『ルパンの娘』のマツ役で話題のどんぐりにインタビュー!「白塗りは全然大丈夫」唯一のNGとは?

深田恭子さん主演のドラマ『ルパンの娘』(フジテレビ系、毎週木曜22:00~)が、10月15日に15分拡大スペシャルでスタートします。2019年7月期に放送され、人気を博した同名ドラマの続編となる本作。泥棒一家の娘・三雲華(深田)と警察一家の息子・桜庭和馬(瀬戸康史)の“禁断の恋”を描く物語の中で、どんぐりさんは華の祖母・三雲マツを演じています。

2018年公開の映画デビュー作『カメラを止めるな!』が話題を呼びブレイク。前作の『ルパンの娘』が連続ドラマ初レギュラー作品で、当時、出演が決まった際には「ドッキリだと思った」というどんぐりさんに、前作の反響から出演者との裏話、今作の見どころまで聞きました。笑いあり、涙ありのインタビューをたっぷりとお届けします。

――前作の出演が決まった際はドッキリを疑ったそうですが、今回はいかがでしたか?

今回はドッキリとは思わず、素直に嬉しかったです(笑)。インスタやTwitterに「続編が見たい」とか「ルパンロスです」というご意見をたくさんいただいていたので、続編ができたらいいなという思いはありました。

――前作の反響はとても大きかったと思います。

すごかったですね。以前、駅員さんに「バスが渋滞しているか」を聞いたんです。それで(渋滞しているとわかって)バスをやめて電車に乗ったら、席の後ろから「ルパンのおばあちゃんが、(渋滞情報を)聞いてくれてよかったよね」と聞こえてきて。その方たちは私と駅員さんの会話を聞いてバスじゃなく電車にしたみたいなんですけど、(顔が)バレてないと思っていたら、バレとった〜と思って(笑)。

「ルパン見ました」とか「おもしろかったです」とか声をかけてもらうことも多くて、すごくいい作品に出させていただいたなと思っています。

前作の反響はとても大きかったというどんぐりさん
前作の反響はとても大きかったというどんぐりさん

――そんな作品の続編ということで、プレッシャーはありますか?

撮影が始まる2日前くらいから、なんとも言えない不安な気持ちになりました。前作では、できないことを見守ってもらいながら、みなさんのおかげで最後までいけたなとすごく感じたんです(お話しながら、涙を浮かべるどんぐりさん)。みなさんとまたお会いできるのは嬉しかったけど、前回よりも自分が成長していないといけないわけで……。でも、それまではずっと「楽しみやな」と思っていたので、自粛期間中も『ルパンの娘』の撮影があるということが、大きな心の支えになっていました。

――『ルパンの娘』を通して、俳優としての意識に変化はありましたか?

より深く、役と向き合っていきたいと思うようになりました(再び目を潤ませるどんぐりさん)。当たり前のことなんでしょうけど、みなさんは全てを瞬時に捉えていらっしゃる。目の前で、“本当の役者の姿”を見せていただいている感じがします。

――続編の撮影に入ってみていかがですか?

今頃“勉強”とか言っていたらダメなんですけど、教えていただきながら、助けていただきながら撮影しています。渡部(篤郎)さんが「さっきのところは、こうしたほうがいいんじゃない?」とサラッと教えてくださったりするんです。

――たとえば、どのようなことを?

私、免許は持っているんですけど、40年くらい車に乗っていなかったので、ブレーキを踏むシーンで「ブレーキって、どっちでしたっけ?」というレベルで(笑)。そしたら渡部さんが「最初から足を真ん中に置いておいたほうがいい」とアドバイスしてくださいました(笑)。ほかにも「さっきのシーンは、こうだったからおもしろかった。だから、次もこうなったらいい」とか、「このセリフの間を詰めた方がスムーズに行く」とか、細かいことまで教えてくださいます。

――すごく充実した現場なのではないでしょうか?

そうなんです。だから、毎日があっという間です。この間、華ちゃんと2人のシーンで、深田さんがパッと私の手に触れて「手が冷た~い」と、手をほぐしてくださったんです。その時には、めちゃめちゃ最高の気分で、みんなが私をうらやましがるだろうなって(笑)。

どんぐりさんが思う深田恭子さんの魅力とは?
どんぐりさんが思う深田恭子さんの魅力とは?

