10月期の水10ドラマは、藤原竜也さんが主演を務める、完全オリジナルドラマ『全領域異常解決室』が放送されます。
藤原さんがフジテレビ制作の連続ドラマで主演を務めるのは、本作が初となります。
完全オリジナルとなる本作は、脚本・黒岩勉さん、演出・石川淳一監督ほか実力派スタッフで贈る、本格ミステリードラマ。
身近な現代事件×最先端の科学捜査では解明できない“不可解な異常事件”を「全領域異常解決室」という捜査機関が解決していく1話完結型ドラマです。
扱う事件は“あらゆる領域”におよび、「神隠し」「シャドーマン」「キツネツキ」といった“超常現象”など、現代科学の常識では考えられない“異常”に挑みます。
そして、全話通して描かれる“ある大きな事件”は予測不能で、ハラハラドキドキの展開となることに。
これまで『ガリレオ』(2007年ほか)や『ミステリと言う勿れ』(2022年)など、数々のミステリードラマを手がけてきたフジテレビが、2024年の秋、まったく新しい上質なミステリードラマを届けます。
ミステリー作品をはじめ、コメディやシリアスな社会派ドラマなど、数々の作品で定評がある石川監督と、サスペンスミステリーの名手である黒岩さんの脚本が紡ぐ、独創的な世界観と衝撃のどんでん返しが展開されます。
藤原竜也は超常現象のスペシャリスト役
藤原さんが演じるのは、異常な知識&記憶力&洞察力を兼ね備えた超常現象のスペシャリスト・興玉雅(おきたま・みやび)。
人々の常識では考えられず、最先端科学でも解明できない“不可解な異常事件”を解決する、世界最古と呼ばれる捜査機関「全領域異常解決室」(通称「全決(ゼンケツ)」)の室長代理。
その名の通り、みやびやかな雰囲気を醸し出す興玉は、異常なまでの知識、記憶力、洞察力を兼ね備え、その力を生かして、全領域で起こる不可思議な異常事件を解決へと導きます。
「全決」は、例えば、人の体だけがある日こつぜんと姿を消す「神隠し」や、影のような黒い人型が突如現れる怪奇現象「シャドーマン」、キツネの霊にとりつかれたかのように特定の人が異常心理になる現象「キツネツキ」など、世の中を騒がせる超常現象やオカルトの類も究明しています。
警察も手に負えず、解決できない“異常事件”を、興玉は現場に訪れ事件の細部まで調べ、あらゆる事象を組み合わせて、みんなが納得する仮説を唱えていきます。
一方、興玉が発する言葉はどこか謎めいており、腹の底が見えない人物でもあり――。
藤原さんは、27年前のフジ水曜劇場(1997年/『それが答えだ!』)でのドラマデビューを経て、フジテレビ制作の連ドラで初主演を果たします。
連続ドラマの主演を務めるのは、カンテレ制作の『青のSP-学校内警察・嶋田隆平-』(2021年)以来、3年ぶりのこと。
脚本・黒岩勉×演出・石川淳一による完全オリジナルドラマ
脚本は、『TOKYO MER~走る緊急救命室~』(2021年ほか/TBS)、『マイファミリー』(2022年/TBS)、『ラストマン-全盲の捜査官-』(2023年/TBS)など、オリジナルで数々のヒット作を世に送り出してきた、黒岩勉さん。
近年では、シリーズ4作連続で興行収入50億円以上を突破した映画『キングダム』の脚本も手がけるなど、日本のエンタメ界をけん引するヒットメーカーです。
演出は、『リーガル・ハイ』(2012年ほか/フジテレビ)や『絶対零度~未然犯罪潜入捜査』(2020年/フジテレビ)などを手がけた石川淳一さん。
石川さんは、映画『ミックス。』(2017年)を皮切りに、今年3月に公開された大ヒット作『変な家』や、現在公開中のラウール(Snow Man)さん主演作『赤羽骨子のボディガード』など、映画監督としても活躍。
企画・プロデュースは、8月17日(土)21時から放送の土曜プレミアム『ほんとにあった怖い話 25周年スペシャル』の大野公紀プロデューサー。
大野Pは、報道記者として数々の事件を取材した、異色の経歴を持ち、その経験を活かして、オリジナル作品である本作のリアリティや深みを生み出します。
『全領域異常解決室』は、10月9日スタート!毎週水曜22時より、フジテレビで放送されます(初回15分拡大)。
<藤原竜也 コメント>
――オファーを受けたときは、どう思いましたか?
