「俺はお前と結婚したい」──。
隠し続けてきた本心を打ち明け、ウソ婚を本当にするべく千堂八重(長濱ねる)に思いを伝えた夏目匠(菊池風磨)。一緒にいて楽しかったのは自分だけではないはず…と、意を決しての告白だったが、八重の答えはまさかのNO。
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だが、その答えが八重の本心だと信じたくない匠は、八重がひた隠しにする“ウソ”の正体を確かめようと、数日前、おそらく八重と鉢合わせたであろう元カノ、紗智(中村ゆりか)に電話をかける。

待ちに待った匠からの連絡に感情がこみ上げる紗智だったが、電話の向こうの匠は今も変わらず八重を思い続けていて、紗智は、匠が自分に振り向いてくれることはもう二度とないのだと打ちのめされる。そして、やり場のない気持ちを抱えたまま、匠が一番聞きたくなかった言葉を告げる。
紗智のひと言によって、一番大切な人に一生ウソをつかせ、この先訪れるはずの幸せをも奪うところだったと気づいた匠は、自分の独りよがりなウソに付き合わせたことを八重に謝る。
そして、涙があふれ、うまく言葉が出ない八重の薬指からそっと指輪を抜いて…。
