戸田恵子演じる波恵が伯朗の味方に!?視聴者も「思ってるほど敵じゃないよな」と納得『危険なビーナス』第5話

妻夫木聡が主演を務める日曜劇場『危険なビーナス』(TBS系、毎週日曜21:00〜)。11月8日に放送された第5話では、矢神家の遺産管理を握る波恵(戸田恵子)が見せたまさかの展開に、インターネット上で「伯朗さんが思ってるほど、敵じゃないよな」との声が上がった(以下、ネタバレが含まれます)。

東野圭吾の同名小説が原作のミステリードラマ。主人公の伯朗(妻夫木)が、異父弟・矢神明人(染谷将太)の失踪をきっかけに、謎の美女・楓(吉高由里子)とともに名家・矢神家の遺産をめぐる争いに巻き込まれていく。

矢神家の倉庫に保管されている遺産の再確認を行いたいと波恵は楓に語る。明人が帰ってこない場合は親族で遺産を分配するため、その資産価値をあらためて鑑定しておきたいのだという。さらに波恵はそれを今夜行うと告げ、楓は驚く。

同日夜、康治(栗原英雄)の殺害を予定していた祥子(安蘭けい)は、波恵の突然の行動にいらだちながら、実行役の看護師・杏梨(福田麻貴)と矢神家使用人の君津(結木滉星)を呼びつける。「親族たちが集まるなかで実行は難しいのではないか」とふたりは進言するが、「これはむしろチャンスよ」と、祥子は予定通りの実行を指示する。

杏梨(福田麻貴)、祥子(安蘭けい)、康治(栗原英雄)
杏梨(福田麻貴)、祥子(安蘭けい)、康治(栗原英雄)

伯朗の務める動物病院に、差出人不明の封書が届く。中には「今夜、康治が殺される」と一行だけ書かれた手紙が入っていた。その後、楓が病院を訪れ、伯朗と蔭山(中村アン)をランチに誘う。「お邪魔みたいなので」と身を引こうとする蔭山だったが、優柔不断な伯朗は蔭山をむげにできない。結局3人でランチに出かけることとなり、その席で伯朗はふたりに手紙を見せる。「『殺す』ではなく『殺される』ですから、殺害予告のようなものとは違うと思います」と蔭山。手紙の主は、危機的状況を伯朗に伝えようとしているのではないかと推理する。

楓(吉高由里子)
楓(吉高由里子)

その後、伯朗と楓は矢神家へ。康治のベッドの下に隠れ、殺害計画の犯人を探ると言い出した楓を伯朗は止めようとするが、逆に楓から「チェンジ」を持ちかけられる。「僕にはそこまでして康治氏を守る理由はない」と憤慨する伯朗。育ての親である康治をなぜ邪険に扱うのかと楓に問い詰められ、伯朗はその理由を語りだす。伯朗は幼いころ、康治が凄惨な動物実験を行っていることを知ってしまい、康治に心を閉ざしていたのだった。

その夜、親族が集まる裏で、祥子たちは着々と康治殺害の段取りを進める。祥子は杏梨に抱きつく隆司(田口浩正)の前に現れて弱みを握り、殺害計画のメンバーに取り込む。ベッドの下に隠れた楓が伯朗に「犯人は祥子」と伝えようとした矢先、祥子はベッドの下にスタンガンを差し込み、楓を気絶させた。

遺産の鑑定は予定通りに始まり、祥子たちも何食わぬ顔で参加する。遺産の物色に夢中の親族たちを尻目に、波恵は禎子(斉藤由貴)の遺品が詰まった段ボール箱へと伯朗を案内する。自分の写っていない家族アルバムに伯朗は肩を落とすが、最後に貼られていた1枚の写真を目に留め、絶句する。そこには、禎子、伯朗とともに微笑む康治の姿があった。

「伯朗さん、兄のためにいまあなたができることがあるのでは?」と波恵。すべての意味を悟った伯朗は、康治の部屋へと駆け出す。そのころ杏梨らの手によって、康治につながる酸素ボンベのバルブが閉じられはじめ……。

伯朗(妻夫木聡)、楓(吉高由里子)、康治(栗原英雄)
伯朗(妻夫木聡)、楓(吉高由里子)、康治(栗原英雄)

これまでの冷徹なイメージから打って変わり、温かな眼差しで伯朗を助ける側にまわった波恵。ネット上では「伯朗さんが思ってるほど、敵じゃないよな」「物言いは冷たいけど実は純粋に家を守りたくて愛とか温かさを理解できる人っていう波恵さん」「波恵は伯朗のことを決して嫌いじゃないんだなぁ。伯朗が八神家に対して誤解している部分も多々あるような気もする」と、納得の声が上がった。

同時に、恐ろしい迫力でヒールを演じる祥子役・安蘭の演技にも「祥子さんがキレッキレやね」「舞台を観ているようだった」と称賛の声が寄せられていた。

次回11月15日放送の第6話では、伯朗の母・禎子の死の真相が明らかとなる。