『ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~』に、福本莉子さん、小手伸也さん、加藤諒さん、大水洋介さん、丸山智己さん、梶原善さんが出演します。
10月スタートの月9ドラマは、二宮和也さん、中谷美紀さん、大沢たかおさんトリプル主演の『ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~』。
今作は、人々が思い思いに過ごすクリスマスイブの1日を1クールかけて描く、謎と愛と奇跡の物語。それぞれ別の人生を歩む3人の男女の物語が並行して進んでいき、最後に運命の交錯を果たします。

下段左から)大水洋介、梶原善、丸山智己
今回発表された6人は、中谷さんが報道キャスターを演じる、通称「地方テレビ局編編」に主に出演します。
福本莉子がフジGP帯連ドラ初レギュラー!横浜テレビの新人記者に
福本莉子さんが演じるのは、地方テレビ局「横浜テレビ」の新人記者・立葵査子(たちあおい・さこ)。
新人でありながら何でもそつなくこなし、周りのスタッフから一定の評価を得ています。調子に乗ることなく、物事を俯瞰(ふかん)で見る冷静な女性。
「横浜テレビ」で5年続く報道番組『日曜NEWS11』の顔である、倉内桔梗(くらうち・ききょう/中谷美紀)を尊敬していますが、私生活を犠牲にして、仕事一筋でやってきた桔梗の生き方は古いと感じています。
そんな査子の父親は、老舗洋食屋のシェフ・立葵時生(たちあおい・ときお/大沢たかお)。男手ひとつで育ててくれた父に対し感謝しているものの、もっと自分の人生を楽しんでほしいと思っています。
福本さんは、月9ドラマには『コンフィデンスマンJP』第8話(2018年)にゲスト出演して以来、2度目の出演となり、今作でフジGP帯連ドラに初レギュラー出演を果たします。父親役の大沢さん、上司役の中谷さんとは初共演となります。
桔梗の同期で「横浜テレビ」報道制作局長
小手伸也さんが演じるのは、「横浜テレビ」報道制作局長の折口康司(おりぐち・こうじ)。
桔梗にとって唯一の入社同期で、記者時代から苦楽をともにしてきた盟友。ときを経て、桔梗は『日曜NEWS11』の看板キャスターに、折口は報道制作局の総責任者となるも、社長の方針で『日曜NEWS11』の打ち切りが決まってしまい、折口は桔梗にキャスター降板という非情な通告をすることになり…。
小手さんの月9への出演は『SUITS/スーツ2』(2020年)以来、約3年ぶりのこと。中谷さんとは、初共演となります。
桔梗がキャスターを務める『日曜NEWS11』のスタッフ
加藤さんが演じるのは、「横浜テレビ」のスタッフ・前島洋平(まえじま・ようへい)。
桔梗がキャスターを務める『日曜NEWS11』のスタッフで、新人記者として奮闘する査子とは、お互いが感じるテレビ局や上司への愚痴を吐き出す仲。特に査子は、心を許している前島の前では、毒舌になり、本音を漏らすことも。
加藤さんの加藤の月9ドラマへの出演は『突然ですが、明日結婚します』(2017年)以来、6年ぶりのこと。中谷さんとは、初共演となります。
口がうまく八方美人な「横浜テレビ」のデスク
大水洋介さんが演じるのは、「横浜テレビ」のデスク・黒種草二(くろたね・そうじ)。
口がうまく八方美人。各所の機嫌をとりながら場の空気を穏便にまとめようと日々苦慮しています。
大水さんは、お笑いコンビ・ラバーガールのボケ担当として活動。俳優としても精力的に活動し、『大病院占拠』(2023年/日本テレビ)では、謎の武装集団の1人を怪演し話題を呼びました。今作で、フジGP帯ドラマ初出演となります。
経営改革のためにやってきた「横浜テレビ」新社長
丸山智己さんが演じるのは、「横浜テレビ」新社長・筒井賢人(つつい・けんと)。
