『エルピス』ティザー映像ついに解禁!さらに、近藤公園、梶原善、片岡正二郎、山路和弘の出演が決定!

公開: 更新: カンテレTIMES
『エルピス』ティザー映像ついに解禁!さらに、近藤公園、梶原善、片岡正二郎、山路和弘の出演が決定!

長澤まさみ主演の『エルピス―希望、あるいは災い―』は、実在する複数の事件から着想を得て制作された社会派エンターテインメント作品。スキャンダルによってエースの座から転落したアナウンサー・浅川恵那(長澤)と彼女に共鳴した仲間たちが、犯人とされた男の死刑が確定した、10代の女性が連続して殺害された事件のえん罪疑惑を追う中で、一度は失った“自分の価値”を取り戻していく姿を描いていく。恵那と共に行動するうだつのあがらない若手ディレクター・岸本拓朗役として眞栄田郷敦、恵那と拓朗の先輩で報道局のエース記者・斎藤正一役として鈴木亮平が出演する。

 

 このドラマのティザー動画が現在放送中の月10ドラマ『魔法のリノベ』の放送直後に解禁された。テレビ局を舞台とした様々な人間の生きざま、そこに渦巻く感情のぶつかりなどが、クオリティーの高い映像と共に表現されている。また、テンポよく散りばめられた11つのカットに込められた濃密な映像が見る人たちの好奇心をかきたてる。“ワクワクが止まらない“胸の高鳴りは一体どこまで続くのか…?これから公開されていく様々な映像からも目が離せない!


 ティザー動画(60秒): https://youtu.be/LDFGwu7VZ7g

そして、キャストとして新たに、近藤公園梶原善片岡正二郎山路和弘の出演が決定した。

 

近藤公園が演じるのは、恵那がコーナーMCを務める深夜の情報バラエティー番組『フライデーボンボン』のプロデューサー・名越公平。番組を仕切るチーフプロデューサー・村井(岡部たかし)の顔色をいつも気にしながら、番組会議では多数派意見重視で現場をとりまとめる“安定志向型“プロデューサー。さらに、判断に困った時は、自分で責任を取るのを回避するため、ついつい上層部に判断を委ねるクセが…。

2001年「ウォーターボーイズ」でメインキャストの1人であるガリ勉高校生金沢役で映画初出演。その後も「家族はつらいよ2」「キネマの神様」など山田洋次監督作品にも多数出演している。テレビ朝日「六本木クラス」での演技も記憶に新しく、幅広い演技でジャンルを問わず活躍している。

 

梶原善が演じるのは、『フライデーボンボン』のMC・海老田天丼。蝶ネクタイに丸メガネがトレードマーク。陽気でひょうきんな彼は、まさに番組の“元気印”。番組の若い女性アシスタントや「ボンボンガール」らと番組を盛り上げ、今日もスタジオを縦横無尽に駆け回る。

三谷幸喜が主宰する劇団「東京サンシャインボーイズ」を経て、TVドラマ「ナニワ金融道」シリーズや映画「マスカレード・ホテル」など多数の作品に出演。人柄のよさそうな役から不気味な悪人まで、コミカルかつシュールな演技で魅了する。(先日放送された)NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」では、衝撃的な最期を迎える暗殺者を怪演し話題となった。

 

片岡正二郎が演じるのは、とある女性連続殺害事件の被疑者として逮捕され、最高裁で「死刑判決」言い渡された松本良夫死刑囚。元板金工だった彼は今、拘置所で“いつ来るか分からない自分の最期”
と向き合う日々を粛々と送っている。ただ、わずかな“希望”を誰かに託しながら…。

1994年までオンシアター自由劇場に所属し、数々の音楽劇に出演。1998年に映画監督・ 坪川史と共に楽団『くものすカルテット』を結成し、ヴァイオリンとヴォーカルを担当。近年の主な舞台出演作には、コクーン歌舞伎『四谷怪談』、『パ・ラパパンパン』(松尾スズキ演出)などがある。死刑囚という難しい役どころをどう演じるのか注目だ。

 

そして、山路和弘が演じるのは、副総理の大門雄二。警察庁長官出身という幅広い人脈を生かし、政界に相当幅を利かせている。官邸キャップの斎藤(鈴木)に対して一目置く存在で、懇意にしている。

  青年座研究所の1期生として1977年、劇団青年座に入所し舞台役者のキャリアをスタート。その後も映画やミュージカルにも進出したほか、2019年「いだてん」、2020年「麒麟が来る」と2年連続でNHK大河ドラマに出演。また、多数の吹き替えやナレーションも担当しており、本役どころでの声にも注目したい。

 

また、ドラマに登場する深夜の情報番組「フライデーボンボン」の出演者も新たに明らかになった!

