「R-1に無いのは夢!希望!」ウエストランドにあのR-1王者が“ブチギレ直撃”「俺の目見て言えるか」

公開: 更新: カンテレTIMES
「R-1に無いのは夢!希望!」ウエストランドにあのR-1王者が“ブチギレ直撃”「俺の目見て言えるか」

 18日放送のカンテレ『マルコポロリ!』に、M-1グランプリ2022王者のウエストランド井口浩之さんと河本太さんが出演。決勝の2本目で披露した“あるなしクイズネタ”にモノ申したいR-1王者が物凄い剣幕で現れ、2人がおびえる一幕がありました。

 今回の番組は「M-1戦士ちょっとだけ大集合SP」と題し、M-1決勝のわずか2日後に収録。2人に加え、同じく激闘を終えたばかりのキュウとカベポスターの計3組が登場しました。

 ウエストランドの優勝を番組独自のスタイルで祝福する中、MCの東野幸治さんが「我々は優勝を喜んでるんですけど、1人だけちょっとお怒りの方がいらっしゃるみたいなんです」その不穏な振りに2人がキョロキョロとスタジオを見回していると、「どうもどうも!」と、ニコリともせずに現れたのは三浦マイルドさん。

「“2013R-1チャンピオン”の三浦マイルドです!ウエストランドおめでとう!」と、ぶぜんとした表情のまま声を張り上げたうえ、大振りの拍手をし、完全に威嚇しながら2人の優勝を称えました。

 マイルドさんの不機嫌な理由はもちろん、ウエストランドが決勝2本目のネタで「M-1にはあるけどR-1にないのは夢!希望!」などと、R-1をイジり倒した件。「それを俺の目見て言えるか!?」と早速2人に詰め寄り、スタジオは爆笑に包まれました。

 東野さんから改めてM-1の感想を聞かれ、「見てましたよ。でもあのネタのことは元々知ってたんですよ。R-1のことイジるっていうのを」と苦々しく答えたマイルドさん。

 それに対して井口さんは「ホントにM-1の直前にライブがあって、あのネタやろうと思って劇場でやったんです。いつも通りやってウケてはいたんですけど、『あれ?なんかいつもと違う感じするぞ』と思って、横から殺気を感じたので見てみたら、舞台袖で三浦マイルドさんが腕組みして睨んでました。本当にその時以来お会いする感じです」と気まずそうに語りました。

「どういう神経で俺の前であんなネタをやれるんだと!」とブチギレてみせる様子に一同大笑いの中、マイルドさんは「百歩譲ってM-1の決勝でアレやったのは、まだそれが強いネタなんだから仕方ないですよ。けど朝の番組でずっとあのネタやってたやろ!1本目やれよ!『R-1に夢がない』っていうのが世間に刺さると思ってんのか!」と、優勝後の情報番組などへの凱旋出演をわざわざチェックしては1人で怒っていたと謎の告白。

 一方、井口さんは「違うんです!本当になぜか分からないんですけど、番組側が『ぜひあっちのネタでお願いします』って言ってきたんですよ(笑)。いや、僕はR-1好きですから、申し訳ないです!」と、弁明に追われていました。

 そこでマイルドさんが「じゃあ、あの発言は撤回するんやな?R-1は夢がある大会やからな!」と詰め寄ったのに対して、「いやいや、撤回はしません。R-1に出場する人には頑張ってほしいという気持ちはありますし」と、井口さんは大会をリスペクトしつつ、R-1のネタを続けていくと宣言。

 すると「これはね、もうコイツらと僕は勝負せなアカンと思いますよ。芸人なんでやっぱりネタで勝負ですよ!」と、本日の目的が“ウエストランドへの抱きつき戦法”であることを匂わせ、即座に東野さんから「いや、それは彼ら忙しいから無理やぞ」とバッサリ斬って捨てられるマイルドさん。

 それでも「ネタで勝負させてください!」と食い下がり、ウエストランドに対しても「出るネタの番組に、バーターで俺を呼べ!」と堂々たる営業活動を展開。2人が大いに困惑する傍らで、「仕事ほしいだけや!(笑)」と苦笑を禁じ得ない東野さんだったのでした。


(関西テレビ18日(日)1230分から放送『マルコポロリ!』より)