横浜テレビの大株主である銀行から、経営改革のためにやってきた人物。社長に就任して早々、大なたを振るい大改革。筒井が掲げる方針転換に、桔梗たちは翻弄(ほんろう)されていくことに。
丸山さんの月9への出演は、『ラジエーションハウスⅡ~放射線科の診断レポート~』(2021年)以来、約2年ぶりのこと。中谷さんとは、中谷さんが主演を務めた、湊かなえさん原作のスペシャルドラマ『花の鎖』(2013年/フジテレビ)以来、10年ぶりの共演となります。
テレビ報道のイロハを教えてくれたベテランカメラマン
梶原善さんが演じるのは、「横浜テレビ」のベテランカメラマン・国枝茂雄(くにえだ・しげお)。
桔梗が新人時代から取材をともにし、テレビ報道のイロハを教えてくれた厳しくもやさしい先輩。桔梗の左遷に対し、怒りをあらわにしてくれる良き理解者でもあります。
年々制作費が削られる「横浜テレビ」の内情や環境の変化を肌で感じ、桔梗の苦闘を一番近くで見てきた人物。
そんななか、殺人事件がおき、査子と一緒に取材に駆り出されることに…。
梶原が、月9の出演は『ナイト・ドクター』(2021年)以来、2年ぶりのこと。中谷さんとは、映画「清須会議」(2013年)以来、10年ぶりの共演となります。
『ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~』は10月スタート!毎週月曜21時より、フジテレビで放送されます。
<福本莉子 コメント>
――今作のオファーを受けたときは、どう思いましたか?
聖なる夜の1日を3ヵ月で描く企画に、とても驚きました。
――今作でフジGP帯連ドラおよび月9初レギュラー出演となります。
いつか出たいと思っていた歴史ある月9枠に、出演できると聞いたとき、夢のようでした。小さいころからドラマが好きで、当時テレビで見ていた俳優さんたちと一緒にお芝居ができる機会をいただけて、とても光栄です。
――中谷美紀さんと初共演となります。
中谷さんが出演されていた作品も、もちろん見ていましたし、Instagramでも、いつも凜(りん)と美しい姿を拝見しています。今回、ご一緒させていただき、うれしく思います。
――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。
私が演じる立葵査子は、新人記者なので原稿の読み方などもしっかり練習して挑みたいと思っています。そして、1日を通して、変化していく気持ちを丁寧に積み上げていけたらいいなと思っています。
<小手伸也 コメント>
――今作のオファーを受けたときは、どう思いましたか?
『コンフィデンスマンJP』でお世話になった成河広明プロデューサーが何やら企てていると聞き及んで以降、ずっと前のめりで待機していたので、今回必要としていただけたことに心底ホッと致しました(笑)。
しかしそれ以上に、横浜を舞台にして聖夜の出来事を描くという作品に、横浜出身でクリスマス生まれの僕が、TVドラマ初出演(『HERO』第1話)でお世話になった鈴木雅之監督のもと、その後初レギュラーをいただくことにもなった月9枠で、現実では50歳の節目の誕生日でもあるクリスマスの1日を1クール過ごす、という「ご縁の乱れ打ち」に、このオファーは運命を超えた必然であったと勝手に感じております!
――中谷さんとは初共演となります。
ただただ畏(おそ)れ多いです。すごい方だというのは重々承知のうえ、芝居上では同期でもあり上司でもあるというポジションを全うできるよう、懸命に食らいついていきたいと思っております!
ただ、主演を輝かせるのがバイプレーヤーの使命だと心得ているので、中谷さんにおんぶに抱っこにならないよう、僭越(せんえつ)ながら精一杯、中谷さんのいろいろなスイッチを押せる共演者でありたいとも思っております!
――演じるうえで心がけようとしていることはありますか?
