11月19日午後、カンテレ『マルコポロリ！』に、あのダウンタウン松本人志さんが認めるものの、なぜか人気が出ないコンビ・そいつどいつの市川刺身さんと松本竹馬さんが登場。陽気でお茶目なイメージの刺身さんの知られざる“もう一つの顔”を竹馬さんが暴露しました。
今回は「ヨシモト∞ホール芸人緊急お悩み相談SP」と題して、そいつどいつのほか、コンビ結成わずか2年でM-1準決勝に進出したケビンス、そして前回の番組出演時に荒々しい個性と嘆き節で強烈なインパクトを残したかたつむりの2組が出演。売れっ子を多数輩出する劇場で日夜腕を磨き、ブレイクを目指す3組それぞれの根深すぎる問題が続々浮き彫りとなりました。
その中で、劇場ではウケるものの人気につながらないというそいつどいつの悩みについて、MCの東野幸治さんが「面白いけど、推したいって気持ちにはなってもらえないの？」と確認したところ、竹馬さんがその理由に関して「こいつのことがバレてきてるんです…」と、刺身さんの人となりに言及。
「明るくてポップで元気なヤツって感じですけど、こいつクレーマーなんですよ。マジなやつで、女・子供・店員・相方にはめっちゃ強いんです。最近は先輩にもちょっとバレてきてて」と相方の裏の顔についてぶちまけると、スタジオは驚きと爆笑に包まれました。
一方、当の本人・刺身さんは「違います！僕のは正義、正義です！」と反論。その一例として竹馬さんが「弁当を買って人参ドレッシングが入ってなかったら、店に電話して届けさせるとか」と実話を紹介したところ、刺身さんは「入ってませんでしたよって言ったら、『本当にそうですか？』って聞かれたんです」と、店員から疑われたことで“正義感”が発動したと説明。
「俺がウソついてまで電話してドレッシング欲しいわけないでしょ？って言ったら、『でしたら次回ご来店時にドレッシング代の20円だけお返しします』って言われたんです。それはお弁当完成してないじゃん！と。もしカツが入ってなかったら400円返すんか！って聞いたら、『いいえ当店ではカツは250円の提供です』と。そういうこと言ってんじゃないよっ！って」と刺身さんは一気にまくしたてました。
これに対して、東野さんは「いや…分かる、ものすごい分かる(笑)」と一旦引き取り、番組を進行させようとしますが、「俺はその話もうええねんけど、相方がどうやら止まらんみたいや(笑)」と、竹馬さんからの「すいません、まだ聞いて下さい！」との懇願に根負け。
「こいつ、僕に対してもめっちゃ当たりが強いんです」と不平を漏らした上で「コンビ組む時も『俺には3つ条件がある。俺がどれだけ遊んでても文句を言わない事、ネタは全部お前が作る事、俺とコンビを解散したらお前は芸人を止める事』っていう条件出されまして、僕はそれを飲んで…」と、かなりハードな結成エピソードを明かしました。
しかし、刺身さんはそれを暴露されてもさほど焦る様子もなく「後でイジられたら面白いなと思ったんですよ」とニコニコしていて、これに得も言われぬ危うさを感じ取ったのか、刺身さんに「ごめん、なんか…すいません。俺やっぱりケビンスと喋りたいわ！」と深々と頭を下げ、もう勘弁してほしいと願い出る東野さん。
すぐさま竹馬さんが「いやいや聞いて下さい！東野さん、聞いて下さい！」と追いすがりますが、刺身さんは「違う！違う！ちょっとお前、本当にもう言うな！東野さんから諦められるから！」と本気で相方を制し、大先輩の唐突なトーク撤退にコンビそろってうろたえまくる、そいつどいつの2人だったのでした。
（関西テレビ11月19日（日）13時59分から放送『マルコポロリ！』より
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