤う淑女』、ぜひご覧ください!
<第5話あらすじ>
韓国スター、シム・ドユン(ユン・ソンモ)の推し活に生活のすべてをつぎ込む二森玲夏(円井わん)。
無職の実家暮らしで両親に依存する玲夏に、結婚して妊娠中の妹の春奈(木﨑ゆりあ)は厳しく接する。
生活を見つめ直すためにと、しぶしぶ蒲生美智留(内田理央)のもとを訪れた玲夏に、美智留は「あなたは孤独にめげず、勇気ある生き方を選んだ」と玲夏の推し活を全面肯定する。
美智留の言葉に後押しされた玲夏の推し活は歯止めがきかなくなり…。
一方、刑事・麻生(大東駿介)は、複数の殺人事件の背後にちらつく美智留を追いかける。そして17年前の美智留の父親の死の謎、野々宮恭子(松井玲奈)との秘密が徐々に明らかになり――。
土ドラジオ「嗤わない淑女」
8月19日に配信された、ドラマを別角度で楽しめるスペシャルラジオコンテンツ、土ドラジオ『嗤わない淑女』。
今回は、第5話をより深く楽しむために「推し活」をテーマにトークした中から一部をピックアップして紹介します。
内田:玲奈ちんって深く狭くなんですよ。推しがいて、ちゃんと人間というかヒトガタの〜。
松井:ヒトガタ(笑)。でも、ヒトガタではないのもいるよ!
内田:私は、個の推しがあまりいない人生だったんです。作品推しはあったけど、推しと結婚したいということもなく、アイドルも推すこともなく、違うオタクだったかもしれない。
松井:え、ちょっと待って!同じ時代を生きたオタクとして夢小説とか通っていないってこと?
内田:通ったよ。
松井:あ、通ったんだ〜。でも、そんなにときめくこともなく?
内田:そうなの!恋愛に対してすごく斜めから見ちゃってた(笑)。だから、キラキラ系だったり、キュンキュン系というのがダメだった。むしろバトル系とか…。
松井:『君に届け』とかじゃなくて?
内田:めっちゃ読んだよ!読んだけど『ドラゴンボール』とか男の子が好きな作品を男の子の読み方で読んでた!
松井:男の子の読み方ってどういう意味?
内田:女の子が『少年ジャンプ』の作品を読んで推すときもあるじゃん。
松井:わかる。女の子のやり方だ。
内田:でも、私は違うの。「勝て〜!行け〜!やるんだ〜!」みたいな、そっちの感じ。
松井:「必殺技だ〜!」みたいなね。
内田:そうそうそう(笑)。
松井:それは、全然違う。私は『少年ジャンプ』を開いて、『テニスの王子様』が大好きだったから〜。
内田:(爆笑)。
松井:ドン引きされるけど、友だちと一緒に『テニスの王子様』のページを開いて、どうしたらこの中に入れるか?紙面に顔をこすりつける感じで読んでた(笑)。
内田:私は「つばめ返し」をどう打てるかの方だった(笑)。
松井:全然違うね〜。
内田:違うのよ!だから、それで深く誰かを推すっていうのがない人生だったの。だから、玲奈ちんの推し活を見ているとスゴイって思う。
松井:でも、そのフラットな感じになれるのも羨ましい。
内田:深くなっちゃうからね(笑)。
内田:撮影中にやっと休みがあって「玲奈ちんは何するの?」って聞いたら「推し活で静岡に行ってくる」っていうときがあったよね。
松井:あった!推しが静岡の旅行キャンペーンみたいなのをやっていたから、巡礼しに行きました。
内田:すばらしい!それこそ推し活だと思いました。
松井:でも、それをすることでリフレッシュになるし楽しいの!
内田:そっか、得られるんだ、エネルギーを!
松井:そうなの!
内田:消費するんじゃなくて。
松井:消費じゃなくて、満たされることがすごくあって良かった!あと幼なじみが同じコンテンツを好きで、その彼女と一緒に行ったの。
内田:それ、いいよね!
松井:彼女がすごいなと思ったのは、前日に「明日、静岡に行くけどどう?」って誘ったのだけど~。
内田:けっこうヘビーね。
松井:そしたら「ちょっと、これから気持ちを作って行くね」って返事がきて。
内田:え?気持ちを作る?なにそれ〜。
松井:現場に行くためのモチベーションを今から上げるね、と。
内田:すごいね!
松井:そう言ってくれるのが、カッコ良すぎるなと思って、尊敬してる!
内田:すごい!玲奈ちんの幼なじみ、すごいわ!
松井:「これから気持ちを作る」っていい言葉だな〜と。
内田:私も使わせてもらうわ!
松井:人に誘われたときに使おうと思った。
内田:うれしいよね。言われた方も。
公式HP:https://www.tokai-tv.com/waraushukujo/
公式Instagram:https://www.instagram.com/new_dodora_tokaitv/