完全に『バイオハザード』…人気作家が建てた自宅の洋館 隠し扉から地下室まで“驚かすプロ”の本気を見た

公開: 更新: カンテレTIMES
完全に『バイオハザード』…人気作家が建てた自宅の洋館 隠し扉から地下室まで“驚かすプロ”の本気を見た

 129日午後、カンテレ『ウラマヨ!』に、第60回江戸川乱歩賞を受賞し数多くの著書を出版してきた人気ミステリー作家・下村敦史さんが登場し、こだわり抜いた自宅を紹介。その完成された世界観にMC・ブラックマヨネーズの2人が驚きの声を上げました。

 今回の番組は「豪邸・珍邸・すごい家 住んでるの、だあれ?」と題して、家主の思いが込めに込められた2軒が登場。そのうち、京都の住宅街で異彩を放っていたまるで宮殿のような洋館が下村さんのお宅です。

 玄関のドアを開けると、いきなりヨーロッパの洋館にありそうな豪華な曲線状の階段が。そして約26畳あるリビングダイニングには、建物の雰囲気に合わせて取り揃えた家具や調度品の数々が並び、「ここの照明器具は全て100年以上前の本物のフランスのアンティークです」とのこと。

 部屋だけでなく、廊下のクロスからお風呂場の柱までこだわり抜いた造りの洋館。下村さんがモデルとしてイメージしたのは…。「実は子供の頃からゲームの『バイオハザード』が好きで、何かが起こりそうな洋館をイメージしてつくりました」

『バイオハザード』は全世界168作品・累計15000万本を出荷する大人気ゲームソフト。武器やアイテムを駆使し惨状からの脱出を試みるサバイバルホラーゲームで、下村さんはその世界観をつくるため注文住宅で洋館を建ててしまったのです。

 現在4LDK1人暮らしだという下村さん。約16畳ある寝室は、深紅の壁と同色の調度品や絨毯で統一され、ご丁寧にも剣など武器になりそうなアイテムも陳列。さらには18世紀のフランス王宮をイメージしたゲストルームなど、普段使いの空間以外も細部まで徹底し、来客を飽きさせないよう工夫を凝らしていました。

 スタジオにリモートで登場した下村さんは、こうした洋館を建てたきっかけについて、「僕がデビューしたころ、よく大先輩方がおっしゃっていたんですけど、『最近の作家はマジメすぎる。賞金を手に入れても貯金して』と。そこで、どうせ家を建てるのならネタにしてもらえる面白い家を建てようと。そうしたら、作家にも夢があるんだと思ってもらえるんじゃないかと考えました」と説明。

 ここまででも十分に“面白い家”でしたが、この洋館が究極のミステリーハウスたるゆえんは、仕事場である書斎の仕掛けにありました。下村さんが「このピラスターという柱が隠し棚になっています」と紹介しながらパカッと開けると、柱の中からいかにも怪しげなチェスの駒がひとつ…。

 単なる書斎の家具や調度品だと思われていた品々に、実は謎解きの様々なギミックが秘められていて、それらが連続して発動。最終的にはデビュー作『闇に香る嘘』の本を傾けると隠し扉だった本棚が動き、奥から現れた階段を降りて地下の隠し部屋に行けるという凝りまくった造りになっていたのです。

「この隠し部屋は何に使ってるの?と皆さんに聞かれるんですけど、お客さんに楽しんでもらうためだけの空間です()と、“驚かすプロ”であるミステリー作家の凄みを垣間見せる下村さん。

「装飾や地下室なども徹底的にやろうと思いまして、ビルダーさんと打ち合わせが2年、建てるまでに1年、トータルで3年かかりました。隠し扉は職人さんが『どうせだったら本を傾けたらカギが外れるようにしましょうか?』と提案して下さって。もう職人さんもビルダーさんもノリノリで()と続け、自宅にエンタメ要素を詰め込んだ裏側を明かしました。

 これにはブラマヨの2人も「向こうも楽しなってきてる()」「すごい!相乗効果ですやん!」と驚き、「ほんで、皆に自慢したくてしゃあないから、もうテレビで仕掛け言うてもうたもんな。お客さんいきなり本を動かしに行きますよ()と、隠された地下室への入り方がバレバレになってしまったことを心配する吉田さんだったのでした。


(関西テレビ129日(土)午後1時放送『ウラマヨ!』より)