事件に超常現象やオカルトなどが絡んでくると聞いて、自分自身とても興味があるジャンルだったので、率直にワクワクしました。
まさに僕にぴったりだと思いました!ドラマの世界観が独特で、新しさも感じました。
――台本を読んだ印象は?
身近なことを舞台にした現代事件でありながら、そこには不可思議な異常があるミステリードラマです。謎解きの面白さや事件の中のヒューマンドラマが魅力だと思いました。
まだ、台本は数話しか手元にないのですが、独創的な世界観とスケール感で、今までに見たことがない作品をお届けできるのではないかと思っています。
――藤原さん演じる、興玉雅について教えてください。
興玉は、超常現象のスペシャリストです。圧倒的な知識と洞察力で、不可解な異常事件を解決へと導く専門家として活動しています。
みやびな雰囲気をまとう一方で、浮世離れしていて、ちょっぴりシニカルな一面もあるキャラクターです。どこか世の中を達観したような部分もあり、目が離せない存在だと思います。
――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。
(脚本の)黒岩さんの世界に初めて入れることが楽しみです。しっかりとチーム全員で挑んで『全決』の世界を届けたいと思います。
たくさんの隠れた設定も入っていますので、細かくチェックしながら見てください!
<大野公紀(プロデュース)コメント>
全領域異常解決室とは、2022年にアメリカの国防総省で実際に作られた組織です。
未確認飛行物体(UFO)を含む、“異常現象”に政府レベルで対応するという新しい専門機関になります。
一方、日本では古くは災異や吉凶を把握するための組織が、さまざまな異常事態を対処してきました。そんな世界最古ともいえるような、“全領域”の“異常”を“解決”する捜査機関が令和の日本に存在したら…このドラマは、そんなところに端を発して作られた作品です。
本作で扱う事件は、私たちの身の回りで起こるリアルな現代事件でありながら、人々の常識を超えたどこか不可思議なものになっています。
最先端の現代科学では解決できない“不可解な異常事件”に挑んでいく、かつてないミステリードラマであり、エンターテインメントです。
このドラマの主人公・興玉雅は、あらゆる異常事件を解決に導く超常現象のスペシャリストであり、どこか神秘的な存在でもあります。
この興玉というキャラクターが形作られていけばいくほど、「興玉は藤原竜也さんしかいない」「藤原さんに演じていただきたい!」と強く思い、オファーさせていただきました。
主演としてお迎えできることが決まり、この上ない喜びを感じています。唯一無二の存在感と見る者の心を震わす圧倒的な説得力。私たちの記憶に残る数々の名場面を作り上げてこられた希代の表現者が、このドラマでまた新たな姿を見せてくださることを思うと、本当にワクワクが止まりません。ぜひ、ご期待ください。
今、私たちの周りにはさまざまなエンタメがあふれ、中でも気軽に接することができるショートコンテンツも大変人気です。
そんななかで連続ドラマは、毎話毎話物語を重ねて先の展開を楽しんでいただく、ある種時間のかかるエンタメなのかもしれません。
しかし、本作は間違いなく連ドラだからこそ描ける作品になっています。初回だけで終わらない、回を重ねるごとに明らかになっていく事実と、脚本の黒岩勉さんが紡ぐオリジナルストーリーの圧倒的世界観。
このドラマで描こうとしている奥行を知っていただいたとき、本当に既視感のないエンターテインメントをお贈りできると思っています。
これ以上はまだ言いたくても言えないのが心苦しいのですが、毎週水曜10時が待ち遠しくなるような作品をお届けします。ぜひ、ご覧ください!
<番組概要>
『全領域異常解決室』
放送日時:10月9日(水)22時スタート!毎週水曜22時~(初回15分拡大)
出演:
藤原竜也
ほか
脚本:黒岩勉
プロデュース:成河広明、大野公紀
演出:石川淳一
(敬称略)
制作協力:共同テレビ
制作著作:フジテレビ
公式HP:https://www.fujitv.co.jp/zenketsu/
公式X:https://x.com/zenketsu_fujitv
公式Instagram:https://www.instagram.com/zenketsu_fujitv/