5月21日(土)10時25分より、フジテレビでは、作家の知られざる素顔や執筆の裏側を探求していくバラエティ番組『タイプライターズ~物書きの世界~』が放送される。
MCは、自身も作家として活動する加藤シゲアキ(NEWS)が担当。進行は宮司愛海アナが務め、ゲストとして作家の浅田次郎&俳優の中井貴一、さらに、月9『元彼の遺言状』の原作者・新川帆立が登場。
なお、加藤がフジテレビで単独MCを務めるのは今回が初となる。
そこで、明日21日の放送に先がけ、フジテレビュー!!編集部員Kが事前に番組を試写した。
“小説家の世界”に加藤シゲアキが迫る!

まずは浅田&中井を招いてスタジオトーク。二人は以前から交友があるといい、序盤から冗談を交えた軽快なトークを連発。MCの加藤も相づちを打ちながら楽しそうな笑顔を何度も見せる(その表情がキラキラと眩しい…!)。
さらに、今でも“手書き”で原稿を執筆するという浅田に対して、“パソコン派”の加藤が真っ向から反対意見を率直に明かすシーンも印象的。だがその伝え方がまったく嫌味にならず、浅田が考える“文字を手で書く醍醐味”がさらにディープに語られていく。
ほか、浅田が小説論を熱く語る場面では、「あなたもよく分かってると思うんだけども」と言われた加藤がタジタジになり、中井から「加藤くん…(笑)」とツッコまれてしまう場面も。浅田の圧倒的なオーラにやや緊張ぎみの加藤だが、そのぶん真摯さが伝わってくるようだった。さらに、新川が加藤のことを「先輩!」と慕(した)う場面もあり、同業者からも注目される“小説家・加藤シゲアキ”の姿を垣間見ることもできた。
その後も、“小説のアイデアがひらめく瞬間”や“作家になったと感じた瞬間”で加藤が作家陣と共通点を見つけるほか、俳優の中井や宮司アナと意気投合する場面もしばしば。
作家・俳優・アイドルなど多種多様なキャリアを経験してきた加藤だからこそ、それぞれの共演者の立場に立って共感しあい、MCとして彼らの本音をスッ…としぜんに引き出せるのだろうと、僭越ながらそう感じた。
『タイプライターズ〜物書きの世界〜』は、5月21日(土)10時25分〜 フジテレビで放送(※関東ローカル/FOD・TVerで見逃し配信あり)。