矢部浩之(MC)、出川哲朗、小島瑠璃子の3人が「鳥肌が立った」と言い、小島は「滝のように涙が出た」と表現した逆転劇が放送となる。
12月18日(土)21時より、フジテレビでは土曜プレミアム『目撃!超逆転スクープ7 家族を引き裂く衝撃のミステリー事件簿』が放送。
衝撃の大事件、大事故、感動の物語など、実際に起こった「まさかの大逆転ストーリー」を描く人気シリーズ特番で、今回は第7弾となる。
この番組の大きな特徴がプロジェクションマッピングを使った演出。スタジオの矢部浩之、出川哲朗、小島瑠璃子の目の前で、犯行現場を大迫力のプロジェクションマッピングで再現。
リアルな映像と効果音で、まるで事件の当事者・目撃者のような感覚を味わい、謎を解く鍵を“体感”できるのだ。

今回取り上げる事件は、2002年にアメリカ・ミズーリ州で起こった「11歳の少年の行方不明事件」、2009年にアメリカ・フロリダ州で起こった「セレブ妻の誘拐事件」。果たして、どんな衝撃的な事件で、そこからどんな“逆転劇”が展開していくのか?


<事件の概要>
■アメリカ・11歳少年行方不明事件/全米が「奇跡」と呼んだ生還までの4年3ヵ月の全記録!
2002年、ミズーリ州に住む11歳のショーンは、自転車で遊びに出かけたまま行方不明になる。大規模な捜索が行われたが、それも時間の経過とともに遺体の捜索に変わっていく。FBIが現地入りして誘拐の可能性を探るも、何一つ手がかりは見つからない。ショーンの両親は再婚しており、継父も必死で我が子を探し続けた。そして、数年たった頃、事件は急展開を迎える。
■アメリカ・セレブ妻誘拐/謎の誘拐犯の正体は?
2009年、フロリダ州の大豪邸に住む富豪リードに、妻・クインから「誘拐された」と電話がかかってくる。自宅には「3人組の男に捕まった」とのクインの書置きが。実はリードは不倫をしており、結婚生活も破綻していたため、警察は夫に疑惑をかける。そこに犯人から電話があり、身代金受け渡しの指示が。警察はその通りに動くが、受け渡しに失敗してしまう…。
フジテレビュー!!では、番組の収録を終えた矢部、出川、小島にインタビュー。感想を聞くとともに、2021年の振り返りと、来年の抱負も聞いた。
<矢部浩之×出川哲朗×小島瑠璃子 インタビュー>
――収録を終えての感想は?
矢部:1本目、2本目でまったく内容の違う実話VTRやったんですけど、11歳の男の子・ショーンが行方不明になるという1本目は、(自分の)長男のことを思い出してしまって。
(ショーンは)犯人に脅迫されて、(恐怖のあまり)自分が誰かって言えなくなるんですよ。それが「うちの長男もああなりそうやな」と思うと、(胸が)キューッとしましたね。
大事な思春期の数年を奪われて…ちょっとたまらなかったですね。

――小島さんはVTR中に泣いていましたね。
小島:ボロ泣き通り越して、滝みたいに涙が出ました。(ショーンのところに)警察官が来て、「君、誘拐された子じゃない?」と聞かれて、うなづくだけでいいのに、それすらもできなくさせるほど、心の奥から折られちゃっている。それほどつらいことがあったと想像したら、ちょっと言葉にならなかったですね。
だから、4年3ヵ月ぶりのあの瞬間に、この3人全員が同じタイミングで鳥肌が立ちましたよね。

矢部:ゾクゾクってきた。
出川:僕は、1本目と2本目のVTRの違い。1本目は、みんなと同じところで鳥肌立ったし、ジーンと胸を打つところもあったけど、2本目は心の底から腹立たしかったですね。思い出しても、腹立って、腹立って…。
矢部:いや、出川さん、ああいう女性いますよ、絶対。
小島:います、います。
出川:いる?あそこまでひどい女性ってなかなかいなくない?
あと、個人的に面白かったのは、1本目であんなに涙流していた純粋なこじるりちゃんが、2本目では「自分だったらこうする」とか言っていたのが怖すぎて。同一人物なのかな、って(笑)。

小島:両方とも私ですね。
矢部:その両方の感情を持たせてしまう出来事を男が作ってしまうんですよ。
小島:ああいうコメントはしちゃいけないんですけど、浮かんできちゃう(笑)。
出川:でも、いいの、こじるりちゃん。女性はちょっと悪女のほうが魅力的だから。
矢部:浅い…浅いフォローやな(笑)。
小島:男性にとって一番大事なのは仕事なんで、仕事を破滅させるっていう手もあるかな、とかって(笑)。
出川:怖い、怖い。もう、怖いわ、ホントに。

