『ミステリと言う勿れ』最終話に高畑淳子が出演!

公開: 更新: フジテレビュー!!
『ミステリと言う勿れ』最終話に高畑淳子が出演!

菅田将暉さん主演、『ミステリと言う勿れ』高畑淳子さんが出演します。

ミステリと言う勿れ』は、天然パーマがトレードマークの主人公・久能整(くのう・ととのう)が淡々と自身の見解を述べるだけで難事件や人の心の闇を解きほぐしていく令和版・新感覚ミステリー。

これまで、整(菅田)がその洞察力と膨大な知識で意図せずとも事件を次々と解決へと導いてきたり、一方で犬堂我路(いぬどう・がろ/永山瑛太)が妹・愛珠(あんじゅ/白石麻衣)の死の真相を探ったりと、さまざま事件が起きてきました。

そんな本作も第12話でいよいよラストを迎えます。新幹線で食べようと駅弁を購入した整は、一通り食事を終えてうたた寝していましたが、不意に隣に座った乗客・美樹谷紘子(みきたに・ひろこ/関めぐみ)が読んでいる手紙が目に入ります。

その手紙の内容を巡って、紘子と会話をしていると、ふと後ろに人影を感じ…そこに座っていたのが、高畑さん演じるサキです。

『ミステリと言う勿れ』のシーン

菅田将暉とおよそ6年ぶりの共演

高畑さんは、これまで何度も月9ドラマへの出演経験がありますが、今回は、菅田さんも出演していた『ラブソング』(2016年)以来、およそ6年ぶりとなります。

菅田さんとは、同じ作品への参加はあるものの、共演は初めて。今回演じるサキという役は、個性的というよりは、どこにでもいるような主婦の役ですが、ある秘密を抱えているという役どころ。

新幹線の座席という、ほぼワンシチュエーションで、ひたすら会話だけで物語が進んでいきます。

『ミステリと言う勿れ』のシーン

『ミステリと言う勿れ』最終話(15分拡大)は、3月28日(月)21時より、フジテレビで放送されます。

高畑淳子 コメント>

『ミステリと言う勿れ』のシーン

――『ミステリと言う勿れ』への出演が決まったときはどう思いましたか?

まず、菅田将暉さんとご一緒できるということで「あら、うれしいわ!」と、思いました。

原作は存じ上げなかったのですが、とても人気ある作品だとうかがいました。

――今回の役をどのように解釈されたのですか?

通常、いただく役は「こんな感じかな?」とピンとアンテナが立つんですけど、今回はなかなか難しく、セリフを覚えるのも苦労しました。

ハッキリとしたキーワードのあるお芝居とは、違う役に挑戦したという感じがすごく強いです。

本当に苦労していたのですが、それを松山(博昭)監督が「一連で撮影します」とおっしゃったので、「ひゃーー!」となって、必死にセリフを覚えました(笑)。

――監督とはどのような話を?

監督からは「リアリティを持って…」と、ご指摘をいただきました。

そこで、サキが思うこと、大事にしていることを普通のこととして考えなくてはいけないのだと思いました。

――原作の中でも、とりわけ不思議なエピソードです。

そんな回に私が出演することになってしまったんですね(笑)。ですけど、苦労して演じた分、できあがりがとても楽しみになっています。

――菅田さんとの共演はいかがでしたか?

菅田さんは、すでに役を自分のものになさってました。

お芝居では、絶妙なタイミングで他人の会話に空気のように滑り込んでいらっしゃるんですよ。

割り込むのではなく、別世界からフワッとした感じですね。それもリアリティのあるセリフというより、独特の哲学を織り交ぜるじゃないですか。

それを、菅田さんは難なくこなされます。立ち姿、居住まいから絶妙な雰囲気を醸し出されていました。

――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします

整のように謎を解ける人は、地に足がついているというか…。人間は誰しも日常の中で右往左往しながら生きていて、摩擦やトラブルが起きてしまいます。

それを解決しようとして、ときとして事件になってしまったりします。そんな事象を整のように俯瞰(ふかん)で見る力があれば、未然に防ぐこともできるでしょうし、カオスにならないようにもできるのではないでしょうか。

そんな“整エネルギー”が少しずつでも私たちにあればと、彼の資質を少しでも分けてほしいという感じもあります。

菅田さんは、普段からそんな“整資質”を持たれているような気がします。絶対にパニックにならないだろなと。

とにかく、整というすごく“ととのって”世界を見られる人と真反対の摩擦の中で、もがきながら生きているサキという人物を演じています。

両極にある人間の姿を楽しんでいただければと思います。

<第12話あらすじ>

美術展を見終わった久能整(くのう・ととのう/菅田将暉)は、東京へ帰る新幹線に乗車。

弁当を食べようとしたとき、隣席に美樹谷紘子(みきたに・ひろこ/関めぐみ)が座った。

何となく気恥ずかしい整は、早々に弁当を食べて寝てしまう。うたた寝から目覚めた整が、ふと隣席を見ると紘子が手紙を読んでいた。

便箋を見た整は思わず、“な、ご、や、に、は、く、る、な”と口にする。驚く紘子に、整は謝罪。だが、手紙にそんなことは書いていないので、紘子には意味がわからない。

整は文章ではなく、イラストの頭文字を並び替えたのだと教える。すると、紘子は、ほかの手紙も整に見せる。

紘子は、整に手紙は父からのものだと話す。両親を幼いころに亡くした紘子は、亡き母の親友が引き取って育ててくれた。

しかし、最近になり、紘子は育ててくれた母のクローゼットに古い手紙が隠してあるのを見つける。それが今読んでいた手紙で、父が今の母に宛てたものなのだが…。

そんな二人の様子を見ながら、徐々に席を移り近づいて来る人物がいた。ついに後ろの席まで来たとき、整が声をかける。それがサキ(高畑淳子)だった。

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