ロッチ中岡『キングオブコント』再出場に意欲を燃やすも相方・コカドの夢は…?

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ロッチ中岡創一コカドケンタロウ)が、11月3日に放送された笑福亭鶴瓶がMCを務める『チマタの噺』(テレビ東京系、毎週火曜24:12~)に出演。後編となる今回は、ロッチ結成に関わった人物であり、現在もネタ作りを一緒にしている構成作家の酒井義文さんをインタビューした。

ロッチ結成について、酒井さんは「沖縄旅行が大きかったと2人は言っている」とコメント。実はコンビ結成前、中岡は結婚を理由に芸人を引退。父親のコネで、愛知県豊田市の自動車工場に就職し5年ほど働いていた。しかし、結婚が破談となった頃、時同じくして、コカドが当時コンビを組んでいた相方も失踪してしまったことから、酒井さんは傷心の2人を誘い沖縄旅行へ。久々に再開した2人は旅行を存分に楽しみ意気投合した。そこで酒井さんが間に入る形で、2人はコンビを結成することになったという。

しかしながら、5年のブランクからか「中岡が全然おもろない」と酒井さん。「ネタを飛ばすし覚えられないし、笑わせる言い方ができない」と続け、ネタ作りの最中に中岡から「もう無理かもしれん」という発言が飛び出したという。するとコカドが「覚えられないなら、創一が読むだけでええネタ考えよか」と、中岡のために台本を読みながらできるコントを考案した。

また、ロッチへの要望として酒井さんは、「コカドくんがお笑いの直球のところで頑張っていない」と指摘。大喜利はコカドの方が得意なのに逃げていると話す。また、コカドとはプライベートでお笑いの話をしたことが1回もなく、あるのはコカドのモテ話などしょうもない話ばかり。さらに、単独ライブ後など、中岡からは感謝のメールなど熱いメッセージが届くが、コカドからは一切ないという。それについて酒井さんは、「(コカドは)感情を出さない人かなと思っていたんですけど、大好きな大槻ケンヂさんに初めて会った時に大号泣してまして」とコカドが感情を爆発させたエピソードを交えた。

それをVTRで見たコカドは、酒井さんを3人目のロッチと捉えているため、中岡に感謝の気持ちを言葉にしないのと同じだと理由を明かす。それから中岡は、ネタ作りは2人にお任せしている身だが、自信作ができているので『キングオブコント』出場を視野に入れていると発言。鶴瓶は再挑戦するべきだと背中を押すが、コカドは「ラジオやりたい」と、芸人としての夢の1つはラジオだと打ち明けた。

次週11月10日は、岸井ゆきのがゲスト出演する。

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