佐久間宣行さんが、オードリー×ハライチという座組みで、フジテレビのゴールデン番組を初演出します。
土曜プレミアム『チャレンジトークバラエティ オドオド×ハラハラ』(6月10日/フジテレビ)が放送されます。
MCは、オードリー(若林正恭さん、春日俊彰さん)、ハライチ(岩井勇気さん、澤部佑さん)。

ゲストに、ジェシー(SixTONES)さん、葉加瀬太郎さん、松たか子さん。コーナーMCとして、ビビる大木さん。料理人として、笠原将弘さんが出演します。
この番組は、「チャレンジトークバラエティ」と題し、オードリーとハライチがゲストとともに、トーク番組の可能性をあれこれと試していきます。
演出を務める佐久間さんが、かねてからゆかりのあるオードリー×ハライチという座組みで、フジテレビのゴールデン番組を初演出。
オードリーとハライチは若手時代に『キャンパスナイトフジ』(フジテレビほか/2009年~2010年)でともにレギュラーとして共演。
約15年の長い付き合いとなる2組が、フジテレビでMCとして初タッグ、長いキャリアの中で初めて2組での冠番組を持つことに。
今回は、3本の企画を放送。
「大御所だって叱られたい!クイズ!大御所コラコラ」
年齢を重ねると、人から叱られるということが少なくなってきますが、たまには人から叱られたいという大物ゲストを招いて、そのゲストが、どのように叱られたいと思っているのかを、若林さん、春日さん、岩井さんが当てます。
叱ってもらいたいことがある「叱られゲスト」としてやってくるのは、葉加瀬太郎さん。葉加瀬さんが叱られたいこととは…?

「ニュアンスだけで頼みたい!ふわふわ料理店」
ふわふわっと伝えたら、シェフが何でも作ってくれる、夢の料理店にゲストを招き、若林さん、春日さん、岩井さんが「ゲストが今どんなものを食べたいのか」を質問しながら、「ふわふわメニュー名」を即興で考案。
予約の取れない日本料理の名店「賛否両論」のシェフ・笠原将弘さんが、そのメニュー名を元に「前菜」「メイン」「シメ」の3品を作ります。
ゲストとして、松たか子さんが登場。用意された食材はどれも高級食材。一流のゲスト、一流のシェフ、一流の食材がそろい、3人はこん身のメニュー名を考えますが、そのメニュー名に料理を作る笠原シェフが困惑!?

「一番慕われないのは誰だ!しょぼしょぼ先輩No.1決定戦」
ビビる大木さんがコーナーMCを務め、オードリー、ハライチの中で最も後輩に慕われない芸人が誰なのかを決めます。
ゲストには、交友関係が広く、どんな芸能界の先輩にも気に入られるキャラクターのジェシーさんが登場。
スタジオでは、ジェシーさんの輝かしい芸能界交遊録を振り返りながら、どんな先輩が後輩から慕われるのかを、オードリー、ハライチが学びます。
後輩のジェシーさんが一番とっつきにくいと思った先輩は誰なのか?後輩に慕われない「しょぼしょぼ先輩No.1」を決定します。

土曜プレミアム『チャレンジトークバラエティ オドオド×ハラハラ』は、6月10日(土)21時より、フジテレビで放送されます。
<オードリー&ハライチ&佐久間宣行 コメント>

――佐久間さんはフジテレビゴールデン帯初演出。MCにオードリー、ハライチを抜てきしたのは、2組と過去に番組でご一緒してきた信頼があったからですか?
佐久間:そうですね。フジテレビさんから「何か番組をやりませんか?」と言われたときに、「じゃあ、オードリーとハライチでやらせてください」ということをまずお伝えしました。
オードリー&ハライチ:えー!うれしい!
佐久間:まさか本当に「いいですよ」って言ってくれるとは思わなかったんですけど(笑)。それで次は「企画をください」という話になり、いくつかの企画案の中で、「トーク番組だけど、いろんな企画を彼らで試せるやつを」という話になっていき、そのまま「チャレンジトークバラエティ」というのを考え、この番組ができました。
――この番組のオファーがあったときは、どう思いましたか?
若林:この2組でゴールデンをやれるなんて、本当にうれしくて「続けてみるものだな」「こんなことあるんだ」と、シンプルに思いましたね。
春日:ハライチと「この2組で番組をやりたいね」というのは、我々のテレ東の番組で話していたんですよ。そこで佐久間さんにも「深夜でもいいので番組をやらせてくださいよ!」とは言ってたんですが、それがまさかフジテレビのゴールデンでできるなんて(笑)。
澤部:オードリーさんとは、15年くらいの付き合いで、我々が初めてトークライブをやったときも来てもらって、俺らはオードリーさんが好きな“オードリーっ子”なんですよ。オードリーさんの番組に呼んでもらうというのはあったんですけど、そうじゃなくて「2組でできるの!?」って、すごくうれしかったです。
岩井:一番甘えられる先輩なので、こうやって一緒にできたことが本当にうれしいです。
――今回の“チャレンジトークバラエティ”という形式はいかがでしたか?
若林:いや、あのー、トーク番組と聞いていた割に、お笑いの実力を試される場面があったなーと(笑)。しゃべったというよりは、汗をかいた収録でした(笑)。
春日:打ち合わせで普通のトーク番組の3本分くらいのボリュームの収録って聞いていて、1本目が終わった時点で「これ、3本分どころじゃねぇぞ?」って思いましたね(笑)。
若林:別々の特番を、3本やったときの疲れだね(笑)。
岩井:あと、最終的におなかがいっぱいになりました…(笑)。
澤部:“チャレンジトークバラエティ”って言ってて、気づいたらおなかがいっぱい(笑)!
佐久間:たくさんトーク番組がある中で、この2組がやるとしたら、ゲストの魅力を引き出していくものと、この2組が自分たちのことをさらけ出したり、汗をかいたりするもの、そこのちょうど良いバランスは狙いたいなと思っていました。でも、今回企画が3本ありますが、全部企画が違うトーク番組って普通はないですよね(笑)。
――フリー転身後の佐久間さんの活躍をどのように見ていますか?
若林:僕らの番組で、よく「この世代で誰が天下を獲る?」みたいなトークテーマを佐久間さんがカンペで出すんですけど、「佐久間さんが獲りそうだな」って思ってますけどね(笑)。
澤部:佐久間さんが辞めてから、辞めていく方たちが増えていったんじゃないですか?別のところに行ったり、フリーでやられている人もいて、その流れを作った人だなと思います。
岩井:テレビとかメディアへの出方が、裏方の範囲を超えないように出ているので、ちょうど良い塩梅(あんばい)でやられてるなと思いますね。
佐久間:最終的にこういう番組にたどり着きたくてやってますね。自分が面白いと思う芸人さんに冠番組を作りたい、そういうチャンスが与えられるようになりたいと思っています。YouTubeでも、自分は好きなんだけど、世間的な評価が追いついていないような芸人さんに出ていただいて、仕事が増えればいいなという思いでやっています。なので、まさにこの番組の実現が、自分がやっていきたいことなんです。
春日:それはもう『THE SECOND』を1人でやっているみたいなことですからね。
佐久間:気持ちとしては『THE SECOND』の気持ちでやっているかもしれない(笑)。