月9での僕といえば、やはり『コンフィデンスマンJP』の“五十嵐”と、『SUITS/スーツ』の“蟹江”のイメージが強く、衣装合わせの段階でも、「このジャケットの色は危ない」とか「この眼鏡はダメだ」とか、髪型も含め何かと制約を受けまして…。
とにかく折口さんは、そのどちらにも転ばないよう気をつけるしかありません(笑)。
――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。
「逃亡編」「レストラン編」「地方テレビ局編」が、三者三様それぞれ違ったテイストで描かれつつ、そのどれもが豪華な主人公と共演者で彩られ、いっそ単体でも成立しそうなドラマが、ひとつの結末に収束していくという、まさに“一粒で三度おいしい”珠玉のエンターテインメント作品です!
誰もが浮かれるクリスマス(僕は、誕生日)…はたして、どんな聖夜が描かれるのか?どうぞご期待ください!
<加藤諒 コメント>
――今作のオファーを受けたときは、どう思いましたか?
次の月9が『ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~』とニュースを見て知っていましたので、びっくりしました!!!豪華な出演者さんの中で、足を引っ張らないように、気を引き締めて挑みたいと思います。
――中谷さんとは初共演となります。
「リング」「らせん」が大好きなのと、「嫌われ松子の一年」という中谷さんが書かれた本も好きで、中谷さんのお芝居もお人柄も好きです。共演できることを大変うれしく思います。
――演じるうえで心がけようとしていることはありますか?
徳永(友一)さんの脚本から伝わってくる緊張感や世界観を壊さないよう、気をつけたいなと思います。
――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。
鈴木雅之さんが徳永さんの脚本をどのように演出し、役者のみなさまはどのようなお芝居をしてこの『ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~』が作られていくのか、僕も楽しみです。
僕たち「横浜テレビ」のメンバーにも注目していただけたらうれしいです。第1話から伏線が張り巡らされているみたいなので、ぜひご覧ください
<大水洋介 コメント>
――今作のオファーを受けたときは、どう思いましたか?
マネジャーから「月9のレギュラーが決まりました」と言われたとき、思わず「げつく!?」と聞き返してしまいました。とにかく光栄です。
――今作でフジGP帯連ドラおよび月9初出演となります。
高校時代、『やまとなでしこ』を夢中になって見ていた自分に、「お前、将来この枠のドラマに出るんだよ」と伝えて、何言ってんのこのおっさんと思われたいです。
――中谷さんとは初共演となります。
中谷さんが出演されている数々の作品を拝見してきたので、今回共演できるのが楽しみで仕方ありません。
――演じるうえで心がけようとしていることはありますか?
不摂生をすると目の下にクマができやすいのですが、今回は1日の出来事なので見た目があまり変わらないように、撮影前日の酒はほどほどにします。まったく飲まないと、それはそれで顔が変わりそうなので、毎日決まった量を飲むようにします。
――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。
健康が一番です。体調に気をつけて毎日お過ごしください。そして、もしよければドラマをご覧ください。
<丸山智己 コメント>
――今作のオファーを受けたときは、どう思いましたか?
素晴らしいスタッフ、キャストのみなさんとまた新たなチャレンジができるということで、今からワクワクしております。
――中谷さんとは、10年ぶりの共演となります。
10年ぶりに、また中谷さんとご一緒できる機会をいただいて、ただただうれしい限りです。目一杯楽しみたいと思います。
――演じるうえで心がけようとしていることはありますか?
遊び心を持ちつつ、芯の強い中谷さんにしっかり対峙(たいじ)できるよう、心して臨みたいと思います。
――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。
間違いなく、見応えのある素晴らしいドラマになると思います!お楽しみに!
<梶原善 コメント>
――今作のオファーを受けたときは、どう思いましたか?
