船越、かっくぃぃぃぃぃーーーーーーーーーー(号泣)
ついに来ました!(何が)ついに、このときがやって来ました!!(だから何!?)
ついについに、あの、かっこいい船越!で(毎回呼び捨てすな!大変申し訳ございません!)、泣ける日がやってきましたーーーーー!!!やってきましたよーーーーー!!!(号泣)
いや、確かに前回も、船越英一郎さん演じる主人公の熱護が、亡くなった“父親の不在を実感させる”ために、なんでか「孤独の料理人・鯵野滑郎(あじのなめろう)」に扮して( “あじのなめろう”というネーミングセンスやっぱり最高!一週間経ってもまだ白飯食える!!=笑える)、父の思い出の味(メンチカツ)を作ってみせて(しかも鯵野滑郎流メンチカツテクも伝授)、ゆかり(戸田菜穂)一家の再出発を促して、涙を誘う…という、爆笑(=鯵野滑郎)からの、涙(=思い出のメンチカツ)はあったし、前回も、鯵野滑郎という爆笑キャラに扮していながら、なぜだか感動してしまう…めたくそかっこいい船越!!(涙)って、すこぶる泣けたは泣けたんだけど、その肝心のオチが、鯵野滑郎が作るメンチカツは「おいしいけど、やっぱ違うよね…(やっぱりお父さんのメンチカツが一番!)」って、ゆかり一家全員で笑いあう…爆笑、涙、からのハートウォーミング!があったから、号泣!というほどでもなかったんだけど、今回はもう、無理。今回は船越かっこよすぎて無理。

大爆笑の彼方、からの、その先にある感動、そして号泣!
これまでも、初回からずっと、常に“かっこいい船越”だったんだけど、今回の船越はこれまでとはまた毛色が違う、新たなかっこよさ!!今回の第5話、予告で“怒涛(どとう)の第二章スタート!”とか謳(うた)っちゃってて、「はいはい、いつもの“第二章”詐欺…」って、若干ゲンナリしてたんだけど(おい!)、だって、このドラマに“第二章”必要ある?いつものかっこいい船越を、いつも通りお送りするだけでこちとら満足、楽しいのに、わざわざ大した転機でもないのに第二章!とかいって後半を盛り上げる姑息(こそく)な作戦(決めつけ!)、このドラマには必要ないじゃないですか?
なんだけど、なんだけど、今回の船越は(いい加減呼び捨てやめろ!本当に申し訳ございません!)、大爆笑の彼方、からの、その先にある感動、そして号泣!…それってつまりは、「“かっこいい船越”による大爆笑の第一章」から、「“かっこいい船越”による大爆笑!からの感動が待ち受ける第二章」ってことじゃないですか(意味わからん!)。

常に新しい“かっこいい船越”を探求し続ける船越英一郎さん御本人はもちろんのこと、視聴者にそれだけでは満足させない、その先の満足まで追い求める『テイオーの長い休日』クリエイターチームにも拍手です!!ありがとう!全スタッフ!ありがとう船越!!(結局“船越”言いたいだけ)

感情と理性のお話を、さまざまな視点からどちらも丁寧に描く、美しい物語!
っというわけで今回のあらすじは…。前回から引き継いで、熱護の付き人である若手俳優・匠くん(今井悠貴)が、ゆかりの敏腕ぶりも相まって、仕事も少しずつ増え、上昇気流に乗りそう?…だったんだけど、ゆかりがかつて所属していた、“因縁”の大手芸能事務所・トレランスの寿(前川泰之)から、“引き抜き”の誘いがあり…はてさて匠くん、熱護、どうする!?というお話。

うん、ここで、おそらくみなさんが想像してしまうのが、匠くんは熱護の付き人だし、引き抜こうとする寿はとてつもなく怪しいし、条件も破格すぎるし、というよりなにより、匠くんはドラマの“主要人物”なわけだから、引き抜かれるわけ…ない!!ということ(決めつけ!)。
引き抜かれるわけないんだから、そんなこと、わかりきってるんだから、熱護のかっこよさを改めて提示して、ゆかりや事務所みんなの人情でもって、おあつらえ向きの感動で、案の定、“引き抜かれない”って結末になるんでしょ?(決めつけ過ぎる!)わかりきってる!そんなのわかりきってるにもほどがある!そんなわかりきってる筋書きをなぜ見せられるんだ!!っていうかこのドラマ、主演は船越=熱護なわけだから、熱護の話を展開しろ!熱護のかっこよさを存分に見せろ!話数も残り少ないんだぞ!(全8話です)いい加減にしろ!って、心の中で悪態ついてたんですが(ひどい視聴者)、“わかりきってる”はずだった、引き抜かれるか否か?という部分にちゃんと工夫があり(当然!)、それをスリリングに見せるどころか、今の小さな事務所にいることと、大手事務所へ移籍すること、熱護らともに修行していくことと、多くのチャンスが与えられる場で自ら研鑽(けんさん)していくこと…などなど、感情と理性のお話を、さまざまな視点からどちらも丁寧に描いて、そこへいつもの“かっこいい船越”に加え、熱護の俳優として、男として、人間としてのかっこよさまで示していく…という、とてつもなく完成度の高い、美しい物語!に仕上げているのです。

熱護の熱護によるいつも通りの、だけどいつも以上で、新しい“かっこいい船越”が堪能できる、THE“第二章”
いや、だけど、このドラマにそういう“マジ”、いらんねんって思ってる方(どういうマジ?)、いると思う。もう、いつもの突き抜けた笑い、いつもの、いつも通りの船越のふん装を見せてくれよ!それだけで十分!!って思ってる方もいると思う。だけど、だけど、この『テイオーの長い休日』、なめないで!!(お前が言ったんだろ!)
マジで、船越を、いや熱護を、熱護クリエイターチームを、マジでなめないで!!!!その、匠くんの“引き抜き問題”=“俳優としてのこれからの人生”を、なんでか、熱護が、今回も“あるふん装”になって、しかも今回は、なんでか、まさかの、“法廷劇”にして落とし込む!!という異次元のストーリーテリング!!…うん、マジで、どういうことやねん!!!

さて、今回の船越=熱護は、一体、誰に、いやどのドラマキャラにふん装するのか!?“鯵野滑郎”を超える名キャラは誕生するのか?そのキャラづくりはどうなっているのか?(鯵野滑郎の発声最高だった)そして、なぜにどうして“法廷劇”になっちゃうのか?そこで何を描くのか?
でもって匠くんは引き抜かれるのか?ゆかりのかつての“因縁”も?明かされつつ?熱護の熱護によるいつも通りの、だけどいつも以上で、新しい“かっこいい船越”が堪能できる、THE“第二章”に間違いない『テイオーの長い休日』第5話!!!

絶対、絶対、お見逃しなく!!(前回の鯵野滑郎見てない人!?もったいないから、早く追いかけ視聴して!!)