『クロステイル ～探偵教室～』より、鈴鹿央士さんのクランクアップの模様とコメントが到着しました。

いよいよ最終回を迎える、鈴鹿央士さん主演、土ドラ『クロステイル ～探偵教室～』（東海テレビ・フジテレビ系）。

第7話の最後では、藤巻（草川拓弥）が、 匡（鈴鹿）たちの目の前で、匡の父・迅平（板尾創路）に刃物を向け、衝撃の告白。

最終回となる第8話では、藤巻の過去が明かされ、それにより一段と絆を深めた匡たち生徒が、自ら動き出します。

最終日はホテルで松村雄基、篠田麻里子との撮影

鈴鹿さんの撮影最終日は、とあるホテルのバーから始まりました。

第7話で登場した、東堂（松村雄基）から呼び出され、落ち合う場面。同業他社の東堂から「ジョーカーなんて辞めてうちに来い」と誘われるも「仲間がいるので」と断り、無理な約束を交わす緊張感あるシーン。

松村さんと“サシの演技”をするのですが、鈴鹿さんは気負わず、いつもの柔らかい空気感を崩しません。

その後、場所を変えて、ホテル内のレストランへ。純子（篠田麻里子）と張り込み中、東堂に邪魔をされるというこの場面も、第7話に登場。

高級レストランでの調査ということで、普段の匡役としては見ることのない、3ピースのスーツでビシッと決めた鈴鹿さん。

この日の気温は28度。夏日の中、窓を閉め、空調を止め、さらに照明を当てられての撮影にもかかわらず、そんなそぶりを、いっさい見せませんでした。

左から）飛田匡（鈴鹿央士）、堀之内純子（篠田麻里子）

ラストカットは転倒シーン！見事一発で成功

そして、いよいよ最後の撮影。同じレストラン内の、別の席に座っていた東堂がわざと出した足に、匡が引っかかって床に転倒するという場面です。

アクションがからむシーンだけに、足を出す側の松村さんから「本当にケガしないようにね」と気遣いの言葉をもらった鈴鹿さんは、周囲の心配を吹き飛ばすようなビッグスマイルを見せました。

鈴鹿さんが倒れ込む床の上には、カメラには映らないよう毛布が敷かれ、監督から“匡の動き”と“それを撮るカメラの動き”の説明を受けて、いざ本番。

鈴鹿のラストシーンの撮影風景

匡の転倒シーンは、見事一発で決まり、監督が「オッケー、グー、上手！」と絶賛すると、現場は熱い拍手に沸き、鈴鹿さんの撮影はすべて終了しました。

東堂（手前）に引っ掛けられ転倒する匡（鈴鹿央士）

監督から花束を渡された鈴鹿さんは「素敵なスタッフさんと共演者の方々と、本当に楽しくて幸せな毎日でした。途中から匡という役に入り込み過ぎて、よく眠たくなっていましたが、それは匡が眠たいシーンだったからで、僕が眠たかったわけじゃないので許してください（笑）。みなさん、お世話になりました。Part2、待っています！」とVサインをし、スタッフから惜しみない拍手が贈られました。

すべての撮影を終えた鈴鹿さんに、話を聞きました。

＜鈴鹿央士 コメント＞

――クランクアップを迎えた今の気持ちは？

撮影は、今年2月から始まり、初めは「少し長いかな？」と思いましたが、あっという間でしたね。

現場は本当に温かく、行くのが楽しみで仕方がなかったです。スタッフもキャストの方々も「この人たちだったからこそ良かった！」と思いますし、探偵教室の生徒も「この7人だったから生まれたものがある」と思いました。

本当に素敵な出会いだったので、終わってしまった今は、寂しいですね。

――鈴鹿さんの表情豊かな演技が、話題になりました。

そうらしいですね。小さなころから家族から「顔がよく動くね」と言われて育ってきたのですが、匡という役に出会って、普段抑えていたものが出たのだと思います（笑）。

――Part2をやるとしたら？

先生役か、プロの探偵か。はたまた僕が失踪するか、お父さんがまた失踪するか。きっと、何でもアリですね！

でも、それを全部やったら、もっとシリーズ化ができそうだから、Part2、3、いや、4や5といくらでも…あとは脚本家の八津（弘幸）さん次第です（笑）。

――最終回に向けて、視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。

第1話から物語に散りばめられていたことが、第8話でいろいろ回収されます。これまでも、各話それぞれ物語の展開を楽しめたと思いますが、最終回の前に第1話から見直すと発見があると思いますので、ぜひそうしてほしいなと思っています。

お父さんがいろいろあって、匡もいろいろあります。朋香（堀田真由）も藤巻（草川）も理子（檀れい）さんも東堂（松村）さんも、みんなにいろんな変化があって、見どころがギュッと詰まった大事な回なので、絶対見逃してほしくないです！

土ドラ『クロステイル ～探偵教室～』最終話は、5月28日（土）23時40分より、東海テレビ・フジテレビ系で放送されます。

＜第8話あらすじ＞

「小田切達也は、俺の親父だ」衝撃の告白とともに、迅平（板尾創路）にナイフを向けた藤巻（草川拓弥）。

匡（鈴鹿央士）と朋香（堀田真由）は、懸命に制止するものの…。

そんな中、発信者不明のメールが匡に届く。「お前の父親は、罠にハメられた」――。

純子（篠田麻里子）、野木（福山翔大）、丸川（伊藤正之）、都賀（遊佐亮介）らも匡に協力し、謎に立ち向かうことに。

しかし、不敵な笑みを浮かべる理子（檀れい）が、その前に立ちはだかる。

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