慶応、前回王者・仙台育英を破って107年ぶりに甲子園優勝 “プリンス”丸田選手の先頭打者本塁打含む猛攻撃で8得点

公開: 更新: ABCマガジン

107年ぶりの優勝を目指す慶応VS史上7校目の連覇達成に挑む仙台育英の試合をもう一度……。球児たちの汗と涙、情熱、彼らを見守る人々の声援、全てに感動する高校野球のドキュメンタリー番組『熱闘甲子園』を無料配信

「夏の甲子園」こと第105回全国高等学校野球選手権記念大会14日目となる8月23日。決勝は、神奈川の慶應義塾高等学校(以下「慶応」)が連覇を狙う宮城の仙台育英学園高等学校(以下「仙台育英」)に8対2で勝利して優勝した。「慶応のプリンス」こと3年生・丸田選手の先頭打者ホームランから始まった猛攻撃によって、慶応は107年ぶりに夏の頂点に立った。

大正時代から始まった夏の甲子園第2回大会以来107年ぶり2度目の優勝を目指す慶応と、史上7校目の夏連覇達成に挑む仙台育英……。2校は「春のセンバツ」こと第95回記念選抜高等学校野球大会でも対戦しており、この時は延長10回タイブレークの末に仙台育英が2対1でサヨナラ勝ちを収めた。因縁浅からぬ2校の再戦、そして、どちらが勝っても新たな歴史が刻まれるとあって、甲子園は多くの応援客で埋め尽くされた。

注目の決勝は、初回から慶応が人々をどよめかせた。端正な顔立ちと驚異の出塁率から「慶応のプリンス」と話題の3年生・丸田選手が、なんと1打席目からホームランを放ったのだ。ちなみに、夏の甲子園決勝での先頭打者ホームランは史上初の快挙。

沸き上がるアルプススタンドの大声援の中で丸田選手が笑顔でホームインすると、さらに3年生の渡邉選手がヒットでつなぎ、2点を獲得した。

前回王者のプライドで、一時は慶応に1点差まで追いついた仙台育英だが、あと一歩のところでなかなか逆転できなかった。さらに、5回表で熱が増した大声援に圧倒されたのか、仙台育英はたびたび守備にほころびを生じさせてしまい、丸田選手を含む慶応ナインに5点も奪われた。

それでも逆転を狙って粘り強くバットを振り続ける仙台育英ナインに対し、5回裏から登場した慶応の2年生エース投手・小宅選手は追加点を許さなかった。小宅選手は最後まで無失点に抑え、慶応は仙台育英に8対2で勝って3486チームの頂点に立った。

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