リゾート地・白浜と大阪の間…スルーされがち『和歌山県湯浅町』知ると寄らずにいられない“イチオシ3選”

カンテレTIMES
リゾート地・白浜と大阪の間…スルーされがち『和歌山県湯浅町』知ると寄らずにいられない“イチオシ3選”

 71日午後、カンテレ『ウラマヨ!』で、関西夏のお出かけスポットの2トップ、和歌山の白浜と京都の宮津への行き帰りで“スルーされがち”な町の魅力を深掘り。地元の町長らも登場し熱烈アピールしました。

「スルーすな!白浜・宮津の行き帰りに寄れる裏スポット」と題した今回の番組では、大阪からそれぞれへの通り道にあり、知ったらスルーできない絶品グルメや穴場の観光スポットなどが続々登場しました。

 そのうち、アドベンチャーワールドなどで人気のリゾート地・白浜と大阪の間にあるものの「素通りされるということが多いと思うんです…」と町長も窮状を訴えているのが和歌山県湯浅町。

 そこで、観光協会でHPに数々の記事を書いている“湯浅通”の北山あいりさんが、湯浅をスルーできなくなる3つのイチオシスポットを紹介しました。

 まず1つ目がシーカヤック。この町で20年にわたりツアーを開催しているアイランドストリームの平田毅さんは「白浜ももちろんいい所なんですけど、関西一円の人にカヤックの魅力を伝えるにはここが一番いいです」と力説。湯浅湾は関西一キレイな海とも言われていて、それを思う存分楽しめるのが最大の魅力です。

 平田さんによると、湯浅湾は10キロ四方の大きな湾で、その中に無人島が5つ。入り江や断崖絶壁、海に落ち込む滝から目の前に沈んでいく夕日まで、思わず息を呑む美しいスポットが目白押しです。

 さらに「一日ツアーでよく行く苅藻島にはカヤックで入っていける洞窟があって、神秘的な雰囲気が漂っています。他の船では入っていけない、カヤックでしか見られない景色・風景があるんですけど、それがたっぷり隠されているのが湯浅湾です」と平田さん。

 実は、カヤックで海岸線を進み日本一周まで果たしたというキャリアの持ち主で、その彼が自信を持ってショップを開いたのが湯浅の海なのです(大人13時間で7千円~・税込)。

 続いてのスポットについて、観光協会の北山さんは「湯浅ってお醤油が生まれた町として有名なんですけど、それを使ったグルメがあるんです。お店のおばちゃんがイチオシで、彼女に会いたくてみんな通ってるという人情味あふれるお店です」とのこと。

 湯浅グルメとして観光客に人気なのは「しらす丼」ですが、町民御用達は、湯浅で40年以上愛されている『大黒屋』のたこ焼きです。「天ぷらもしてます!毎日はしていません!気まぐれです!」と店先で軽妙なトークを展開するのが名物お母さん・権為朱美さん。その名字から、店は通称「ごんため」と呼ばれて親しまれています。

 オススメを聞いてみると「全部!」、さらに天ぷらの揚げ方にこだわりがあるのか尋ねてみても「いいえ!」と気持ちよく即答して笑顔を見せる、茶目っ気たっぷりの権為さん。ちなみにお手製のたこ焼き(1パック450円・税込)はあっさり味で、湯浅自慢の醤油との相性も抜群です。

 そして最後の3つ目は、湯浅初となるみかん農家が営む専門店『M.CITRUS』。湯浅町があるのは、みかんの産地として全国的にも有名な有田郡で、その味は折り紙付きです。

 一番人気メニューが、みかんのジュレや果肉をのせたシトラスジュレソフトクリーム・果肉入り(750円・税込)。クリームはみかんとミルクのミックスで、みかん100%の生しぼりジュース(650円・税込)も大人気だそうです。

 大阪と白浜の間にある湯浅町は、スルーするには勿体なさすぎの魅力あふれる町だったのでした。


(関西テレビ71日(土)午後1時放送『ウラマヨ!』より)

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