11月20日放送のカンテレ『マルコポロリ!』に、吉本のお笑い芸人養成所・NSCの同期で「犬猿の仲」として有名なダイアンの津田篤宏さんと、とろサーモンの久保田かずのぶさんが揃って出演。全ての発端となった“YouTube事件”やその後日談について明かしました。
今回の番組は「NSC闇の22期SP」として、2人のほかに津田さんの相方・ユースケさんと、ネゴシックスさん、そして中山功太さんが登場。キングコングや南海キャンディーズの山里亮太さんらを輩出したNSC屈指の黄金世代「華の22期」の中でも“暗黒芸人”の5人が集結し、その闇の深さについて徹底追及しました。
その中で、津田さんは久保田さんとの関係性がこじれ出したきっかけについて、「なんか久保田が俺の楽屋に来て『YouTube撮ろう』って提案してきて、撮ったんですよ。『じゃあ次は俺が撮るわ』って言うたんですけど、久保田が『ムリムリ』ってなって」と、互いに動画を撮り合う形にしようとしたものの、それを断られたことだったと説明。
さらに「『それやったら、あれのギャラ1万円でもええからくれ。それで俺撮らんでええわ』て言ったんですけど、そうしたら久保田がマジなトーンで『あの撮ったやつ、なんか知らんけど広告が付かなくて、俺に1円も入って来てない』って。それ聞いて俺すぐ確認したら、むちゃくちゃ広告付いてたんですよ!」と続け、思い切り久保田さんからウソをつかれていたと明かしました。
これに爆笑したMCの東野幸治さんは「ネタっぽく言われたんじゃなくて?(笑)」と確認しますが、津田さんは「ホンマの感じで言ってきて。こんなに入る!?っていうくらい広告付いてたんですけど、ほんで何日かして見たら広告外れてるんですよ」と、動画を巡る異変についても言及。
すると聞いていた中山さんが「これ、ハッキリ言いますけど、久保田がなんか焦って後輩に指示出して、広告を外させてました。それをコイツ全然認めないんですよ」と全てをバラしますが、それでも“我関せず”と涼しい顔で聞き流す久保田さん。
「その時ホンマに広告付かなかったの?ウソついたの?」と東野さんから尋ねられると、久保田さんは「再生回数、回るわけないと思ってたんですけど、上げてみたらめちゃくちゃ回ったんです」とした上で、「回るということはお金が発生する、じゃあお金はもらわないといけない。で、僕が言い出した手前、やっぱり僕がお金もらわなあかんじゃないですか」と独自の理論を展開しました。
東野さんを始め、皆「?」となる中、久保田さんは「僕がやろうって言い出したんで。ゼロから僕が言い出した手前、僕がお金をもらわなあかんのですよ。でも、津田がその後『欲しい欲しい、お金くれくれ、1万円くれくれ』って言うから。ちょっと待て、慌てるなと。ちっちゃい奴慌てるなと」と話し、聞く耳は持っていたと弁明。
「そしたらマネージャー経由で、『どうなってるんですか?』って、結構会社的な話になってきたので、こりゃやべーわと思って広告消したりました(笑)」と、後から証拠隠滅を図ったと打ち明け、一同大爆笑となりました。
ここで、「ケンカしてるって言うのは知ってたんですけど、イヤなんすよ、僕は!」と、同期同士のもめ事に不快感を露わにしたのがネゴシックスさん。「2人、むちゃくちゃ仲良かったんですよ。コンパ2人で行くぐらい」と続け、仲良しだったあの頃に戻って欲しいと切実に訴えました。
しかし、東野さんから「それ何年くらい前の話?」と聞かれたネゴシックスさんが「3年前ですね」と、さらりと答えると、津田さんは「結婚しとんねん!俺むちゃくちゃ結婚しとんねん!」と沈痛な面持ちでツッコミ。久保田さんとのYouTube事件が未解決なだけでなく、結婚後のコンパ参加まで明るみに出てしまう散々な津田さんだったのでした。
(関西テレビ11月20日(日)13時59分から放送『マルコポロリ!