関ジャニ∞、消息を絶っていた先輩ジャニーズJr.の“メッセージ”に感動…視聴者も「涙腺崩壊」の声

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関ジャニ∞(横山裕村上信五丸山隆平安田章大大倉忠義)が、12月16日に放送された『あいつ今何してる?』(テレビ朝日系、毎週水曜18:45~)に出演。元関西ジャニーズJr.メンバーの登場に感動する一幕があった。

「学生時代の同級生が今何をしているか?」というゲストの疑問を調査する同番組。MCは、ネプチューン原田泰造名倉潤堀内健)が務める。

10代の頃から共に過ごしてきた関ジャニ∞全員が消息を気にする人物がいるという。それは、元関西ジャニーズJr.の福原一哉さん。村上と横山の方が年上だが、キャリアは福原さんの方が上。当時の関西ジャニーズJr.は縦社会で先輩・後輩関係がしっかりとされていたが、唯一福原さんとは距離が近く、丁寧にダンスのフリを教えてくれることもあった。横山曰く「福原くんからしたら屈辱やと思うんですよ。嫌な顔をひとつせず、後輩と一緒に頑張っていた印象」という。そんな彼がなぜジャニーズを辞めたのか、今の関ジャニをどう見ているのか気にするメンバー。今でこそ感謝を伝えることができるが、当時は言えなかったと悔やむ。

スタッフは福原さんと繋がることができた。彼の現在の姿が明らかになると、スタジオにいた関ジャニは「変わっていない!」「めっちゃ恰好よくなっている!」と驚く。そしてインタビューへ。

福原さんは、KinKi KidsV6のバックで全国ツアーや海外公演に帯同。デビューを夢見たが、2002年に関ジャニ∞が結成される。当時の思いを訊ねると「そこはもういくって分かっていたので、悔しさはなかったですね。単純におめでとう(って思った)」と振り返る。退所理由については「Jr.内で2人のユニットを組ませてもらっていたんですけど、相方の子が辞めちゃって。僕も20歳になっていたので“そろそろかな。自分の中でけじめつけんとな”って決心しました」と告白。VTRを見ていた横山は「当時は20歳が(進退を決める)ボーダーラインやったよな」とつぶやく。

辞める決断に辛さはなかったのか問われると「ありましたね。6年在籍していたんですけど、仕事が楽しかったので、本当に悩んで辞めました」という。ずっとダンスをしていたこともあり“踊りたい”という気持ちはあったとしつつも「ほんとんど誰にも言わずに(退所した)」と振り返った。

その後、関ジャニは2004年にデビュー。一方、福原さんはアパレルや飲食店でアルバイトをしながら社会経験を積み、25歳で食品配送会社に就職。現在は、食品包装資材をスーパーに納品したり、ラベルのデザインを考えたりする仕事をしているという。

関ジャニが自分について喋っているところをVTRで見ることに。時には笑顔で、時にはツッコミを入れながら視聴した福原さん。「めちゃめちゃ嬉しいですね。絶対忘れていると思っていました」と回顧する。スタッフが、後輩に接することが“屈辱”だったのではないかと横山のコメントを引用しつつ問うと「それはまったくないですね。そういう気持ちでやっていたら、もっと前に辞めていたと思います。みんないい子やったんで、それが一番です」と語る。横山はそんな彼に「福原くんがいい人なのよ!」とコメントした。

じつは退所後、関ジャニのライブを観戦しに行ったことがあると告白。この事実にメンバーは驚く。福原さんとしては単純に見たかったということで、自分でチケットをとって京セラドーム大阪の公演へ。一緒に頑張っていたメンバーがドームを満員にしており「カッコ良かったです」と感慨深かったという。挨拶に行こうとは思わなかったのか、と問われると「僕からしたら忘れているだろうなと思いました」と言うが、関ジャニは「いやいや!」とかぶりを振った。さらに、現在でも彼らのレギュラー番組や歌番組をよく見るといい、彼の言葉に横山や丸山は涙する。

最後に福原さんからメンバーに「僕の人生の中で、みんなとやってきた時間は宝やと思っています」とメッセージが贈られた。丸山は涙を溢れさせながら「(当時のことを)覚えてくれていたのが嬉しかったです」と声を震わせる。横山も「僕ら以上に僕らのことを分かってくれていた」と振り返った。

インターネット上では「丸ちゃんの涙に泣いちゃう」「後輩の活躍を僻むこと無く良かった、かっこいいって言える先輩が一番かっこいい」「福原くんのメッセージを見守る関ジャニ∞の表情だけで涙腺崩壊する」との声があった。

次回は1月6日に放送。小池徹平松本伊代の気になる人が登場する。

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