新企画・アンタッチャブルのワールドアニマルツアーinタイ『アンタッチャブるTV』

毎週火曜夜９時放送のバラエティー番組『ひらけ！パンドラの箱　アンタッチャブるTV』。

この番組は、“パンドラの箱”、すなわち世の中にあふれる「残念」「危険」「不思議」な事象に体当たりで取材を敢行！『アンタッチャブるTV』という番組タイトルの通り、時には“触れてはいけない事象”にも切り込んでいく。

今週のスタジオには、波瑠、滝沢カレン、田中卓志（アンガールズ）、小峠英二(バイきんぐ)の豪華ゲストが登場！

▼取材中もスタッフが“盗難被害”に…タイにあった『猿に支配された街』大繁殖の事情を徹底調査！

　「サワディーカップ（こんにちは）！」アンタッチャブルの2人が元気に挨拶したその地は、日本から飛行機で約6時間、微笑みの国・タイの首都バンコク。東南アジア諸国では人気第1位を誇る観光都市だが、“動物の大繁殖”が多発し現在問題になっているという。

　今回は新企画「ワールドアニマルツアー」。世界中で噂される動物のアンタッチャブルな謎を、動物芸人である生き物博士・柴田と助手の山崎が実態を調査しながら解明していく。

　バンコクから北に150kmのロッブリー。そこはまさに猿に支配された街で、大繁殖した無数の猿が街中を占拠していた。人よりも猿の方が多い通りもあり、それを目当てに訪れる観光客の姿もあった。

　猿は全て東南アジア一帯に生息するカニクイザルだ。かつては森に住んでいたが、都市開発が進んで住処を失い、街へ流入。今では1万頭が住み着いているという。観光客が喜ぶ一方で、家や店から物を盗られる被害もあり、建物の入口や窓は鉄柵でガード。この状況にスタジオゲストの波瑠は「猿が増えると、人間のほうが檻に入る事になるんだ…」と、皮肉な実態に複雑な表情を浮かべる。

　そして“事件”は起きた。スタッフが小猿を撮影していると、横からそっと近づいてきた1匹が手を伸ばしカメラを強奪！「あっ！ヤバいヤバい！返して！」通じるわけもなく、カメラを手にした猿はそのまま逃走。取材班をピンチに陥れる。まさにやりたい放題の猿たち、なぜ対策をしないのか…。調査を進めていくと、誰もが腑に落ちる仏教国・タイならではの深く尊い事情があったのだった。

▼市民の憩いの場に“ブラックデビル”の異名持つ巨大生物が数百匹！その優しすぎる捕獲作戦とは

屋台が生活に根付いているバンコクが第2位に選ばれるなど、トムヤムクンスープやガパオライス等の屋台が数多く並ぶタイ。アンタッチャブルの2人は現地のテッパン鶏肉料理「タイ風つくね」(1本12バーツ=約50円）で小腹を満たすと、いざ大繁殖スポットへ。

　向かうのはバンコク中心地にあるラーマ9世国営公園。市民の憩いの場だというのに、ここについては＜日本の公園では絶対に見られない＞＜ぐずる子供が言うことを聞く公園＞＜世界第2位の巨大生物＞＜ヒヤは不吉な肉食動物＞などと、謎の生物“ヒヤ”に関するレビューが乱れ飛んでいる。

「数百匹います。どこにでも現れる神出鬼没な奴なんです」と話す公園担当者の案内で、目撃情報が多い水辺を探索。すると、生き物博士・柴田の目が光った。「えっ!?デカすぎてネッシーみたい…あっ、ミズオオトカゲだ！」

　ヒヤの正体は巨大なミズオオトカゲ。鋭い爪で様々な動物を捕食する爬虫類で、“ブラックデビル”の異名を持つ。世界最大のコモドドラゴンに次ぐ大きさのオオトカゲだ。

　尻尾で人が叩かれてケガをしたり、養殖エビを食べられる業者も出たりするなど多数の被害報告があるものの、絶滅保護種で駆除できないという。そこでバンコク当局は、捕獲して他の場所にリリースするという活動を展開。それを担うタイ国家直属の通称“ミズオオトカゲバスターズ”の面々が2人に願い出る。「危険は伴いますが、ぜひ協力してください」

　困っているタイの人々のため、立ち上がったアンタッチャブル。特別な防護用手袋を着けてやって来た捕獲現場では、捕まえられる側のミズオオトカゲファーストな作戦が繰り広げられていた。巨大生物を傷つけることなくスッキリコンパクトにして運ぶ、その技術とは…!?

スタジオゲスト・波瑠さんコメント

――『アンタッチャブるTV』はいかがでしたか？

大好きな動物がいっぱい見られて楽しかったです。

――波瑠さんが開けてみたい“パンドラの箱”はありますか？

ドラマとかのロケを横浜ですることがあると、必ずかわいらしいおばあさまが自転車で現れるんです(笑)。撮影って撮り終わるごとにちょっと移動するんですけど、一緒に移動してくるんですよ。70代くらいで、昔から髪が綺麗に真っ白で短くて、メガネをかけていらっしゃって。どちらかというと小柄だけど感じの方です。あのおばあさまがどなたなのか気になりますね。