仲野太賀さんが、『いちばんすきな花』に出演します。
10月12日スタート!の木曜劇場は、『いちばんすきな花』(フジテレビ)。
社会現象とも呼ばれた『silent』(2022年/フジテレビ)の村瀬健プロデューサーと、脚本家・生方美久さんが再びタッグを組み、「男女の間に友情は成立するのか?」をテーマに、違う人生を歩んできた4人の男女が紡ぎ出す「友情」と「恋愛」、そしてそこで生まれるそのどちらとも違う「感情」を丁寧に描いていく、くすっと笑って、ふわっと泣ける、新しいスタイルのドラマです。
<村瀬健P『silent』から1年 生方美久との再タッグに「今回もすごいドラマになっちゃう」>
すでに、多部未華子さん、松下洸平さん、今田美桜さん、神尾楓珠さんが主演することが発表されていましたが、このたび、仲野太賀さんの出演が決定!
仲野さんにとって、8年ぶりのフジ連ドラ出演となります。
<多部未華子『いちばんすきな花』に出演!『silent』村瀬健×生方美久コンビによる4人主演ドラマ>
<『いちばんすきな花』主人公の1人は松下洸平!>
<『いちばんすきな花』主人公の1人は神尾楓珠>
<『いちばんすきな花』主人公の1人は今田美桜>
この物語の主人公は、潮ゆくえ(うしお・ゆくえ/多部未華子)、春木椿(はるき・つばき/松下洸平)、深雪夜々(みゆき・よよ/今田美桜)、佐藤紅葉(さとう・もみじ/神尾楓珠)という別々の人生を送ってきた4人の男女。
そんな年齢も性別も、育ってきた環境も全く違う4人がある日、「唯一心を許せた異性の友だちが、結婚を機に友だちではなくなってしまった」「結婚を考えていた彼女を、彼女の男友だちに奪われた」「友だちになりたいだけなのに、異性というだけで勝手に恋愛と捉えられてしまう」「友だちの友だちもみんな友だちと思っていたが、気づけば本音を話せる相手はいなかった」と、それぞれの日常のなかで“友情”や“恋愛”にまつわる人間関係に直面します。
ゆくえ(多部)が性別を超えてお互いをわかりあうことのできる唯一無二の“友だち”
仲野が演じるのは、ゆくえ(多部)にとって学生時代から1人だけ気さくになんでも話せる男友だち・赤田鼓太郎(あかた・こたろう)。

赤田は、高校時代に通っていた塾でゆくえと知り合い、いつしかお互いの愚痴や悩みだけでなく、たわいもない会話ができる仲になり、性別を超えてお互いをわかりあうことのできる唯一無二の“友だち”となります。
価値観や常識、正義といった感覚がゆくえと一致し、共有できたので、たびたび2人で会っていましたが、そこに恋愛感情はいっさいなく、互いに“友だち”としての居心地の良さを感じていました。
しかし、ある日、付き合っていた彼女・峰子(みねこ)と結婚することになったのを機に、ゆくえとの関係に変化が生じることとなり…。
『いちばんすきな花』は、10月12日(木)スタート!毎週木曜22時より、フジテレビで放送されます(初回20分拡大)。
<仲野太賀 コメント>
――出演オファーを受けたときは、どう思いましたか?
お話を聞いたときは、率直にとてもうれしかったです。プロデューサーの村瀬さんの作品は昔から見ていましたし、いつかご一緒したいと思っていました。
また、脚本の生方さんの本もすてきだなと思っていたので、今回こうしてこの作品に携われて、とてもうれしいです。
――台本を読んだ印象は?
なんて面白い脚本なのだろうと思いました。4人主人公で、まさに「四者四様」といいますか、それぞれの人間関係に対する不器用さであったり、その不器用な人たちが彼らなりにすごく誠実に生きようとしていたりする様がとても愛おしく感じました。
この4人がどんなふうに成長して、どういうふうに物語が展開していくのか、とても楽しみです。
また、自分自身も共感するところがたくさんありました。主人公それぞれが抱える、誰にも共有できなかった小さな孤独の連続は、とても大きな寂しさを生みます。見てくださる方にも共感できることがあるのではないかなと。
そういう意味でも、すごくやさしく繊細に、見る人の心を包んでくれる作品になるのかなと思っています。
――仲野さん演じる赤田鼓太郎はどんな役どころですか?また、どのように演じようと思っていますか?
