1/28号砲【大阪国際女子マラソン】松田瑞生選手「4年前のリベンジ。大阪から世界に羽ばたきたい」

公開: 更新: カンテレTIMES
1/28号砲【大阪国際女子マラソン】松田瑞生選手「4年前のリベンジ。大阪から世界に羽ばたきたい」

128日(日)に開催される【第43回 大阪国際女子マラソン】(同日正午~カンテレ・フジテレビ系全国ネットで生中継)の招待選手らが、本日26日(金)大阪市内で行われた記者会見で意気込みを語った。

今大会は、【2024年パリ五輪】マラソン日本代表の最後の1枠を争う“マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)ファイナルチャレンジ”の1つ。五輪出場権を獲得するには<2時間2141秒>の設定記録を突破した上で、今年3月に開催される【名古屋ウィメンズマラソン】を含めた日本人最高タイムとなる必要がある。国内外からトップ選手が多数出場予定で、例年以上に白熱したレース展開が期待される。

 

会見には、国内招待選手から松田瑞生選手(ダイハツ)、佐藤早也伽選手(積水化学)、前田穂南選手(天満屋)、松下菜摘選手(天満屋)が登壇。

松田選手は「コンディションはとても良いです。“頑張らないことを頑張る”をテーマに練習してきました。睡眠時間を増やす、腹筋を全くしないなど、今までにない形で準備してきたので、これがどういう結果につながるか楽しみです。目標は、ゴールした時に私をいつも支えてくれてる仲間が喜んでいる姿を見ることです。4年前(東京五輪に)手がかかった瞬間に落ちたので、そのリベンジができたらなと思います」と意気込んだ。当日、解説を務める野口みずき氏(アテネ五輪・金メダリスト)から、大阪を選んだ理由を聞かれると「大阪は3回優勝しているので良いイメージがあります。あとは、大阪生まれ大阪育ち。大阪から世界に羽ばたくと言ってきたので、ここから世界にいきたい気持ちが強いです」と力強く語った。

 一方、佐藤選手は「コンディションは良いです。スピード練習を意識してやってきました。今大会は、2時間21分を目標に走りたいと思っています。今は明後日のレースのことしか考えていません。しっかり自分の目標を達成した上で、それがオリンピックや大きな舞台につながればいいなと思っています」とコメント。前田選手は「コンディションは良い状態です。今回の大会でパリにつながる走りができたらいいなと思います。目標は“アレ”です」と会場を沸かせ、同じ天満屋の松下選手は「目標は最低でも自己ベスト更新です。MGCの前と同じくらい走行距離を走ったので、距離的な不安はないかと思います。ずっと言っていることですが、オリンピックは簡単に出られる大会ではないと思います。その選考レースに自分が出られることは、入社して7年間培ってきたものがあるからだな、と。チャンスとタイミングが合えばパリ五輪も狙えるんじゃないかと思っています」と力を込めた。

また、海外招待選手のウォルケネシュ・エデサ選手(エチオピア)は「良いタイムで走って優勝したいと思っています。ペースメーカーについて、30kmを過ぎたところからスピードを加速させていく予定です」と話し、ステラ・チェサン選手(ウガンダ)は「目標は自己ベストで走ることです。第1集団について30kmまでしっかりついていきたいと思います」と気合いを入れた。

 

さらに、ネクストヒロインの北川星瑠選手(大阪芸術大)、鈴木杏奈選手(大阪芸術大)、古原夏音選手(大阪芸術大)、小林香菜選手(前橋市陸協)、須田花音(神戸学院大)も登壇。陸上とタレントの“二刀流”を目指す北川選手は「今年度の【FISUワールドユニバーシティゲームズ】ハーフラソンで優勝することができて、その時に初めてもう一度世界で戦いたいと思いました。ゆくゆくは世界で活躍するために、今回の初マラソンで自分の可能性を見つけたいです」と意気込んだ。

大会当日の“裏生実況”(大阪国際女子マラソン 公式YouTubeチャンネル)でSP解説を務める増田明美氏から“自分の売り”を聞かれると、前回大会にも出場した小林選手は「去年は第2集団で25km地点までついていけたので、今年はいけるところまでついていきたいと思います。きつくなっても粘ってそのペースで走り切りたいです」と粘り強さをアピール。続いて、鈴木選手は「不安になればなるほど大会での結果が良いことです。ワクワクの気持ちはあるんですけど、1番は不安の思いが強いので、それを逆に強みに変えて、チャレンジする気持ちを忘れずに走れたらいいなと思っています」とコメント。北川選手は「大きな大会で外さないところです。思うように走れないことはもちろんあるんですけど、自分の中での最低限の目標はどの大会でもクリアできているので、自己管理能力には自信があります。あとは、後半の粘りです。きつくなってからも大幅にタイムを落とさず、粘り強さをいかして安定したペースでゴールできたらいいなと思っています」と語り、古原選手は「この中で誰よりも距離を踏んできた自信があります。元々距離を踏む練習が得意なので、結構走り込んできました。あとは、1人で淡々と走れるところです。年明けに距離走を1人でしっかりこなせたので自信がありますし、レース後半で集団から遅れをとったとしても、自分の力で押していけると思っています」と強気な姿勢を見せた。


 パリへの最後の切符をかけた熾烈な戦いが期待される【大阪国際女子マラソン】。日本人最高位に輝き、設定記録<2時間2141秒>の壁を突破するランナーは現れるのか!?大阪からパリへ、躍動するランナーたちの走りをお見逃しなく!

≪番組情報≫

◇タイトル

『奥村組スポーツスペシャル 第43回大阪国際女子マラソン』

 

◇放送日時

1月28日(日)ひる12時~午後2時55

カンテレ・フジテレビ系全国ネット/TVerフジテレビ系リアルタイム配信

 

◇出演者

 【解説】

有森裕子(バルセロナ五輪銀・アトランタ五輪銅メダリスト)

高橋尚子(シドニー五輪金メダリスト)

千葉真子(パリ世界選手権銅メダリスト)

野口みずき(アテネ五輪金メダリスト)

渋井陽子(前女子マラソン日本記録保持者

福士加代子(モスクワ世界選手権銅メダリスト)

 

【実況】

岡安譲(カンテレアナウンサー)

石田一洋(カンテレアナウンサー)

ほか

 

YouTube裏生実況(大阪国際女子マラソン 公式YouTubeチャンネル)

SP解説:増田明美(スポーツジャーナリスト)

ゲスト:森脇健児

解説:森岡芳彦(マラソン博士・城西国際大監督)

特別出演:渋井陽子、福士加代子

進行:中島めぐみ(カンテレアナウンサー)

 

◇番組ホームページ:https://www.ktv.jp/marathon/

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