ドラマの中に出ていたお店ぜんぶ紹介します Aぇ! group正門良規主演「京都のお引越し」

公開: 更新: ABCマガジン

舞台は、他にはない不思議な生活の空気と時間が流れる町・京都。大阪で働く27歳の俊也(正門良規)は、京都でアンティークショップを営む従姉の佐紀(蓮佛美沙子)に呼ばれ、店を手伝うことに。京都でさまざまな人やものと出会い触れ合う俊也の中に、自分も京都に住んでみたいという気持ちがふつふつと湧いてくる…。

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物語は、登場人物の関係性や心情を描くドラマパートと、実際にある店舗でのリアルなやり取りを捉えたドキュメンタリーパートがシームレスに行き交うという構成。主人公の心の機微とリアルな京都の息づかいを感じるストーリーが展開された。(TVer見逃し配信中)

 

(出 演)

正門良規(Aぇ! group)
蓮佛美沙子
安藤玉恵

 

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大宮俊也(正門良規)は美大を卒業後、大阪のディスプレイ会社で営業として働いている実家暮らしの27歳。ある日、従姉の市原佐紀(蓮佛美沙子)に呼ばれて、京都にやってきた。佐紀が営むアンティークショップを手伝ってほしいと頼まれたのだ。

“dialogue”(佐紀のお店)

京都市北区紫野南舟岡町82-1
Instagram:dialogue_antiques
https://www.instagram.com/dialogue_antiques/    

 

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地下鉄から自転車に乗り換えると、軽快に鴨川べりを走り出す。昔から色彩の細かな違いに心を惹かれていた俊也。空の色、緑の色、影の色、日本の古い色…普段は家と会社を往復するだけの生活だが、京都に来るとそんな色彩の感覚が戻ってくるような気がしていた。こうして向かったのは、老舗和菓子店。佐紀が注文していた「松風」を引き取るためだ。だが、和菓子店とは思えない店構えに俊也は驚く。そもそも「松風」とは一体何なのか。おそるおそる店に入った俊也は、女将と16代目当主から松風や店の歴史について教えてもらう。

“松屋常盤”(松風販売菓子店)

京都市中京区堺町通丸太町下ル

 

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松風を手に、佐紀の店に到着した俊也はさっそく店番を任される。姉のような存在の佐紀は、3年前に突然勤めていたアパレルの会社を辞めてアンティークショップを始めた。そんな“佐紀姉さん”のことを、俊也は「自由に生きているように見えてうらやましい」と感じている。夕方。佐紀の家で夕食を食べながら、俊也の実家の話をする2人。

“加藤順漬物店”(夕食で食べた漬物のお店)

京都市左京区二条大橋東入る大文字町165-2

 

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実は佐紀がアパレルの会社に入ったのは祖母や俊也の母の影響があったと明かし、俊也は少し驚く。そして食事を終えると、ついに松風の封を開けることに…。

“酒と肴 土と日”(佐紀の家)

京都市下京区大工町495

 

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翌日、佐紀に連れられてやってきたのはボタン屋さん。取れていた俊也のコートのボタンを新調しようというのだ。ボタンの専門店があることも驚きだが、色とりどりのボタンが並ぶ光景に圧倒される俊也は、店主にも手伝ってもらいながらじっくりとボタンを吟味する。

“ボタンの店エクラン”(ボタン専門店)

京都市中京区寺町二条下ル榎木98

 

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「京都って不思議な場所や…」。鴨川べりで1人、買ったボタンを眺めながらつぶやく俊也。そして今の自分について考えてみる。仕事に大きな不満があるわけではないし、実家暮らしも楽。だがそれが自分で選んだことかというと…。俊也の中に、ふつふつと何かが湧いてくる。自転車を走らせた俊也は、ふと目に留まった照明器具の店に立ち寄る。

“ARUSE”(照明器具と道具の店)

京都市上京区相国寺門前町699

  

佐紀の家で食事の準備をしていると、「ただいま」と女性が入ってきた。家具職人の平野奈緒(安藤玉恵)は佐紀の年上の友人。初めて会ったのは半年前にもかかわらず、今は半同居人状態なのだという。どちらも京都生まれではない2人の出会いもとても面白いものだった。翌日は奈緒が京都の店を案内してくれることになる。

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次の日、奈緒と訪ねたのは隠れ家のようなヴィンテージショップと、懐かしい昭和の陶器を扱う店。俊也が食器を眺めていると、奈緒から見透かされたように「引っ越そうと思ってるんでしょ?」と言われる。その後、宝ヶ池の森にやってきた2人。奈緒は京都に住むことにした理由を語る。

“民の物”(ヴィンテージショップ)

京都市上京区河原町丸太町上る出水町253春日ビル4F

 

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“長谷川陶器店(陶器のハセガワ)”(陶器を扱う店)

京都府京都市中京区楠町590-3     

 

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店に帰った俊也は、佐紀とごはんを食べに行くことに。納得するまでメニューを悩み抜く佐紀に、俊也は仕事を辞めて店を始めた理由を尋ねる。「京都に来ると街に受け入れられてる感じがした」と佐紀。そして2人で鴨川べりを歩きながら、俊也はあまり人には理解してもらえない自分だけの色の見え方、美大を卒業して一般職で就職した理由をぽつぽつと語り出す。

“グリル猫町”(俊也と佐紀がごはんを食べたお店)

京都府京都市左京区一乗寺築田町100-5

 

再び家に戻った2人。佐紀にコートのボタンを付け替えてもらった俊也は、佐紀にある決意を伝える…。

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 京都の美しい街並みは必見。その街の中で、普段はどこにあるのか見つけるのが難しい隠れ家的お店と実際にそのお店で働いている店主の方々との会話してみるのも心地よいかも。

ドラマ「京都のお引越し」はTVer見逃し配信あり(ABCテレビ)