――うらやましいです(笑)。どんぐりさんが改めて思う、深田さんの女優としての魅力を聞かせてください。

深田さんは、もうイメージのままだと思います。優しさが画面から溢れていますよね。撮影の時には、たとえば悲しい場面だったりすると、華ちゃんのお顔を見ているだけで、マツとしても引き込まれて本当に切なくなってくるんです。「女優さんになるために生まれてきた方なんやろな」と、よく思います。

――ふだん三雲家キャストのみなさんでいる時は、どのような空気感ですか?

みんなそれぞれにお話していますが、渡部さんが何か一言言うと、現場がパッと盛り上がりますね。今作ではなかなかお会いできていないのですが、前作の時、麿(赤兒)さんは前室で会うと必ず「お母ちゃん!」と声をかけてくださったり、小沢(真珠)さんからお子さんのお話をお聞きしたりと、とてもいい空気感でお仕事をさせていただいています。

――チームワークでは桜庭家に負けない?

そりゃあ、三雲家でしょ~!(笑)。でも、桜庭家の方々と一緒にいる時も、本当に楽しいです。瀬戸さんも、前回初めてお会いした時に私はすごく緊張して「テレビで見た人や!」と(笑)。でも、大阪弁のマネをして、リラックスさせてくださいました。信太(昌之)さんとは落語の話をしたり、マルシアさんからはブラジルのお話をお聞きしたり、本当にありがたいです。

久しぶりに泥棒スーツを着て…
久しぶりに泥棒スーツを着て…

――久しぶりに泥棒スーツを着られて、いかがですか?

パツパツでした! 前より身の付きがよくなったみたいで(笑)。しばらく使っていたから多少は緩んでいるはずなのにピッチピチで、ふくらはぎのところとか「座ったら危ないんじゃないかな?」と言ってたくらい。

――(笑)。やはりスーツを着ると気分がのりますか?

やっぱり嬉しくなりますし、大好きですね。この作務衣とかもサイズを合わせて作ってくださっているので、ぴったりなんです。子供服から探していただいてる衣装もあって、「こういうの着たことない!」と毎回気分があがります。

――前作では、ヨコハマメリーさん(役名は大阪ジェーン)のパロディが素晴らしかったですが、衣装についてNGはあるんですか?

ジェーンさんは今回も着ました! 白塗りは全然大丈夫ですけど、体の露出が多いものはNGです(笑)。続編でも、ほんまに楽しい衣装がいっぱい出てきますよ。

――楽しみにしています。そして、マツには「お茶の子さいさいや!」というおなじみのセリフがありますが、このセリフを言う時に気をつけていることはありますか?

(ポーズを取りつつ)お茶の子さいさいや~!(笑)。キレよく言うことを心がけていますね。毎回、気合い入ってます。

――「Lの一族」は泥棒ですが、悪人からしかお宝を盗みません。そんなところにも、ドラマのおもしろさがありますよね。

ドラマの中で泥棒自体は悪いことだけど、そのおかげで悪事が暴かれていくので、世の中のためにもなっている。家族の絆だったり、いろんな要素が含まれていたりして、世間一般で言う“善悪”だけじゃない気がします。すごく深い物語ですよね。

――最後に、マツさんについて注目してほしいところ、そしてドラマの見どころをお願いします。

マツは、いつも華ちゃんと和馬くんを応援しています。華ちゃんへの思いは誰よりも深いつもりでいるので、皆さんにも華ちゃん、和馬くんを応援してほしいです。尊さん(渡部)と悦子さん(小沢)のラブラブぶりも楽しめるし、渉くん(栗原類)にもいろいろな変化があります。

桜庭家との同居生活は、どうなっていくのか。新たに探偵さん(北条美雲/橋本環奈)が出てくるので、その裏に何があるのか。前作も、一瞬たりとも見逃せない感じだったけど、今回も1話から「えぇ~!?」という展開。脚本の(徳永友一)先生の頭の中ってどうなってるんだろうなって思うくらい、すごくおもしろいです。本当に楽しみにしていてください!

あとは『ルパンの娘』の公式Twitterとインスタを、皆さんフォローしてください! 共演者の方たちや、音楽を作っていらっしゃるFace 2 fAKEさん、徳永さんもTwitterを利用されていますので、いろんな方のSNSを見ていただきたいです。たくさん情報を知っているほうがドラマをもっと楽しめると思います。是非是非。

(取材・撮影:勝浦阿津希)

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