<試写室>身構えてたって、予測してたって、結局その予測を覆すどんでん返し!

公開: 更新: フジテレビュー!!
<試写室>身構えてたって、予測してたって、結局その予測を覆すどんでん返し!

いやー、今回もホント良くできてるッ!!!

うん、毎回、こればっかりで大変申し訳ないんですけど、しょうがないよね!だって良くできてるんだもの!!(逆ギレ)

で、もうこのドラマも4話目までくると、この作品への信頼感がある、いや信頼感しか、ないもんだから、随所に散りばめられてる、この人物…この展開…この怪しさ…この都合のよさ…やっぱこれ、なんかあるよね?…なんかあるに決まってるよね!…うん、やっぱなんかある!!え?これはなんもない??いやいや、やっぱなんかある!!“なんかある”に次ぐ“なんかある”!!!え!?待って??そこもなんかあんの!?そこまでなんかあんのかい!?どこまでなんかあんだよ!?!?マジかよ!!おいおい!そんなとこまでなんかあんのかぁぁぁ―――――――――いぃ!!っという(ザックリ表現しすぎ)、つまり、“?”からの、スッキリに次ぐスッキリ、終わって見れば、超超大爽快!になること間違いなし!!ですッ!!(鼻息)

『クロステイル ~探偵教室~』のシーン

「オトナの土ドラ」は(はい、これも、毎回言います)、“土曜の夜は眠らせない”がコンセプトだったのに、このドラマは大爽快ラストだから、とっても穏やかに眠れるよね。眠らせない、眠れないのは、考え過ぎちゃう主人公・匡(鈴鹿央士)だけ!!なんてな!!!うん、うまい!!(うまくない)

っというわけで、今回も導入部がおかしな一人芝居になったわけですが、このドラマはね、何がすごいかってね、「結局、これ全部なんかあんでしょ!?」ってわかって見ちゃってる、身構えて見ちゃってる…ってのに、ちゃんと終始ワクワクできる構造だし、身構えてたって、予測してたって、結局その予測を覆すどんでん返しも待ってるからすごいのです。

『クロステイル ~探偵教室~』のシーン

尋常じゃない“なんかある感”。だって、“山田一郎”なんだぜ!?!?

まず、今回の授業「行方調査」の物語が、いつものごとく、興味深いテーマで、その基本、イロハを知ることができる…という知的好奇心くすぐりまくりの展開。で、じゃあ、今回の講師は?ってのが、まさかの校長(檀れい)で、そっから“なんかある感”プンプン。だって、なんで校長なの!?じゃん。だからもうワックワク。でもって、校長「行方調査を教えるはずだった講師は、行方不明になりました…失踪した講師は“山田一郎”です!」っていう、そっからさらにかぶせて来る、尋常じゃない“なんかある感”。

だって、“山田一郎”なんだぜ!?!?そんなあからさまにとって付けたような名前、“山田一郎”が、なんもないわけないじゃない!!っという、もうその、とてつもない“振り”満載の導入部なもんだから、一体どんな“なんかある”が待ち受けてるのか?っていう、エンターテインメントで、1時間があっという間。でもって、きっと誰の“想像”も超えてくる、驚きまで与えてくれんだから、今回もどうぞお楽しみに!

『クロステイル ~探偵教室~』のシーン

うん、でね、やっぱりね、このドラマ、それだけじゃない…ってのがすごいのよ。知られざる探偵テク…とか、驚きの展開…とか、それだけに終始しない、“探偵”の上辺だけをすくったような、そんなお手軽なお話じゃなくって、ちゃーんと、今回の“行方調査”のパートを、通常の刑事モノで解決するような、謎解きミステリーだけで済ませることはしないで、しっかりと“探偵”たる物語に帰着させる。“行方調査で一番大切なこと”を、深く掘り下げてみせるんだから、深いの。だから、大人も子どもも楽しめる…そういうわけなんです。

今回の「なんかあった大賞」は、篠田麻里子

で、今回、まさかの、想像もしてなかった、“なんかあった”大賞(なんそれ)は、今回のメインを務める篠田麻里子さん演じる純子。あの、第1話で、最初に登場したときから感じてたあの感じ…。ツンとしてて、高飛車で、よくありがちな、ただの強がりガールね、はいはい、っていう(僕だけ)、どうせこんなキャラなんでしょ?って思わせて油断させた、純子が、この第4話で、ガラッと印象を変えてきます。

ちゃんとチャーミングで、切なくって、今回しっかり大人の女性、探偵として成長する…んです。で、見終わった後、どうしても応援したくなってしまうキャラクターになってるの…。だって、今回、僕ね、純子関連で登場した、“元カレ”の件、だったら、原稿用紙10枚はいけますよ。あいつ(=元カレ)なんやねん!!いいヤツぶりやがって!!腹立つ!!純子さしおいて、何してくれてんねん!!!あの、“オシャレなカフェ”、が余計腹立つわ!!!って、いかんいかん…これ以上言うとネタバレ&悪態しかつかないわ…。

っというわけでして、その辺の“元カレ”関連の旨味、も極上ですので、一体純子にどんなエピソードが待っているのか、そしてどんな“元カレ”がいたのか、こうご期待!!

『クロステイル ~探偵教室~』のシーン

“匡、うれしはずかし風呂上がり”!!!

そして最後に、お待ちかね!!今週の鈴鹿央士くん…匡のハイライト!!!なんだけど…。“匡、うれしはずかし風呂上がり”!!!という、あからさまなサービスショット!!あからさますぎんだろ!!!そこ、風呂上りである必要あんのか!!という、一瞬、怒りすら覚えたあと…だけど、鈴鹿央士くんって、子犬とか、ミーアキャットとかあの辺の、小動物かなんかだと思ってたけど(なわけない)、ちゃんと人間だったんだ…いや、ヒューマンだったんだ…いや、ホモサピエンスだったんだ…という謎の再確認をしつつ(意味わからん)、そんなわけのわからない邪念を、僕のアホみたいな邪念を、その後、見事に、物語としてオチをつけるという美しさよ!!!ちゃーんと、“風呂上がりである意味”、あるんです!!(当然)“邪念”してた僕、恥ずかしいわ!!

っというわけで、最後に(さっき最後言っただろ)、今週は匡のパパ(板尾創路)関連で、大きな動きがあります!!それ関連で“謎の男”が登場し、匡と対峙します!!で、その“謎の男”ってのが、松村雄基さん!!!!!もう“なんかある”に決まってるじゃん!!!“なんかある”マキシマム!!!!

『クロステイル ~探偵教室~』のシーン

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