スタッフのお名前を教えていただいたときに、監督が鈴木(雅之)さんだっていうんで、「あ、もうこれで大丈夫だな」と思いましたね。
鈴木さんと一緒にできるっていうのが、まずうれしい材料のひとつでした。その後、1日の物語を1クールかけて描くのかというのは台本を読んでいくうちに、「これは大変だな」と思いましたね。
さらに、それぞれ違う物語が進んでいく、これは鈴木さんの腕次第(笑)!とにかく、鈴木さんとまた一緒にできるのが楽しみです。
――中谷さんとは、映画「清須会議」以来のの共演となります。
「清須会議」が中谷さんとの初共演でした。独自のオーラがあって、穏やかな方だなという印象です。その後はご一緒することがなかったので、「どうしてるかな?」なんて思ったりしたこともありました。
また彼女と一緒にやらせていただけるのはうれしいですね。そのときの役とはまた今回まったく違う、キャスターとカメラマンという関係で、どうなるのか楽しみです。
僕の役柄的には、彼女に協力して何か手助けを、という感じの役なので、そういうふうにやっていけたらなと思っています。
――演じるうえで心がけようとしていることはありますか?
僕が演じる国枝は、ベテランカメラマンということで、僕らの仕事で一番身近にいてくれるスタッフです。現場で頼りになる、ほっとさせてくれるのがカメラマンさんなんですよね。
立ち位置を教えてくれたりするときも「善さん、こっち側にいてもらったら大丈夫だから」っていう一言があると、やっぱ僕も安心してお芝居ができる。
ベテランのカメラマンには、そういう方が多い印象です。おのずと僕もそういうカメラマンを演じたいなと思っています。
――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。
3つの物語が同時進行していく、どうなることやらわからないけども、僕らのグループ(地方テレビ局編)が、ほかの物語にどこまで入り込んでいくのか、僕自身もまだわからないんです。
なので、まずはこっちのグループでキッチリとした世界観を作っていきたいなと思っています。毎週、毎週この先どうなるんだろう?楽しみに見ていただけたらいいなと思います。
<あらすじ>
12月24日午前0時の横浜。きらびやかな光の陰に隠れるように、横浜・山下埠頭(ふとう)で銃殺事件が起きる。
容疑をかけられたのは、記憶喪失の男・勝呂寺誠司(すぐろじ・せいじ/二宮和也)。落ちていたスマホからは「早く逃げろ!」と男の声が。警察に追われる逃亡犯になった誠司は、失われた記憶をたどりながら事件の糸口を探っていく。
ときを同じくしてクリスマスディナーの準備に追われていたのは、慎重でありながら頑固な孤高のシェフ・立葵時生(たちあおい・ときお/大沢たかお)。
横浜・関内界隈(かいわい)で愛される三代続く老舗洋食店「葵亭」は、80年受け継がれてきた秘伝のソースを求めて、遠方から足を運ぶファンも少なくない。
妻を亡くして以来、「もう二度と誰も愛することはないだろう」と孤独な人生を歩んできたが、一度だけ、一瞬の恋に落ちたことがあった。だが、それでも脇目を振らず仕事に打ち込んできた時生。
この日もクリスマスイブの予約は満席で、朝から仕込み作業に追われていたが、突然店に見知らぬ男が侵入してきて…。
そのころ、銃殺事件の現場に直行したのは、ローカルテレビ局「横浜テレビ」の報道キャスター・倉内桔梗(くらうち・ききょう/中谷美紀)。
理想の報道を追求し続け、自らの企画で立ち上げた報道番組『日曜NEWS11』を5年間キャスターとして背負ってきた。
しかし、突如番組の打ち切りを告げられ、料理番組への異動を言い渡されてしまう。突きつけられた非情な通達を受け止められないまま“最後の事件”を追う。
仕事一筋で独身を貫いてきた彼女もまた、心の中に忘れられない人がいた。
<番組概要>
『ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~』
放送日時:10月スタート!毎週月曜21時~
出演:二宮和也、中谷美紀、大沢たかお ほか
脚本:徳永友一(「翔んで埼玉」、『ルパンの娘』シリーズなど)
企画・プロデュース:成河広明(『コンフィデンスマンJP』シリーズ、『リーガルハイ』シリーズ、『ストロベリーナイト』シリーズなど)
演出:鈴木雅之(「マスカレードホテル」シリーズ、『HERO』シリーズなど)
(敬称略)
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