『僕の大好きな妻!』より、雛形あきこさんのコメントが到着しました。
百田夏菜子(ももいろクローバーZ)さん主演、土ドラ『僕の大好きな妻!』(東海テレビ・フジテレビ系)は、発達障害と診断された妻・北山知花(百田)と、夫・悟(落合モトキ)が前向きに生きる、ささやかな日常を描いたラブストーリー。
SNSでは「テレビドラマとして踏み込んだ内容!」「神回連発!」「毎回考えさせられる」と、大きな話題になっています。
出版社の垣根を越え、ノベライズも決定!
さらに、このたび、扶桑社によるノベライズ化も決定。
原作は、ナナトエリさん・亀山聡さん著「僕の妻は発達障害」(BUNCH COMICS/新潮社)。
原作(新潮社)のあるドラマとしては異例のことで、物語の内容に感銘を受けた扶桑社サイドがドラマチームに打診。
原作サイドも快くOKを出し、活字として『僕妻!』の世界が誕生することになりました。
ドラマ脚本をベースに、それぞれの登場人物たちの心情を丁寧に加筆したノベライズになり、最終回直前の7月下旬に店頭に並ぶ予定とのこと。
ドラマは、いよいよ第2章に突入!
そしてドラマは、いよいよ第2章へ。
第5話では、知花がアパレルの仕事を再開。そこで、副店長の青木由(中村加弥乃)や店員の山田早紀(真凛)ら新たな登場人物たちと出会い、誰もが抱える現代社会の “生きづらさ”が浮き彫りになっていきます。
そんな中、シングルマザーで知花が勤めるアパレルショップの店長・加賀貴子が後半戦のキーパーソンとなります。
演じるのは、雛形あきこさん。常にクールな物腰で、店員から「鉄の女」と恐れられている貴子ですが、実は仕事に子育てにと悩みは尽きません。
そんな貴子と出会うことで、知花の運命も大きく動き始めていきます。
今回は、雛形さんにドラマや役どころについて話を聞きました。
知花ちゃんの人生にも大きく関わってくる役
<雛形あきこ コメント>
――雛形さんが演じる、加賀貴子について教えてください。
貴子は、アパレルショップの店長で、知花ちゃんが発達障害だとわかったあとに、また社会に出て働き出す、一歩踏み出すところで出会う人なんですね。
そういう意味で、知花ちゃんの人生にも大きく関わってくる役です。
一方で、貴子自身も仕事ではスタッフをまとめる店長という立場で、また家庭では中学生の息子を持つシングルマザーということで、常に気を張って生きている。そんな彼女もまた、この出会いを通して影響を受けるのではないかと思います。

――貴子役を演じて、大変な点はありますか?
貴子はクールに振る舞っているけれど、ショップスタッフに言われたことについて気を揉んだり、息子との関係でも悩んだりしている役です。
ただ、スタッフにも「鉄の女」と陰で言われているように、あまり感情を表に出さないタイプ。
私も感情の起伏を抑えて演じていますが、ドラマですから、心の奥底にあるものを、見ている方に伝えていかなければいけない。そこが、なかなか難しいですね。
――百田夏菜子さんの印象は?
今回のドラマが初めての共演になるのですが、とても可愛らしい方だなと。
一緒に撮影をしていても、常に一生懸命な感じがこちらにも伝わってくるんですね。
だから、私も心配になったり、「助けてあげたい!」って気持ちになってしまうんですけれど、どうもそれが演技にも出てしまうみたいで…。
本来の貴子はクールな役なので、「ちょっと(知花に)やさしすぎです」って注意されたこともありましたね(笑)。

「どうしたらわかってくれるのかな」という方向に、気持ちを切り替える
――実生活では夫婦仲の良さで知られる雛形さんですが、知花と悟に、夫婦円満のコツをアドバイスするとしたら?
えっ!?何だろう…。でも、我慢しすぎないことが大事だと思います。
相手を思いやることはとても大事。とはいえ、そのために我慢しすぎると、その我慢が「相手のせい」みたいになってしまいますよね。
だから、そんなときは「何でわかってくれないんだろう」ではなく、「どうしたらわかってくれるのかな」という方向に、気持ちを切り替えるといいのでは?
お互いの間に、何か不満や意見の相違があるのなら、その場でぶつけてしまうのが一番いいのかもしれないですね。

――貴子は忙しい日常を過ごす役どころ。雛形さん自身のリラックス方法は?
家族との時間、でしょうか。一緒に食事を楽しむといった、ありきたりなことが、一番安らげるんじゃないかと思います。
私が仕事で本当に忙しいときは、家族が食事の用意を全部して待っていてくれたりして、本当に助けられています。
ドラマの中で、貴子の子どもはまだ中学生ですが、実生活では、娘もすでに成人なので自分のことは自分でやってくれますし、ときにはお風呂の準備をして待っていてくれたことも。
日常のそんなことをが、私の癒やしになっていますね。
――今後の見どころは?
ドラマの中で貴子とのパートは、知花ちゃんが社会との接点を作っていく部分。
彼女は、自分を受け入れてくれる職場がなかなか見つからず、転職を繰り返してきたという設定ですが、雇う側の会社としても難しいところですよね…。
ただ、そこで知花がどう考え、貴子がどう知花を受け入れるのか。お互いが納得できる着地点を探していく過程が、このドラマの今後の見どころのひとつだと思います。

百田夏菜子さん主演『僕の大好きな妻!』第5話は、7月2日(土)23時50分より、東海テレビ・フジテレビ系で放送されます。
<第5話あらすじ>
「やっぱり、働きたい!」。知花(百田夏菜子)は、猪突猛進でアパレル職復帰に成功。店長の加賀貴子(雛形あきこ)の元、順調に働きだしたように見えるが…。

夫・悟(落合モトキ)は、知花への心配が募る中、漫画の師匠・萬坊(小倉久寛)から新作へ猛烈なダメ出しをくらう。
そんな折、漫画工房の先輩アシスタント・佐竹(徳重聡)が工房を辞めると言い出し…。
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