赤田は、多部さん演じるゆくえの親友でありながら、ある決断をすることによって、ゆくえに影響を与える役です。
主人公たちとはまた違う雰囲気を表現できたらいいなと思っています。物語がどういう展開になっていくのかを楽しみにしながら、僕自身も、とにかく楽しく演じられたらいいなと思っています。
――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。
生方さんが書かれる脚本の言葉一つひとつは、まるで自分ではうまく形容できなかった気持ちを繊細にセリフにされていて、僕も刺さるものがたくさんあります。
見てくださるみなさんにとっても、きっとそういうセリフやシーンがたくさん出てくると思うので、どうか最後まで楽しんでいただければうれしいです。
<村瀬健(プロデュース)コメント>
やばいです。本当にやばいです。多部未華子さん、松下洸平さん、今田美桜さん、神尾楓珠さんの4人が集まってくださったことがすでにやばいのに、それに加えて、とんでもない方がもう一人、この作品に参加してくださることになりました。
まさかの仲野太賀さん。今、テレビ・映画界でもっともオファーの多い役者さんなんじゃないでしょうか。
仲野さんが出ている作品はどれも全部面白いし、それこそ、みなさんが今一番見たいと思っている役者さんの1人だと思います。
その仲野さんに、多部未華子さん演じるゆくえの“元トモ”赤田鼓太郎を演じていただけることになりました。言ってみるもんです。スケジュール的にもタイミング的にも絶対無理だろうと思いつつダメ元でオファーしたところ、まさかのご快諾をいただきました。
いつかご一緒したいと思っていましたが、2100年くらいまでスケジュールが埋まっているのではないかと思うくらい人気の方なので、夢で終わってしまうのかなとあきらめかけていたのですが、この作品で夢が叶いました。めちゃめちゃ、めちゃめちゃ、うれしいです。
仲野さんの魅力は、とにかくあのなんとも言えないチャーミングさと、とんでもないクオリティの演技力にあります。演じる役ごとにまったく違う表情を見せるのはもちろんのこと、ひとつの役の中でもシーンによって全然違う無数の表情を見せてくれます。
僕は、人は誰でも他人には見せない隠された感情を心の奥に持っているものだと思っているのですが、仲野さんは、そういう表に出していないつもりの“内面の表情”までも演技で表現してくれる稀有(けう)な俳優さんだと思います。
ちょっとした仕草や表情の瞬間的な変化で、裏の裏の裏に潜む感情までをも丁寧に表現している。そういう役者さんだと思っています。
文字通り“人間くささ”というものを体現してくれる。だから仲野さんが演じるキャラクターは、いつも魅力的に映るのだと思います。
すごいなあ、役の魅力を何十倍、何百倍にも増幅させてるなあ、と感じながらいつも見させていただいていました。
今回、仲野さんに演じていただく赤田という役は、友情ではなく恋愛を選んだ男です。ゆくえとの間に、全人類の夢ともいうべき“男女の友情”が完璧に成立していたにもかかわらず、それに背を向ける男です。
「男女の間に友情は成立するか?」というテーマを描くうえで最も重要な役割を担うこの役を仲野さんが演じてくださることで、間違いなくこのドラマは何十倍、何百倍も深いものになると思います。
そして、仲野太賀さんのもう一つの魅力である“笑い”の要素。その意味でも、このドラマにとてつもなくすてきな彩りを与えてくれるはずです。
実際、多部さんとのカラオケボックスでのかけ合いシーンを撮影したのですが、僕は現場でテイクを重ねるたびに毎回毎回、腹を抱えて笑い転げていました。
とんでもなく面白いシーンになっていますので、楽しみにしていてほしいと思います。
今もっとも面白い俳優、出てくるだけでワクワクしてしまう俳優、仲野太賀さんの赤田鼓太郎、ご期待ください!
<番組概要>
木曜劇場 『いちばんすきな花』
放送日時:10月12日(木)スタート!毎週木曜22時~
出演:
多部未華子、松下洸平、今田美桜、神尾楓珠・仲野太賀 ほか
脚本:
生方美久(『silent』、第33回フジテレビヤングシナリオ大賞『踊り場にて』)
プロデュース:村瀬健(『silent』、『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう 』、『信長協奏曲』、映画「キャラクター」 、映画「約束のネバーランド」ほか )
演出:髙野舞(『silent』、『アライブ がん専門医のカルテ』、『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』、『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』ほか)
(敬称略)
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