MCの海老田(梶原)と共に番組進行を務めるアシスタント役に川瀬莉子、番組を明るく盛り上げる「ボンボンガール」のメンバーとして、華村あすか、真洋、新関碧、あのん、森日菜美、橋本萌花、が出演する。さらに、新米ディレクターの拓朗(眞栄田)と共にフロアを盛り上げるAD役として、天野はな、篠原悠伸、スタッフ役として、亀田侑樹、竹林佑介、川久保晴、祐村要、武内おと、が出演する。

 

近藤公園コメント

エルピス 希望、あるいは災い!なんて気になるタイトルでしょうか。これまで報道やえん罪を扱った作品はたくさんありますが、情報番組のアナウンサーとディレクター目線で、つまりTV局の内側から描いてみせるTVドラマは、あまりないんじゃないでしょうか?気概を感じずにはいられません。その一端を担える事がとても楽しみですし、『伝えることや表現に関する自由』と『大人の事情』についても考えてみたりしながら、この作品と向き合っていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

 

梶原善コメント

今回の様な物語を一口にヒューマンドラマと言ってしまって良いものか・・・分かりませんが、登場人物としてそれぞれが抱えている悩み・問題を解決出来ないまま、今すべき仕事をこなしていく。そして、新たな問題に直面していく大変苦しい所でつき進む物語。そんな中、僕が演じる海老田天丼さんは、芸人としてはそこそこの成功者ではあるが「そこそこ」と言う所が、彼がどうしても打破できない悩み・問題であります。

その辺りのそれぞれの思いを、このドラマのおもしろ味として楽しんでいただけるのではないでしょうか。お楽しみに。

片岡正二郎コメント

お話を頂いた時は驚きました、舞台ばかりだったので初ドラマです、ははは。 死刑囚というのもまた、驚きました、これも初です。 死刑囚は、他の受刑者とは違って、死を待つというのが刑なんです。死刑の執行は当日知らされる、そんな毎日をどんな気持ちで暮らしているんだろうと、ずっと想像しています。観ていただいた人にその気持ちが感じられるように演じたいと思います。台本をもらうたびに、次回が気になって仕方ありません、是非楽しんでください。

山路和弘コメント

ネタバレは出来ないし、最後まで読ませてもらってないが、この脚本、ユルいのか厳しいのか判別できぬまま始まり、背中をくすぐられたと思ったら銃を突きつけられ、今は銃とコショコショが並行しイライラと読み進みながら、久々の悪人と久々の監督の演出を楽しんでます。

 

エルピス(Elpis)とは?

古代ギリシャ神話で、中からさまざまな災厄が飛び出したと伝えられる「パンドラの箱(壺)」に唯一残されていたものとされ、良きことの予測として【希望】、悪しきことや災いの予測として【予兆・予見】とも訳される言葉。

このドラマでは、真相に迫っていく過程で登場人物たちはさまざまな「希望」を見出すが、自身やその周囲、所属する組織に対し、痛みや破綻といった「災い」も降りかかる。はたして、彼らがパンドラの箱を開けたことでもたらされる混沌の先に残されているのは、希望か、それとも災いか――。

 

<作品概要>

 

【放送枠】2022年10月期 毎週月曜午後10時 ※初回1024日放送

カンテレ・フジテレビ系全国ネット

【出演】長澤まさみ、眞栄田郷敦、三浦透子、三浦貴大、近藤公園、梶原善、片岡正二郎、

山路和弘、岡部たかし、筒井真理子、鈴木亮平、ほか
【脚本】渡辺あや

【演出】大根 仁 ほか

【音楽】大友良英

【プロデュース】佐野亜裕美(カンテレ)

【制作協力】ギークピクチュアズ、ギークサイト

【制作著作】カンテレ   

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