あなたも“買い物弱者”かも? スーパーの閉店ラッシュは田舎だけの問題じゃなかった

公開: 更新: ABCマガジン

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10月に岸田総理が都内のスーパーを視察した裏で、ある問題が起きていた……。それは、全国で相次ぐスーパーの閉店ラッシュ! 気軽に食料品や日用品を購入できない「買い物弱者」が増えているのだ。田舎だけではなく、都心にも急増しており問題になっている。

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「買い物弱者」とは、自宅からスーパーやコンビニなどの店舗までの距離が500メートル以上あり、自動車の利用が難しい65歳以上の高齢者らのことだ。農林水産省の調査によると、買い物弱者は全国に約825万人もおり、高齢者の約4人に1人が当てはまるという。

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都心に住む人々は、「地方だけの問題」と安心してはいけない。実は、東京・大阪・名古屋でも買い物弱者が急増しているのだ。農林水産政策研究所の調査において、三大都市圏の買い物弱者は2005年では約262万人だったが、2015年では約377万人に達したという。10年で45%以上も増加したのだから、現在はさらに増えているだろう。

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買い物弱者が急増している理由の1つは、相次ぐスーパーの閉店だ。鳥取では17店舗、青森では24店舗、兵庫では16店舗の閉店が決まった。では、なぜスーパーは閉店してしまうのか?

その原因が3つあると語ったのは、移動スーパー「とくし丸」の創設メンバーであり、全国の買い物弱者について対策する専門家・村上稔氏だ。

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村上氏いわく、「大手スーパーとの価格競争に勝てないから」「少子高齢化だから」「交通手段が限られているから」だという。高齢者は免許の返納が推奨されていることから、「買い物弱者は(全国に約825万人と言われているが、)1000万人くらいの規模になっていく」と村上氏は予想した。

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そんな村上氏が買い物弱者の対策として紹介したのは、移動スーパーだ。地域のスーパーと連携した販売パートナーが、軽トラックで商品を販売するサービスで知られている。田舎で目にしたことがある人は多いだろう。利便性と収益の持続性に優れているのはもちろん、「買い物客の話を直接聞くことができるので、見守りや安否確認としての役割もある」と村上氏はアピールした。

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急増する買い物弱者については、情報バラエティ番組『教えて!ニュースライブ 正義のミカタ』10月28日放送回で詳しく紹介された。動画配信サービスTVerで無料配信中の同放送回では、緊張状態が続く中東の紛争問題や、期待が高まるプロ野球日本シリーズについても学べる。

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「自宅からスーパーやコンビニまでの距離が500メートル以上」「自動車の利用が難しい」「65歳以上の高齢者」……もしかして、あなたや身近な人は「買い物弱者」になるかも? 情報バラエティ番組『教えて!ニュースライブ 正義のミカタ』を無料配信中