毎週木曜の深夜に放送されているドラマ「そんな家族なら捨てちゃえば?」は、違和感だらけの家で暮らす親子たちの謎を解くミステリードラマです。
主人公は、内気な性格で他人と関わることが苦手な女子校生 篠谷一花(岩本蓮加)。そんな一花の暮らす家には、昔からあるルールが存在しました。
それは、一花の父 令太郎(竹財輝之助)は家中に貼り巡らされた黄色いテープを超えてはいけないというもので、そのテープは一花の母 和美(片山萌美)が令太郎を拒絶するために家中に貼ったものです。このルールによって、令太郎は一花と和美と同じ家に住んでいるにもかかわらず、食事を一緒にとる時もこんな感じ。テープで分断はしているものの、同じテーブルで食事をとるのはOKというところに謎が深まるばかり。もしかして、本当の心の底では、家族みんなで仲良くしたいのでは?…とそんな期待をよそに、もしも令太郎がこのテープを超えてしまったら大変、令太郎は和美に突き飛ばされ、物は投げられ、叫ばれるなどの怒涛の制裁が下されてしまいます。
この他にも「そんな家族なら捨てちゃえば?」という衝撃的なタイトル通り、さまざまな“そんな家族なら捨てればいいのに…”と思わせるシーンがこのドラマにはたくさん登場します。第2話でいうと、このシーンは衝撃的でした。
家中が黄色いテープが貼り巡らされることになった理由を解き明かしたい一花は、和美と令太郎がファミレスで鉢合うように仕組みます。
令太郎は「一花のためにも話し合おう」と和美に持ちかけますが、2人は話せば話すほど不穏な空気に。
「あなた、私にどれだけひどいこと言ったのか覚えてる?」そう言われ言葉がつまる令太郎。黙り続け、目が泳ぐだけでした。
そんな令太郎にしびれをきらした和美は、ジュースを店員から奪いとり、令太郎の頭にドバっと「ぶっかけ」!
怒り全開のまま、和美は令太郎を置いて店を出ていきます。
正気の抜けた顔で黙り続ける令太郎。ですがこの夫婦、こんな悲惨な状況になっても、令太郎は和美を捨てようとせず、また和美も、令太郎を捨てようとしないんです。
なにが和美をここまで追いこんでしまったのでしょうか?令太郎が言った「ひどい事」とは?
一体この家族はどうなってしまうのでしょうか…
■そんな家族なら捨てちゃえば?■
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