聞いた小峠は言い返せずマジヘコみ…ザコシが7年間気にしていた“R-1祝勝会の変”「喜んで行ったら…」

カンテレTIMES
聞いた小峠は言い返せずマジヘコみ…ザコシが7年間気にしていた“R-1祝勝会の変”「喜んで行ったら…」

 528日放送のカンテレ『マルコポロリ!』にハリウッドザコシショウさんが出演。圧倒的な強さで優勝した「R-1ぐらんぷり2016」の大会当時を振り返り、今でもちょっとだけ気にしているという祝勝会での“まな弟子不在問題”について明かしました。

 今回の番組は「SMA徹底解剖SP」と題し、多くのお笑い芸人が所属するソニー・ミュージックアーティスツを代表する3組が集結。ザコシさんに加えて、「キングオブコント2012」優勝のバイきんぐと、「M-1グランプリ2021」優勝の錦鯉が登場し、SMAを築き上げた男たちが、これまでの苦労や栄光の舞台裏をあらいざらいぶっちゃけました。

 3組の中で最も早かったバイきんぐのブレイクについて、MCの東野幸治さんがSMAでは大ベテランのザコシさんに話を振ると、「嬉しかったですよ。でも嬉しい反面やっぱり弟子みたいなやつが飛びぬけて行っちゃうんで寂しかったですけどね。当時ずっと遊んでた小峠が優勝してから急に遊んでくれなくなりましたから」と切なそうに回顧。

 錦鯉・渡辺さんも「バイきんぐが優勝してから、ザコシさんちょっと痩せましたし、ショックであんまり喋んなくなりました(笑)」と、微妙な変化があったと指摘していました。

「正直バイきんぐが優勝した時はジェラシーというか、嫉妬というかあったの?」と東野さんから尋ねられ、ザコシさんは「そりゃありますよ!同じくらいか、ジェラシーの方が超えるかな…。だって、売れてない時はやっぱり余裕ないっすもん」と正直に回答。

 一方、そのザコシさんがついにR-1チャンピオンとなった時、「むちゃくちゃ嬉しかったですよ!」と興奮気味に話したのがバイきんぐの西村さんで、「やっぱり一番面白い人が報われたっていうことで。僕らが優勝した時より泣きましたね!」と昨日のことのようにアツく語っていました。

 先輩を思う姿に東野さんが感じ入っていると、「R-1で優勝した後、ソニーの劇場でみんな待っててくれて、優勝パーティーみたいなことをやってくれたんですよ」と後輩たちの前に凱旋(がいせん)した際の出来事について語り始めたザコシさん。

「『やったー!』って喜んで行ったら、錦鯉の2人がいて、西村もいて…でも小峠くんはね、来てくれなかったんですよ」と続けると、居並ぶ関西のお兄さん方からは「え~!?」と野太いどよめきが。

 東野さんから無言でじっと見つめられる中、小峠さんが重い口を開き、「優勝した瞬間は収録の合間で、たまたまテレビで見られて『優勝した!良かったなぁ!』って思ったんです。でもそこから夜中まで収録で、次の日も早かったので…。ちょっと行けなかった、っていうことなんです」と、最後はいつもの切れ味がウソのような尻すぼみ状態に。

「次の日が朝早い言うても、2本目終わった後に顔だけ出して、『おめでとうございます。ちょっと明日早いんで失礼します』ってすれば行けたよね?」と東野さんが確認すると、「まぁ、まぁ…そうかもしんないっすね…」と得意のキレッぷりが鳴りを潜める小峠さん。どう見ても本当に反省し始めた様子に、「言い返せや!おい!全員待ってんねや、お前が言い返すのを!」と東野さんがたまらず声を張り上げ、スタジオは爆笑に包まれました。

 さらに「次の日早いからしんどかったん?」と追い打ちをかけられ、小峠さんは「たぶん…しんどかったんでしょうね…」と“完落ち”。ザコシさんをちらっと見て「すいませんでした…」と小声でこっそり謝罪すると、突然謝られたザコシさんも「いや、いいよいいよ(笑)マジヘコみやめてくれよ!」と、それはそれで困惑。

 予想していなかったトークの終着点に、東野さんは「何を反省してんねや!ええねん!なんでパンイチのおっさんにやりこめられんねん(笑)」と大笑いしますが、「すいません、すいません…」と終始ガチ反省モードに陥る小峠さんだったのでした。


(関西テレビ528日(日)1259分から放送『マルコポロリ!』より)

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