――番組は第7弾で、プロジェクションマッピングもさらに進化し、より参加型にもなっていました。そのあたりはいかがでしたか?
矢部:やっぱり、そこはすごくいいですよ。出川さん、ずっと「プロダクション」って言うてましたけど(笑)。リアルでドキドキしますよね。
出川:見ていてもそうですけど、実際に(事件現場をプロジェクションマッピングで再現したセットの)中に入ると、余計ドキドキしますね。だって、セットの壁をトントンって叩いたら、本当に開いちゃった(ように感じた)んだから。

矢部:錯覚やけどね。
出川:でも、実際やってみたらビックリしますよ。
小島:超能力者が出てくるシーンの再現がありましたけど、目の前で話を聞かされて、本当に(超能力者に頼る)両親の気持ちにさせるプロジェクションマッピングってすごいなと思いました。

出川:すごい進化してるしね。
矢部:第7弾になるとね、我々も勘が鋭くなってきている。それでも(事件の展開や犯人を)当てられないのがこの番組ですよね。
――放送が12月18日(土)ということで、今年を振り返っての感想と、来年の抱負をお願いいたします。
矢部:出川さんは思うやろけど、めちゃめちゃ早ないすか?歳重ねたら一年が。
出川:早い。
小島:私も毎年思う。毎年早くなっていっています。27歳で。
出川:そんなものじゃないよ。もっと早くなるから!
矢部:27なんて、まだ夢いっぱいよ。

小島:本当ですか?でも、(来年は)いろいろ企んでいます。何やるのが楽しいかなって。
矢部:何やってもまだまだ楽しいやろ。
出川:僕は、やべっちの相方(岡村隆史)と(田中裕二)とスモール3を撮らせてもらったんだけど、そのときに、やっぱり3人とも近くの字が見えなくて…。
矢部:しょうがない。老眼ね。
出川:これから頑張らなくてはいけないっていうときにヤバイね、って話になったんですけど、そんな心配はありつつも、僕の野望は、やべっちの隣で言うと笑われると思うんですけど、出川哲朗のMC番組というのを、いまだに諦めておりませんので…。
矢部:(MC番組)なかったでしたっけ?
出川:年末年始に何本かやらせてもらうんですけど、レギュラーというのはやっていないので、やっぱりそこは目標にさせてもらいたいっていう。
矢部:MCしたかったですか?
出川:それはずっと言ってるんですけど。
矢部:トークとか回したいんですか?
出川:回したいというか、コーラとか飲みながらゲストを呼んでしゃべったりとか…。

小島:(フジテレビの)『人志松本の酒のツマミになる話』のコーラバージョン?
出川:すごい簡単に言ったらね。
矢部:できるんじゃないですか?
出川:自分の冠番組はやらせてもらっているんですけど、MCっていう部分ではまだできていないので、そこは永遠の目標として。たぶん来年も心のなかに秘めていたいと思います。
矢部:僕は、今年歌手デビュー(※)したんですよ。だから、年末に歌番組で見れるで!(笑)
※12月22日にソロ歌手デビュー曲「スタンドバイミー」がCDシングルとしてリリースされる。
小島:すごーーい!
出川:緊張するよ?
矢部:いや、するでしょうね。スモール3、紅白(※)出ましたもんね。50歳になって、歌手デビューなんかすると思わへんかったから。新鮮だったし、なんていうんやろ、違うジャンルでやったら、新人(のような気持ちに)に戻れる。
※昨年の『紅白歌合戦』の松任谷由実のステージに登場しともに生歌唱を披露した。
小島:素敵!
矢部:チャレンジってやっぱりいいな、と思いまして。いろんな意見はあるでしょうけど、初めてやることって歳重ねるほど少なくなるんで。
小島:私もまだ歌手の夢あきらめなくていいんだ。

矢部&出川:全然よ!
矢部:こんなこと言ったらあれやけど、こじるり、できるよ。俺でできてるもん。…人生で初めてのレコーディングは震えるけどな(笑)。
出川:俺だって『紅白(歌合戦)』出たの56歳だよ。
小島:わぁ、すごい!!!
矢部:すごいよね。
出川:(小島の年なら)なんだってできるよね。
矢部:なんだってできますよ!セクシーな写真集だってできると思う。
小島:あははは!
出川:スタイルすごくいいんで。
矢部:何で知ってるの?
出川:俺、裸見たことあるの!裸っていうか、ビキニ、ビキニ。水着、水着!
小島:水着ですよ、ロケのときにね(笑)。
矢部:なんでそんなややこしい言い方するの?昔付き合ってたみたいな。
出川:いやいや、それはないけど(笑)。
矢部:ね。だから、来年も各々チャレンジしていきましょう。