ノンスタ石田“不仲だったM-1王者”明かし東野仰天 スベった芸人に「お前らノンスタか!」と言われ敵対

公開: 更新: カンテレTIMES
ノンスタ石田“不仲だったM-1王者”明かし東野仰天 スベった芸人に「お前らノンスタか!」と言われ敵対

 1015日午後、カンテレ『マルコポロリ!』に、人気漫才コンビNON STYLEの石田明さんと井上裕介さんが登場。M-1チャンピオンとなる2008年ごろまでは“笑い飯と不仲だった”という意外な事実が明かされました。

 今回の番組は「NON STYLE徹底解剖SP」と題して、今年で結成23年、2023年版の女子高生好きなお笑い芸人ランキング(出典:LINEリサーチ)で、堂々の第1位を獲得するなど、若い世代から圧倒的な支持を受ける2人が、ひそかにずっとヤバかったコンビの実情についてぶっちゃけました。

 そんな彼らが、かつて同じ若手芸人たちと日々しのぎを削っていた「baseよしもと」時代、敵対関係にあったのが笑い飯の2人だったそうで、舞台で誰か芸人がスベると、哲夫さんが「おまえらNON STYLEか~!」とツッコミ。例え笑いが起きても「NON STYLEみたいな小さい笑いをとりにいくな~!」などと事あるごとにネタにされ、2組は犬猿の仲に。

 しかし、NON STYLEが賞レースで徐々に結果を出し始め、本気でM-1を目指し始めた頃の営業先での出来事として、石田さんは「学園祭だったんですけど、僕らがネタをやって袖にはけてきたら、哲夫さんが『何をNON STYLEがおもろい漫才しとんねん』って言ってくれたんですよ。めちゃくちゃうれしくて。うわぁ認められた!って思いましたね」と語り、これをきっかけに徐々に雪解けとなったと明かしました。

 知られざる裏話にスタジオがザワつく中、MCの東野幸治さんが「井上は覚えてるの?」と確認すると、「いや…僕は言われてないと思うんですよ。哲夫さん、石田にだけ言うたと思うんです」と答え、そもそも哲夫さんのイジリによる確執にすら気づいていなかったとも話し「お前なんで来たの?全部覚えてないやん!」とツッコまれていました。

 かたや石田さんの記憶は鮮明で「ある時、哲夫さんに楽屋に一人で呼ばれて。そうしたらM-1の決勝進出コンビを予想してて、見たらNON STYLEって書かれてたんです。『来るよ、多分』って。で、その後発表の場で哲夫さんが前にいたんですけど、僕らの名前が呼ばれたら振り返って『なっ!』と。カッコいい!と思いました()」と、2008年当時のドラマチックなエピソードを紹介。

 しかし、再び井上さんに対して「それは覚えてるやろ?」と東野さんが聞いたところ、「哲夫さんが予想をしてるその場にもいなかったですよ」と、ここでも全くの蚊帳の外だったと振り返り、レギュラー陣である関西のお兄さん方から「いてくれや!」「何しに来てんねん」「はよ帰れ!」などと激しい怒号が飛び交いました。

 結局、NON STYLEはその年のM-1で見事チャンピオンに。石田さんいわく、栄冠に輝いた背景には前年の悔しさがあったそうで、「2007年の敗者復活戦でサンドウィッチマンさんが勝ち上がって、その時に初めて悔しくて涙が出たんですよ。もうアカンわと思って、井上に『俺、このイキリ漫才捨てるわ。新しい形にするから』って宣言したんです」と回顧。それが功を奏して優勝をつかむネタができたと打ち明けました。

 石田さんの漫才に対するひたむきな姿勢に出演者一同感じ入る中、東野さんが「流石にそれは覚えてるやろ」と井上さんに振ったところ、「それは覚えてます」と、急にこれまでとは真逆の返しが飛び出して、スタジオがヘンな空気に。

 それを打破するようにほんこんさんが「…ウソやん、今の流れだったらお前忘れといてくれや。仕事させぇや!こっち側に!」と、ツッコむネタが欲しかったと不平を漏らすと「もうややこしいわっ!僕、全部正直に喋ってるだけですよ()。マルコポロリむずいわ~…」とうなだれ、他のテレビ番組では百戦錬磨でも、なぜか立ち振る舞い方で混乱してしまう井上さんだったのでした。

(関西テレビ1015日(日)1359分から放送『マルコポロリ!』より)

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