9月10日午後、カンテレ『マルコポロリ!』に、2002年M-1決勝進出、2006年と2007年には大地さんがエアギター世界選手権で優勝しブレーク間近となるも、波に乗り切れなかった不遇のコンビ、ダイノジが登場。新天地・福岡での生活や評判などが明かされました。
今回の番組は、2023年に心機一転、福岡に移籍したダイノジの新たな門出を祝うべく、「遠くから応援してるよ福岡でがんばれ!ダイノジSP」と銘打ち、彼らを良く知る人気の後輩芸人・タカアンドトシ、品川庄司の庄司さん、パンクブーブーの黒瀬さんが集結しました。
“希代の嫌われ芸人”大谷さんと“ドケチ芸人”大地さんからなるダイノジは、東京ではすっかり悪名高い存在に。コンビ結成30周年を目前に移籍を決め、『さよならライブ』を東京・ルミネで開催したものの、そのイベントについてタカさんは「俺たちもお世話になったから『出ます』って言って。盛大にやるのかなと思って行ったら、俺らと佐久間一行くらいしかいなくて…」と証言。
「あとは見た事ない若手勢がバーッといて」とトシさんが補足し、当日の出演芸人全員で撮ったあまりにも寂し気な集合写真がスタジオで紹介されると、そうしたネタが大好物のMC・東野幸治さんのニヤつきが止まりませんでした。
「やっぱり芸人さんが色々キャリア重ねていくと、どういう風な終わり方をするかというか…」と、東野さんが“芸人終活”の話としてトークを広げようとすると、大地さんは「やめるんですか!?僕ら終わりだと思ってないですよ(笑)」と慌てて制し、「いよいよ出たね!本音がさぁ!(笑)」と大谷さんも不満を漏らしました。
また、そんな2人の福岡生活に密着したところ、出演するよしもと福岡ダイワファンドラップ劇場では、芸歴10年以下の若手たちと同じ大楽屋の片隅でひっそり。他の芸人と交流する気配はなく、まだなじめていない雰囲気がアリアリ。
福岡の芸人たちに大先輩・ダイノジの事をどう思っているのか聞いてみると、「良いウワサをあんまり聞かないので…」と1人が話せば、「僕ラジオに出てるんですけど、局の方と飲みに行った時に、ダイノジさんと仕事してない局のプロデューサーがもう大谷さんの文句言ってて…文句って一人歩きするんやと思いました」と語る若手もいて、東京での嫌われキャラが早くも新天地で浸透していたのでした。
「めっちゃおもろいやん!(笑)」と、この上なく楽しそうにVTRを見ていた東野さんが、「まぁ時間も来ましたので、結論じゃないけども、まず福岡でも頑張って、『THE SECOND』 で人生逆転っていうのもあり得ますし、頑張ってほしいと思います」と収録を締めくくろうとすると、大地さんは目を丸くし、「ウソでしょ?これじゃあ普通に嫌われたまま終わりますよ?」と食い下がったものの、東野さんは「いや、そういう番組ですよ」とキッパリ。
大谷さんが「ヤベーよ!マルコポロリ!」と叫ぶ中、「もうちょいあったでしょう!?何と言っても、福岡に移籍して一番最初に決まった番組がコレですからね!」と番組に懸けるアツい思いをぶちまける大地さん。
これを受け、東野さんが「じゃあ最後、順番にダイノジの良い所とか一応聞く?」と、ゲストの後輩たちに話を振ると、庄司さんは「スニーカーに詳しいです」、黒瀬さんは「ピンクが似合います」、タカさんは「よく食べます」、最後にトシさんが「刈り上げが似合ってます」とそれぞれ大地さんについて絞り出した一方で、どういうわけか最後まで“大谷さんの良い所”は誰からも出てこなかったのでした。
(関西テレビ9月10日(日)13時59分から放送『マルコポロリ!』より)
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