飯豊まりえが主演を務める『ひねくれ女のボッチ飯』(テレビ東京系、毎週木曜24:30~)の第3話が、7月8日に放送。ネット上では、下野紘の“癒しの声”に注目が集まった(以下、ネタバレが含まれます)。
グルメ系SNSで偶然繋がったひねくれ女と悩める男。二人は会えないながらも惹かれあい、やがて“一人飯”にハマっていくシュールでほっこり癒し系グルメドラマ。人づきあいが苦手で友達もいない、ひねくれ女・川本つぐみを飯豊、柄本時生がアカウント名「ホワイトホース」(王子)として、SNSに食事の写真を投稿する男・白石一馬を演じる。また、人気声優の下野が“ホワイトホースの声”で出演中。
「酒を買う際になぜ年齢確認をしなければならないのか」「買ったクッキーが小さくなった」。それは法律やメーカーの話で、コンビニ店員の自分に文句を言われても、どうすることもできない。しまいには、弁当の中に入っているポテトサラダを一緒に温めた、と客の木口るり子(鳥居みゆき)から詰められる始末。つぐみは、クレーム対応に追われていたが、店長の三好哲也(ダンディ坂野)も、同僚の岡林早苗(片桐はいり)も、空気のように気配を消し、誰も助けてはくれなかった。
休憩所で、つぐみは「好き放題言いやがって。トリプルクレーマーが! 全員性格悪そうな顔して、全員イライラして、全員カルシウム足りてねーんだろ」と苛立ちを吐く。
そんな中、王子の投稿が。どうやら居酒屋に行ったらしい。王子も理不尽な人たちに心をえぐられ、言葉の暴力を振われたらしい。また、つぐみと同じ状況である。王子は続ける。
「人は皆、花である。花には、さまざまな虫が集まるものだ。美しい蝶もいれば、毒を吐く害虫もいるだろう。しかし僕は、どんな虫も追い払うことはしない。なぜなら僕は花だから」
その後も延々と続くポエムに「安定の長さ。癖になってきた!」と微笑むつぐみ。そして、女子一人には厳しい外観の居酒屋へ。緊張しながら入ると、カウンターに促される。若干、怯えながらも、居酒屋メニューを堪能。そこに、常連の長さん(玉袋筋太郎)がやってくる。
ネット上では下野に反響が。「優しい声がしみていく」「いい声なのに、クスッと笑ってしまった」「(ホワイトホースの投稿が)毎回ポエマーなようで、深そうなこといっておいて、実は違うのが、面白い」「癒されまくった」などのコメントが寄せられていた。
次回第4話は7月15日に放送。ホワイトホースのインスタにお洒落なピザの写真がアップ。つぐみは、テイクアウトすることに。